朝の時間を有効に使おう!朝活で一日の効率を大幅アップ
ビジネスマンにとって朝というのは忙しく、非常に貴重な時間帯です。毎日会社に遅刻しないで済むギリギリの時間に起きて通勤し、仕事をしているというそこの貴方、今よりももっと時間を効率よく使いたいと思いませんか?
朝という時間帯のメリットや朝仕事をすることの効率を知ってその通りに行動していれば、これまでよりもずっと素早く質の良い仕事を行うことが出来るようになるのです。朝は苦手だ、という方にこそ知っておいて貰いたい朝活の効果をご紹介させて頂きます。
朝とはどんな時間帯なのか
朝というのは、人間が目覚める時間帯です。古来より多くの生物が日が沈むと眠り、夜が明けて朝になると目覚めるという生活を送っていました。人間もそれは例外ではなく、夜中ずっと煌々とした明かりを使うことが出来る現代であっても、その生物的なリズムはいささかも変わっていないのです。
人間は夜睡眠を取っている間にその日一日で手に入れた記憶の整理や細胞の休息、そして回復を行っています。言うなれば朝目が覚めてからの数時間というのは、前日の仕事の疲れや悩みなどが一日の中で最もリセットされ、脳が元気になっている訳です。
当たり前のことではありますが、疲れている時と疲れていない時では疲れていない時の方が高いパフォーマンスを発揮することが出来ますよね。つまり、目が覚めてすぐの時間帯というのは、最も頭が冴えている時間帯、最も集中力を発揮することが出来る時間帯でもあるのです。
こんな貴重な時間を逃すのは勿体無いと思いませんか? 極端な話、脳が元気な朝に仕事をするということは、夕方やると1時間掛かる仕事を30分で終わらせることが出来るということなのです。この特別な時間帯を使って仕事をしてしまいましょう。
朝早く目覚めよう
脳が冴えている時間帯に仕事や勉強をしたいということであれば、その分朝早く目覚めなければなりません。ただ睡眠時間を単純に削って朝早く目覚めるというのはむしろ前日の疲れが抜けないままの状態で脳を酷使することになりますので、意味はありません。朝活には良質な睡眠が不可欠なのです。
これまで夜寝る前二時間パソコンを触っていたのであれば、その時間分早く寝るようにしましょう。夜寝て朝起きるのは人間の正しい生活リズムなのですから、朝が弱いという人であっても一週間も続けていれば体は朝活のリズムに慣れてきます。
朝どうしても起きることが出来ないという人は、大抵の場合睡眠時間が短かったり良質な睡眠を取っていなかったりすることが原因ですので、夜寝る時間を早めればその分朝早く目覚めることが出来るようになるのです。
朝活で行うべき仕事とは
朝活の時間帯で行うべき仕事というのは、考えるという作業が必要になるものを選びましょう。何も考えずただ流れ作業的に出来るメールチェックなどをするのは他の時間帯で十分です。
その日の会議に使う書類を作成したり、プレゼンの資料を作ったりなど、自分の考えや意見をアウトプットする仕事を朝に行うようにしましょう。
朝活が習慣になってくると、資料作成が朝の内に終わってしまうようになるため、その日一日の会議などでもたつくことが無くなります。勿論、朝早くに目覚めているので万が一遅刻するということもありません。
朝活のために朝食を食べよう
朝早く起きて朝活をするのは非常にオススメなことなのですが、注意点が二つあります。一つが、朝食抜きで朝活は行わないということです。
朝という時間帯では、前日夕食を食べてから睡眠を挟んでいるため体や脳が動くために必要なエネルギーが非常に枯渇しているのです。
ガソリンの入っていない車のエンジンをかけようとしても動かないように、朝食をお腹の中に入れておかないと脳も体もきちんと目覚めてくれないのです。
朝早く起きた分、しっかりとした朝食を取るのがオススメです。出来れば腹持ちの良いもの、バランスの良い食事を心がけましょう。栄養が偏っているとそれだけで脳の力は落ちてしまいます。まずは朝食をしっかりと取って栄養補給をしてから朝活をするようにしましょう。
家族の食事時間の関係や、どうしても朝食を口にしたくないという場合は、果物や栄養補助食品などで軽くエネルギー補給をするようにしましょう。
朝活の時間にも休憩を挟もう
もう一つの注意点です。いくら脳が疲れておらず仕事をすると効率の良い時間帯だからといって、朝から長時間全力疾走で仕事をしても一日体が持たなくなってしまいます。
朝活を行う時は、自分なりに30分刻みや一時間経ったら朝食の準備をするなど、きちんと制限時間と休憩を設けるようにしましょう。
制限時間が決まっていれば、その時間内に仕事を終わらせようと更に集中することが出来ますし、どの道人間の集中力というものはそう持つものではないからです。効率の良い時間帯に効率の良い方法で作業を片付けてしまう。これが朝活のメリットなのです。