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効果抜群の接待術!デートでやるサプライズな演出を利用しよう

営業の仕事に接待は必要不可欠だ。料亭の個室を予約して取引相手をもてなす。ゴルフ場を予約し取引相手と共にラウンドを回る。接待ゴルフ、接待麻雀、接待将棋、接待旅行・・・。昔から接待と名のつくモノは数多くある。

人事異動で営業となった時に言われたのは『酒・麻雀・ゴルフ』の三つは覚えなさい、だ。実際、会社に残った同期達は、酒をよく飲み、休日はゴルフに出かけ、麻雀をしている。

ビジネスという仕事が自分一人で行っている仕事でない以上、他人との関わり合いは必ず生じる。相手を理解し自分を理解してもらい、関わり合いを深めていくのが接待の目的だ。

最近では、料亭の個室でなく、気軽に居酒屋で杯を酌み交わし、一緒に海や山に出かけBBQを楽しむスタイルで接待が行われていると聞く。不景気で、より手軽に、より参加しやすい形の接待が選ばれているからだ。接待されれば接待しなければならない。過度の接待は相手への負担になる。

よりカジュアルになった接待だが、目的は親交だ。ありふれた形の接待で、理解を深め、印象に残るのだろうか?同じ時間を使うなら、より効果的な接待をしたい。誰もが思うことだろう。何か良い手はないモノか?

接待は大好きな女性とのデートと思え!

営業職として長い友人達に聞いて回ると、ある女性営業職の方から『デートと同じ』という意見をいただいた。接待と思うから、接待としての形を考えるだろうが、デートと思えば形に拘らずに済む、というものだ。

デートなら相手の好みを考え、相手が愉しめるような場を作ろうとする。嗜好に合わせた場所を選びコースを考える。BGMや店のムードにもこだわる。

彼女の言葉を借りれば『ライバル他社の男性達は、そこまで考えていないことが多いから印象に残らない。BGMや店の雰囲気にこだわれば、センスが良い人の印象が残る。だから仕事を頼もうと思った時は、私の名前が最初に思い浮かぶ』ということだ。

サプライズは効果的!

接待がデートと同じというなら、手はある。安易なセッティングでなく、相手の嗜好に合わせたセッティングをすればよい。

BGMやムードに、こだわれば良い。そんな場所は知らない、というなら職場の女性に聞けば良い。もしくは流行の女子会をやるような場所を見つけておくと良い。女子会の場となるような店は、内装やメニューにこだわっているからだ。

さらに彼女の話では、女性はサプライズ慣れしているが、男性はサプライズ慣れしていないから、サプライズを用意すると印象に残りやすい、と言う。

例えば、接待の席で『今日が結婚記念日』という情報を仕入れたとする。二次会で用意したバーに特別のカクテルを用意してもらう旨を電話で頼む。二次会で訪れたバーで、さりげなく出されれば、大変喜び、新規契約を一手に任されたようだ。

大袈裟なサプライズは印象に残るが、センスの良さは残らない。さりげないサプライズをタイミング良く行うことがコツだと言う。

今では珍しくなくなったが、不手際があった客をライバルホテルを使ってもてなしたリッツ・カールトンの社長のように、時にはライバルも使ってサプライズをするのも良いらしい。

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