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中小企業と個人事業の時代に!?自営業のメリット・デメリット!

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不景気のご時世に、これから先の自分の生活と理想の収入を考えた時に、個人事業や自営業はとても大きな意味をもつ選択肢となってくるでしょう。これからの時代はより小規模な企業や個人が積極的にビジネスに参入していくべきです。今回はそんな個人事業の長短所について考えていきましょう。

これからの時代はより個人が柔軟に働いていける時代!

現代には非常に多くの生活スタイルやライフスタイルが存在します。それに合わせて雇用の場も非常に幅広くなっており、正社員として会社で働くだけでなく、アルバイトやパートに契約社員、派遣社員など幅広い雇用の形態が存在し、それぞれのライフスタイルに合わせて多くの選択肢の中から仕事を選ぶことができるような時代となりました。そして、インターネットが発達し、パソコンを誰でも所有するようになったことで、よりビジネスの場は広がっています。

もはやパソコンやインターネットは企業や個人のプライベートとしてだけでなく、個人が効率的にビジネスを展開していける有効なツールでもあります。インターネットやパソコンを利用することで、自宅にいながらビジネスを考えていくこともできるようになりました。こうした様々な社会環境の変化から、私たちはもはや働く方法が限られず、うまく選んでいけばより自分の都合にあった働きかたと生活を得ることができるのです。

個人事業の魅力!

そして、個人事業は現在のこうしたインターネットの発達などによってより有効なビジネスの手段として大いに利用できるようになりました。個人事業を進めていくことで、企業に勤めていた時には得られない様々なメリットや魅力が存在するのです。

たしかに個人事業を興して一から仕事を自分の手で始めていくには、それなりの努力も労力も必要になるでしょう。しかし、現代の不景気な世の中では、必ずしも企業に勤めていることがベストとは限りません。企業に勤めていれば、安定した収入と生活が得られるのは一昔前までの話しで、現在ではずっとその企業に勤めて働いていける保障もありませんし、生涯安定した満足のいく収入を得られるとは限らないのです。

不況の影響を真っ先に受けるのは末端で働いている人間になりますし、どんどん収入は減って雇用環境は悪くなっていっている時代ですから、どうせ安定した収入も将来の希望も見込めないのであれば、いっそのこと自分の理想のビジネスを展開していった方がいいですし、自分の目標や将来の理想に向かって労力や苦労をしていった方がよっぽど効率的なのではないでしょうか?

特に現代ではインターネットやパソコンを利用して、個人でおこなえるビジネスや収益の得かたも増えましたから、そうしたモノをうまく利用していくことで、自分のライフスタイルにあった生活を得られます。

とはいえ、個人事業にもメリットだけではありません。メリットとデメリットが存在するのです。メリットもデメリットも両方知って、その上で個人事業に進んでいくのもありですし、企業の元でより良い社会生活をしていくことを求めるのもありなのです。

個人事業のメリットとは?

では、個人事業を進めていくメリットは一体どこにあるのでしょうか?個人事業のメリットとしては、やはり自分のライフスタイルに合わせて自分の都合のいいように働くことができるというものがあります。

働きたい職種を自分自身で決めることができて、自分のやりたくない仕事はやらなくてもいいのです。不利な社会環境で嫌いな上司にコキ使われたり、車内の人間関係に接客にと、様々な分野で自分のやりたくない分野の仕事までをこなす必要が無くなってきます。

また、業種にもよりますが、休みやスケジュールも自分に合わせて比較的柔軟に決めていくことができるでしょうし、仕事と将来の夢に向かったスキルアップを両立していくこともできるのではないかと思います。

自分の力で一から十まで仕事をこなしていくことになりますので、収入の可能性は無限大に広がります。会社に勤めていたりアルバイトなどでは、どんなに頑張っても給料はさほど上がらないでしょう。しかし、自営業や個人事業であれば、収益を自分好みに増やしていくことも可能なのではないかと思います。

個人事業のデメリット!

その反面、デメリットとなる部分も沢山存在し、たとえば各種公共料金の支払い手続や支払い料金が若干面倒になったり不利になったりしてしまいます。

たとえば国民健康保険や年金などは、企業に勤めていると給料から自動的に天引きされたり、一部を会社負担でまかなってくれる部分がありますが、個人事業の場合は、これを全て全額自分で払わなければいけませんし、手続なども企業に頼れない分、全て自分でおこなう必要があります。

毎月の収入に対する所得税の確定申告なども自分でおこなっていかなければ脱税になってしまいますので、企業に頼ることができない分、これらを全て自分で管理していかなければいけないのです。

さらに、スケジュールやシフトの管理などの、本来はその職場の管理職の人間がおこなうような業務も全て自分でおこなっていかなければいけません。毎月自営業でそれなりの収入を得ていくには、しっかりとしたシフト管理のもと働かなければいけませんが、なかなか個人でこれらをうまくコントロールしていくのは難しいです。

業種にもよりますが、毎月の収入が安定しなかったり、稼げる月とそうでない月にバラつきが出てしまう可能性もありますし、そもそも企業の元で働くのとは違って、収益や結果が出るまでに大きな時間がかかります。その他には、ローンやクレジットカードなどの審査手続に若干面倒な部分が出てきたりと、基本的に個人事業主は、全てを自分で管理していく管理能力が問われてくることになります。

楽に稼げるお金はない!

以上の点からも、個人事業には将来的に見ても希望や目標が持てるものであり、メリットも非常に沢山ありますが、それと同時にデメリットや管理面の能力が問われるなどのリスクがあります。インターネットで楽して稼いで、甘い汁を吸おうなどと考えると、かえって足下をすくわれることになります

筆者は様々な業種を学んできましたが、どれも簡単に稼げる仕事やビジネスなんて一切存在しませんでした。大切なのは自分が自営業でしっかりとやりたいことがあるかどうかや、しっかりとした管理と自分を奮い立たせて頑張れるかの部分になってくるでしょう。自営業をメリットと捉えて始めるのか、現在のように企業の元で、より良い条件を出そうと頑張るのかは、人それぞれ分かれてくる部分だと思います。

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