答えは自分の中にある!愚痴を聞いて貰うことで問題を解決しよう
毎日働いている、もしくは毎日行きていると、生まれてから死ぬまでずっと順風満帆とはいかないのが人生というものです。
時には深く悩んだりストレスを溜めてしまったりすることもありますよね。何か問題に直面した時、悩みを抱えている時は、皆さんどのように対処していますか?
答えが見つからず、いつまでも悩んで苦しむということもあるのではないでしょうか。そんな時に最もオススメしたい対象があります。それは、誰かに愚痴を聞いてもらうことです。
大人の男性ともなると、素直に愚痴をはくことが出来なくなってしまいます。しかし、愚痴というのは、決して悪いことでも後ろ向きなことでもないのです。
愚痴をはくことで自分の中にある答えを見つける。そんな悩みの解決法をご紹介いたします。
悩みとは
そしてこの悩みというのは、時にその人の精神すら蝕んでしまいます。人間の心と体は不可分なものですので、悩みすぎて心が病んでしまうことで体の方も調子を落としてしまうのです。
一度悩みすぎて心と体の調子を落としてしまうと、そこからは心と体が互いに互いの調子を引っ張り合う負の連鎖が起こってしまいます。
そんな悩みを解決することが出来れば何も問題がないのですが、悩んでいる最中というのはその問題に対して入り込んでいる状態となっていますので、その分普段よりも視野が狭く、思考に余裕が無くなっています。
悩みすぎていつもより鈍い頭で解決策や答えを探していても、健康な時から悩んでいてもまだ答えが出なかったのですから、答えが出る可能性は低いですよね。
そうすると更に答えが出ないことに悩みが深くなり…、とこちらもまた連鎖してしまいます。
それを防ぐために一番良いのが、愚痴や相談といった形で「誰かに話を聞いてもらう」ということなのです。
一人で苦悩し、必死になって考えても生産的な答えは出て来ません。だからこそ他人の力を借りることが効果的です。
相談、愚痴は相手に答えを求める行為ではない
多くの場合、「悩んでいることを知られたくない」「悩みに対して分かったようなことを言われたくない」というような心理的な理由が背景にあります。
もしそういった考えで誰かに相談すること、愚痴を聞いて貰うことをためらっているのであれば、こう考えてみてはいかがでしょう。
「愚痴や相談をしても相手は自分のことなど気にしない」「誰かに答えを出して貰わなくても構わない」といった感じに相談や愚痴というものの捉え方を変えてみるのです。
他人に相談する、愚痴を聞いてもらうというのは誰かに助けを求めているように見える行為です。ですが、実際には他人という鏡を使って、自分自身のことを見つめなおす行為なのです。
極端な話、人であればどんな人に相談し、愚痴を聞いて貰っても効果は変わりません。何故ならば多くの場合悩みに対する答え、問題に対する解決策というものは自分自身の中にあるからです。
感情や悩みというものは、自分の中に抱えていると形を掴むことが出来ず、理解出来ないために苦しみます。
しかし、例えば紙とペンで悩みや気持ちを書き出してみたり、誰かに聞いてもらって自分から言葉にすることで、形を掴むことが出来るのようになるのです。
一度自分の中から悩みを外に出す。その行為そのものが、自分の抱えている問題を客観視するために非常に高い効果を持ちます。
そして、悩んでいる時は答えが全く見つからないと思っていても、大抵の悩みというのは「自分がどうしたいか」を見失っているだけで、本当はそんな悩みに対する答えはきちんと自分の中にあるのです。
誰かに相談する、愚痴を聞いて貰うというのは自分の中にある悩みを外に取り出し、その間にもっと奥に隠れている悩みに対する、自分の答えを見つける行為なのです。
赤の他人を利用する
何もその辺を歩いている人をとっ捕まえて、無理やり話を聞いてもらうということではありません。
カウンセリングを請け負っているクリニックなどを探す、無料のお悩み相談室を利用してみる、インターネットで匿名の相談が出来る場所を探す、愚痴聞き屋などの商売人を利用すれば良いのです。
赤の他人、普段会うことの無い相手だからこそ、恥を気にせず話を聞いて貰うことが出来ます。
素人だと途中で要らぬアドバイスをされたりします。人の話を聞くことを仕事にしている人を頼りましょう。