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あなたは営業に向いている?営業職のための【向き・不向き】診断室

「ゴミを高値で売る」。これが営業の基本です。この言葉の意味が分かる方は営業向きでしょう。

現在営業をしている方はもちろん、今後営業職に就こうとしている方、あなたは営業職に向いているのかいないのか?ここで診断させていただきます。

営業マンの理想は理想でしかない

とても美味しい食べ物があるとします。他ではめったに手に入らず、値段もリーズナブル。こんな商品は多くの人に買ってもらいたい!だから私はこの商品の営業をしたいのです。

ハイ、これが営業の理想です。このような考えで営業をしている方は、まず地獄を見ます。なぜならそんな営業の仕事はどこにもないからです。安くて美味しくて、他で手に入らない商品なら、あえて営業しなくても勝手に売れるのですよ。「本来なら誰も欲しくないだろうゴミを、いかに魅力的に見せて高値で売る」か。こちらの方が現実に近いのです。

営業マンに必要なのは「言葉の力」である

ゴミを高値で売るためには「これはゴミですよ」と言うわけにはいきません。ゴミを素敵に見せる必要があります。そのために必要なものは、何といっても言葉でしょう。言い方や表現を変えて、魅力的な宣伝をしなければなりません。

たとえば、「レモン100個分のビタミンCが入っています!」なんてフレーズ、よく聞くと思います。すごくビタミンCが入っていそうですよね。でもこれは言葉のマジックにすぎません。なぜならレモン自体が大してビタミンCを含んでいないからです。上手い具合に商品を説明した良い例です。

同じように栄養ドリンクの宣伝で「タウリンが3000mg入っています!」なんてフレーズも有名です。3000mgって実はたったの3gですからね。1円玉3つ分ですよ!一番の売りであるタウリンが1円玉3つ分しか入っていないのなら、他の部分はいったいなんなのだ?という話なわけです、本来ならば。しかし多くの人が「スゲー3000mgも入っているのか」と魅力的に感じてしまうわけです。これも言葉のマジックです。

言い方を一つ変えるだけで、商品は魅力的になります。営業マンに必要なのは、商品をそのままアピールするのではなく、魅力的な言葉や表現を使うことです。

営業マンに必要なのは「良いところを探すこと」である

売り込むものが物であれ、情報であれ、人材であれ、営業マンのやることは商品を売り込むこと。ただ、その際に営業マン自身が商品に魅力を感じていなければなりません。「ゴミを売る」とは申しましたが、やはり営業マン自身がゴミだと思っていては売れません。そういうのはすぐにバレます。

ですので、商品の良いところを探さなければなりません。無理矢理で良いです。どんなものにも良い部分はあります。それを探すことが出来る方が営業マン向きなのです。

もっとわかりやすくしましょうか。他人の長所を見つけることが出来る方は営業マン向きです。しかし、他人の短所にばかり眼を向けてしまう方は、営業は向いていないと言えます。

営業マンに必要なのは「作り笑顔」である

ネットビジネスには必要ないかもしれませんが、現在でも営業の多くは対面で行う必要があります。その際に必要なのは笑顔です。自由自在に笑顔になることが出来る方。そういう方は営業向きです。

逆に、作り笑顔がどうしても出来ない方もいらっしゃるでしょう。作り笑顔は訓練によって出来るようになります。しかしそのような方は、性格的に「作り笑顔を良しとしない」のではないでしょうか。訓練して作り笑顔を身につけたとしても、精神的についていけないはずです。カメラを向けられた時に、笑顔が出来ない方はやはり営業には不向きなのです。

営業マンに必要なのは「折れない心」である

どんなに魅力的な商品でも、購入する人より見向きもしない人が圧倒的に多いのです。ゴミを売る立場ならば、振り向く方さえごく少数でしょう。だから営業マンに必要なのは、どれだけ無下に断られ続けようがやり続ける「折れない心」です。今までいくつもの営業マンに必要な要素を挙げてきましたが、これが一番重要かもしれませんね。

折れない心を身につけたい方には街中でのナンパがオススメです。まず、断られまくりますから(笑)。「街中でナンパなんか出来ないよ!」と今思ったあなたは、営業に不向きと言えるでしょう。

営業に向いているのかいないのか、診断してみよう!

さて、あなたは営業に向いているのか?診断いたしましょう。

・営業に理想を持っていない
・言葉や表現に自信がある
・他人の短所より長所に眼がいく
・作り笑顔が苦にならない
・街中で余裕でナンパができる

以上の5項目のうち4つ以上あてはまるのならば、あなたは営業向きと言えます。2つ以下の方は営業には向いていません。他の職種を考えた方が良いかもしれません。向いていない仕事を続けていくのは大変です。転職は早ければ早いほど良い結果に繋がるはずですよ。

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