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これであなたも島課長!?「人気課長」になるための5つの条件とは?

「職場の人間関係なんて、辞めたりしたらそれまでの浅い繋がりだから…」などと思ってしまってはいないでしょうか?

若い皆さんならばそう思っても致し方がありませんが、意外と捨てたものではないのが職場の人間関係。

昔、可愛がっていた部下がいつまでも自分を慕っていてくれたり、自分が起業をする時に真っ先に安月給重労働を買って出て、厳しい創成期を昔の部下が救ってくれたなんて話も結構耳にしますから、結構「捨てたもん」ではないのが職場の人間関係であると言えそうです。

まだまだお若い皆さんには「課長」というのは先の話に聞こえるかもしれませんが、主任や係長といった部下を持つ駆け出しの管理職になることはそう先の事ではないですよね?

今日は理想的な管理職になるための心構えをみなさんと一緒に考えて、近い将来にマンガの世界にでもいるような「人気課長」になって頂く為の条件を考察していきたいと思います。

人気課長の条件①「叱るけど怒らない」

管理職といえば、カミナリ課長に代表されるように怒ってばかりいる上司が連想されますが、これでは人気課長にはなれません。部下というものは子供と同じで、叱られた事と怒られた事を別の感覚で捉えるものです。

全くの怠慢から発生したミスはガンガン怒っても良いのですが、一生懸命にやったにも関わらず、経験不足や準備不足から部下がミスを犯してしまったような場合には、怒るのではなく「叱る」ようにした方が良いでしょう。

怒るのは単なる感情の爆発でしかありませんが、叱るという行為には、愛情やはっぱ掛けといった愛情要素が含まれます。この辺を巧みに使い分けられるのが、人気課長になる為の必須のスキルと言えるでしょう。

人気課長の条件②「超いい兄貴」

「ビジネス」という言葉はとても便利なものです。時にどんなに非情な事をしても、「ビジネス」という言葉がそれを正当化してくれますから、冷徹な人にとってはまさに「魔法の言葉」とも言えるほど便利なものです。

しかし、上司と部下といった関係の中では、あまりこの「ビジネス」という言葉の利便性には甘えないようにするのが得策です。

若い管理職にありがちなのですが、仕事に一生懸命なばかりに時に部下が人間であることを忘れてしまう人がいます。

冷徹なビジネスマンである以上に、お互いに血の通った人間なのですから、相互に無機的なビジネスロボットでは良い関係など構築できるはずもありません。

「良い先輩」「良い兄貴分」位がちょうど良い上司と部下の距離感ですから、あまりビンビンに肩肘張らずに、フランクに振る舞うようにしましょう。

人気課長の条件③「さりげなく気にかけてくれる」

管理職といえば部下の様々な事を把握しておくのが重要なミッションとなりますから、ちょっとした部下の変化に敏感になるのは理解ができる所ではあります。

髪を切れば「なんだ、髪切ったのか?」、ちょっと普段と違う色のスーツを着てくれば「お!スーツ新調か?」と、こんなアプローチでは、若い部下にはただの「鬱陶しいオッサン」にしか映らなくなってしまいます。

「自分を見てて欲しいけど、でも構われたくはない」というのが若者心理の核ですから、その辺の距離感はわきまえておいた方が良いでしょう。

残業で二人きりになった時とか、二人で同行の営業に出かける時などに「いいスーツじゃないか」とさりげなく気にかけてあげるのが、恰好いい大人の条件と言えます。

人気課長の条件④「部下の前では領収書をもらわない」

リーダーシップとキップの良さというのは連動しているものです。「今月は目標も達成したし、今日はみんなでパーっとやるか!」と課長が言い出しても、お会計の時に「領収書下さい」とやってしまっては、部下はドッチラケになってしまいます。

そんな事をするくらいなら、始めから「今日は俺が半分は出すから」などと変則割り勘宣言をしてもらった方が、部下はよっぽど気持ちよく飲めるものなのです。

仕事が大変な割にはあまりもらってない事は部下も良く知っていますので、キップの良さのPRポイントを間違えないようにするのが、人気課長になる為の重要な要素と言えます。

人気課長の条件⑤「最終決定権者の覚悟がある」

会社の最終決定権者は社長ですが、中くらいの案件の決定権は普通は課長にあります。テレビで良く失敗の責任を部下に押し付ける上司が描写される事がありますが、これは絶対にやってはいけません。

「そんな事はわかってるよ」という人が沢山いるのですが、部下に話を聞くと、「その辺、曖昧で頼りない」と言われる人が多いのも事実です。

凛として課の最高の権力者として常に振舞っておくのが、部下からも頼られる人気課長になる為の、最も重要な要素と言うことができるかもしれませんね。

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