ビジネスをやる時に、コーポレートサイトも作ったほうがいい理由
あるサイトではお店の情報も商品サービスの情報も全て表示されているサイトがあります。また別なサイト見れば、会社情報と商品サービスの情報がそれぞれ違うサイトで表示されているサイトがあります。こんなどうでもいいと思うことでも、意外とビジネスに関係していることがあるようです。
信頼性を高めるコーポレートサイト
なぜ、商品サービスが表示されているサイトと別に会社情報などが表示されたコーポレートサイトが大切かというと、それを見ることで信頼性が高まることが1つあるでしょう。大きな企業、上場企業などIR情報などが書かれてあるサイトはなおさらそれを見る人にとって信頼性を高めるきっかけになります。
企業同士のタイアップをするにしても相手の情報が事細かく書かれたサイトがあるのとないのとでは別になってきます。商品サービスだけでももちろんいいでしょうが、規模によってそうしたサイトを持つことで新しいチャンスや信頼性を高めるきっかけを作ることが出来るようです。
かといってコーポレートサイトだけではインターネットで商品サービスを紹介しないと求めている人に価値が伝わらないこともあります。それが戦略ならいいかもしれませんが、今ではインターネットで全国の人が知ることが出来るので、たとえ大々的に広めなかったとしてもこだわりがあるホームページがあるだけでそのお店の信頼性や興味を高めることが出来ると思います。
出来るだけ分かりやすくする
また、サイトの役割はただ信頼性を高めるだけじゃなく、それが商品サービスを販売しているサイトなら、出来るだけ分かりやすくすることは大切なポイントです。買う人に頭を使わせないように出来るだけそのハードルを下げないと、面倒だと思ってしまえば二度と戻ってこない人もいます。
大きな企業でも表面的な利益が出ている時はそうしたことに気付かないこともあるようですが、批評サイトなどを見てそうした不満がある人の声があるなら、それは改善するだけでより満足度を高めることが出来るかもしれません。
分かりやすいだけで選ばれる可能性が高まるのも特徴で、やはりどれだけ凄くてもそれが分かりやすくて自分にとってマッチしているかどうかが分からないと意味がありません。
初心者用の釣り竿が欲しい人に高級な釣り竿をどれだけ熱く語っても時間の無駄かもしれません。そうした売る側と買う側の差があるほど相手の満足度を下げる可能性もあります。
もちろんそれがお客さんを選ぶ判断基準にしているブランドもあるでしょうし、その情熱がプラスに働くこともあるでしょう。ですが、それを最初から考えてやっているのか分からないでやっているかの違いは大きいようです。
沢山良いことを書いたのに今一つ反応が上がらないのは書いている内容がダメなわけじゃなく、ただ字が小さいだけで字を大きくしたら反応が上がったというケースや、最初に書いてある注意を引くヘッドラインを変えるだけで何倍も反応が高まるということはよくあるようです。
固定費を変動費にする?
ビジネスをしていてネックになるのが常に固定されてかかる費用のようです。だから、利益が上がらなくても給料を払い続けないといけない人件費がかかる社員やバイトのリストラは、会社からしてもそれだけ固定費を抑えることに繋がるようです。
それだけ人の生活を扱うことを考えたら大きなことだと思いますが、それでも失敗するばかりではありません。そうしたリスクのバランスを取るには不必要な固定費は変動費に変えるということです。ただ気持ちが安定するからといって利益が出ないことに毎月お金が流れていくのは場合によってはリスクの発生源になっているかもしれません。
たとえばサイトを一度作るだけの費用なのか、毎月運営費を任せて費用が発生し続けるのかでは、良い状況の時からすればなんてことなかったことでも、ビジネスの波が下がり気味の時にはそれがネックになるかもしれませんし、今まで必要ないのにかかっていた費用がもったいなく感じるかもしれません。
あまりキチキチになりすぎても余裕がなくなりますが、それだけお金をかけることにはそれ以上にメリットが得られるといったことが感覚的に分かるだけでも必要のない固定費を変動費に変えることが出来るのではないでしょうか。
最初から100万円かけてホームページを作って全くお客さんが来ないということもあるようですが、ホームページがあるからお客さんが来るというわけではありません。
最初に全体像が分からない場合は大きな投資をする前に小さな成功と失敗を繰り返してからだんだんと大きくしていくのがリスクを最小に抑えることが出来るのではないでしょうか。