もうどうしようもない!イライラが限界に来た時に出来る咄嗟の対処法
ビジネスマンの皆さん、働いていてイライラしてしまうことはありますか? 恐らくではありますが、一度もイライラしたことが無い、ストレスを感じたことが無いという方はいらっしゃらないでしょう。
毎日毎日仕事に追い立てられ、気がつけば仕事しかしていないような日々を送っていると、どうしてもストレスとイライラは溜まってしまうからです。
ストレスを発散しようにも朝も早くから夜も遅くまで働き詰めではストレス発散どころではありません。食事をし、ベッドに倒れこんで泥のように眠るのが精一杯ということもありますよね。
だからこそ、時にはイライラが限界を迎えてどうしようもなくなってしまう瞬間があります。暴れてしまいたいような、全てを投げ出してどこか遠くへ旅行にでも行きたいような気持ちに駆られてしまう瞬間です。
しかし、実際にそういったことをしたり、イライラに身を任せて周囲に当たり散らしても何一つ良いことはありません。ですのでイライラしている時、イライラがピークに近づいている時咄嗟にすることが出来るイライラ対処法をご紹介させていただきます。
イライラする気持ちを無理に抑えようとしない
イライラするというのは、精神的に余裕がなくなり攻撃的になる、という状態を指しています。普段なら気にもとめないようなことに対して過剰に反応してしまったり、上司や同僚、後輩の言葉を悪意的に受け止めてしまったりするので、イライラなんてしないほうが良いに越したことはありません。
イライラしていると表情も険しくなってしまいますし、周囲の雰囲気も悪くなり、何より自分自身がとても疲れてしまうのです。
だからといって、イライラする気持ちを無理に抑えようとはしないで下さい。本来感情というものは我慢でどうにかなるものではありません。
日によって機嫌が良かったり悪かったりすることもありますし、抑えようとして抑えられる人は、常人より余程理性が強くないとそんなことは出来ないのです。
ストレスが溜まり、いやなことがあればイライラするのは人として当然のことです。誰しもが感じ、誰しもが持っている感情なのですから、躍起になってイライラを抑えようとするのは避けましょう。
我慢すればするほど、どんどん内圧が高まってしまうのが感情です。貴方の心が飛び抜けて頑丈ならば何の問題もないように思えるのかもしれまえんが、そうした負の感情を抑える行為を日常的に続けていると、気が付いた時には精神を患ってしまう結果になるのです。
では、イライラを感じた時咄嗟に出来る対処法を具体的にあげていきます。
一人になる
イライラしている時というのは、自分自身のことで一杯一杯になってしまっています。誰しも、自分に余裕がない時にまで他人に配慮するのは難しいものです。
周囲に人がいると彼らの視線や漏れ聞こえる喋り声、人の気配、話しかけられた言葉はイライラを加速させてしまうこともあります。
そのためイライラを感じたら誰かと一緒にいることを避け、出来るだけ人気のないところまで一人で行くようにしましょう。
人は誰かに見られている時、自分の感情に無防備になることが出来るということは稀です。誰かの視線があるからこそ、プライベートではないビジネス用、職場用の自分が外見を取り繕ってしまうのです。
だからこそ、まずは一人になるのが肝心です。極端な話、イライラし過ぎて暴言を吐いたりしても、誰も聞いていなければ問題は無いのです。
滅茶苦茶にして良いものを準備しておく
イライラするのは攻撃的になっている状態です。咄嗟にイライラするようなことがあった時のために、出来れば滅茶苦茶にしても問題のないものを一つ二つ用意しておきましょう。
何か特別なものという訳ではありません。例えば荷物の梱包に使うプチプチの無限バージョンというものが一時期人気を博しましたよね。
ああいうものや、捨てても良いメモ帳を持っておいて、イライラした時咄嗟に紙を破り、滅茶苦茶に破いたり握りつぶしたりすれば良いのです。
攻撃的な気分を満足させるには、何かを攻撃するのが一番です。小さなものでもちょっとしたストレスの発散になりますし、そうしたグッズを持っていたり準備をしたりしていれば職場の物や人に当たらずに済みます。
深呼吸をする
深呼吸をすることによって、肺の中に溜めてある空気を丸ごと入れ替えることが出来ます。酸素をたくさん取り込むことになりますし、何度も空気を入れ替えるという行動は頭をすっきりさせ、あまつさえ高ぶった感情を沈める効果を持っているのです。
目をつぶり、感じているイライラも一緒に吐き出すように、吐き出したイライラの変わりに落ち着いた気持ちを吸い込むように何度も深呼吸しましょう。
気分の切り替えにもなりますし、深呼吸ならば道具が無くてもいつでもどこでもやることが出来ます。
大切なのはイライラを我慢せず発散することです。自分に合った対処法を覚えましょう。