話し上手になるには?話ベタを改善して魅力ある話が出来る人になる方法
あなたは話し上手ですか?そう聞かれるとドキっとする人がいるかもしれません。話し上手な人は胸を張って自慢できるかもしれませんが、話ベタな人にとっては上手に話をすることにコンプレックスを持っているかもしれません。
特に、話ベタだと友達や恋人と上手くやるということだけではなく、仕事でも営業や周りの人とのコミュニケーション、接客業は特に話し上手は大切です。
これからの時代はさらに不況が進んでいくので、話し上手であるにこしたことはないでしょう。ですが、話し上手になるには生まれつきや性格の問題ではなく、自ら身につけられることなので、安心してください。それには方法があります。
話し上手の条件1:ギャップがある
お笑い芸人などでも特に面白い人にはギャップがあります。普段にこにこしている人が急に怒って理不尽なことを言いながらも意味の分からないことも言っているとそのギャップに面白さを感じます。
逆に、普段から怒っている人が面白いことを叫び始めたらそれも面白いギャップになります。そのように、ギャップというのは面白さを感じさせるわけですが、それは感情的な動きがあるからです。
人間が面白い、楽しいなどの感情を特に感じるときは感情的な動きがあるときで、いつも変わらない作業ばかりやっていても感情が動かないので楽しいなどの感情は感じないでしょう。
自分が本当に楽しいことをしているときは、ストレスと楽しさの振れ幅が小さい感情を感じながら生活しているはずです。これは、笑いでも大切なことで、常に一定のパターンだとつまらないと感じてしまうので、自分がエンターテイナーになったつもりでいろんな形で相手に話しかけてみて、反応を見ながら変えていくといいでしょう。
話し上手の条件2:入りと終わりがしっかりしている
笑いとは別に、面白い話というのは興味深いストーリーやサスペンスのような体験を持っている人です。そういった人に共通することは、入りと終わりがしっかりしているということと、さらにはその中で意外な展開があるということです。
入りとしては、いきなり訳が分からない話から入るのではなく、誰もが「分かる分かる」というところから入るということです。これは営業などでも大事なことで、警戒心を解くために、相手と共感し合うことが大切です。
なので、相手がうんうんとうなずくような共通点を意識しながら話してみてください。そして、話の中では意外な展開が聞き手の心をわしづかみすることが出来ます。探偵のドラマやアニメでもあるように「実は全く意外な人が犯人だった」というと、最初からオチが分かっているよりも楽しめます。
そのように、誰もが意識をしていないところに重要なカギがあると、人の心は惹かれていきます。そして、終わりのオチがしっかりしていて、次も聞きたくなるような終わり方が出来る話は、話し上手として魅力ある人になるでしょう。
話し上手の条件3:面白いストーリーがある
面白い話にも色々あり、短いけどギャップが面白い話、長いけどストーリーの面白さに引きこまれる話などです。その中でも大切なのは面白いストーリーです。なぜかというと、人はストーリーが大好きだからです。
サスペンスやドラマ、映画や単行本などが世界的に大ヒットし続け、人の生活になくてはならない存在になっている根底にあるのは、人間はストーリーが大好きという心理があるからです。なので、自分の話も面白いストーリーにすることができれば、人を惹きつける面白い話が出来るようになります。
その方法としては、神話の流れというものがあります。大ヒットするアクション映画などのほとんどがこの流れで出来ていて、どの映画も同じような流れでも売れてしまうのは、この流れが人間にとって面白いからです。
それは、平凡な毎日を過ごしている冴えない主人公から始まり、自分の人生に大した面白みも感じず自分の人生がなんとなく暗い感じからスタートしますが、突然全く知らない世界に飛ばされたり人生を変える人と出会うことになります。
そこから、自分は選ばれた主人公だということを知らされ、全く信じられないですが、その流れに逆らえず入り込むことになります。そこで色々な敵と出会い、倒していく中で自信や信頼出来る仲間などを得ていきます。
そして良い流れになったと思ったら、全く勝てないような相手に出会い、新しい試練がやってきます。その試練を乗り越えるために特訓をしたりチャレンジをする中で、その相手を倒し、平和になり、元の自分に戻らないといけない幸せと別れの悲しさに感動を感じ、グッドエンドで幕を閉じる。
これは、アクション映画でのパターンです。こういったストーリーが自分でも作れるようになれば、その人の話は面白いということになります。
このように、意識的にストーリーが作れるようになれば、誰でも面白い話が出来るようになるので、ぜひやってみてください。