もう諦めてない?30歳からでもまだ伸びる技術と伸びない技術
30歳を過ぎても伸びるスキルとは?
簡単に言ってしまえば「不幸を回避するスキル」です。具体的には以下の5つです。
(1)リスクを見分ける力
まったくリスクをとらない生き方をする人は、リスクをすべて他人に押し付けてしまいます。その結果、人が離れていきます。なにか大変なことが起きても、「あなたからの申し入れには答えられません」ということに。
リスクを見分けて、自分が背負えるリスクは積極的に背負い、それを乗り越えるスキルをつけましょう。
リスクを見分けて、自分が背負えるリスクは積極的に背負い、それを乗り越えるスキルをつけましょう。
(2)自己規制能力
一見楽しそうに見えることや楽そうなことばかりを先に選択するのではなく、中長期的に自分の人生を見据えて、自分のために学ぼうとするスキル。
英会話を勉強するとか、資格を取得するなど、自助の意識がない人は、お酒、借金、女に溺れて、自己実現を果たせないまま生涯の幕を閉じることに。
(3)循環能力
仕事は仕事のためにやるわけではなく、愛する家族のためにやるという側面もあります。仕事をする、お金をもらう、お金を家族のために使う、家族全員で良い人生になるように会話をする。
こういう「循環」をさせる能力がない人は、バランス感覚が悪く、会社をリストラされたり、離婚したりなどの危機的状況に弱いと言われています。バランス感覚を身につけましょう。
(4)しかたないと思える能力
「しかたない。自分にも非がある」すべてのトラブルに対してそう思えない人は、なにかあるとすぐに他人を批判します。
他人を批判して物事が解決することは少なく、(たいていは3ヶ月くらいで問題自体が風化して、うやむやになるのが日本のやり方である)文句を言う人は精神的な安らぎを得るために次のトラブルを探して、また文句を言い、人を批判します。
問題が起きたら、自分なりに建設的な対応をして、それでもどうにもならなければ、自分の言動を顧みる冷静さが必要とされます。
(5)絶対的自己基準能力
他人と自分を比較して、相対的に幸せ感を持っていると、どこまでいっても幸せになれません。これには科学的なデータもありますし、同じことが(違う言い回しであるにせよ)よく成功哲学の本に書いています。
個人の考え方の問題なので、常に自分が他人を基準に物事を考えていないか、自己内省する必要があります。
いかがでしたか?世の中にはたくさんの成功哲学の本があり、そのどれにも上記のようなことが書かれてあると思います。それでもまだまだ同じことを述べる本は出てくるはずです。
なぜか?人は忘れやすい生き物だからです。最低限上記の5つのことは手帳に書くなどして、忘れない、毎日読み返すという習慣がまずは欲しいところです。