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採用されやすいアイディアを出すには「10年後の普通」を考えればいい

アイデアの出し方について、多くの書籍が出版されたり、ネットでも大量の記事が出回っています。「アイデアは既存の物同士の新しい組み合わせ」や「奇抜な物ほど人目を引いて受ける」などと解説されていたりしますが、アイデアを出すというのはもっと身近にあるものです。

それを証明するのが、スティーブ・ジョブズの「10年後の当たり前をデザインする」です。アイデアを生み出す時は、「10年後の当たり前」を想像することから始めてみると、すんなり出てくることがあります。

奇抜なアイデアはいらない、普通の人になる

「新しいアイデアを出せ」と言われたら、あなたは何を考えますか?もしかして、突拍子もないようなことを言ったり、到底実現不可能な事を言ったりしていませんか?そういった奇抜なアイデアは、形にすることが難しく、ボツになるものばかりです。

ただ、ブレインストーミングなどの場合は、奇抜なアイデアから実現可能なレベルにまで詰めていったりもするので、奇抜なアイデアが一概に「ダメ」とは言えません。今すぐに実現可能なアイデアを出すには、10年後の普通を考えれば解決します。

その為には上手く10年後を想像する必要があります。10年後に、YouTubeはどうなっているのか?スマートフォンの次に流行るのは何か?AKB48の次のアイドルグループは?そもそも10年後のアイドル文化はどうなっているのかを想像します。

10年後といっても、どれだけ世の中やテクノロジーが発展するのかは未知数ですが、「今は不便だけど、将来的には普通になってほしいこと」を想像するといいでしょう。コピーライターの糸井重里さんは「コンビニでカップラーメンにお湯を入れてくれるサービスがあったらいいのにね」と言ったそうです。

アイデアの種は身近な所に隠れているという例です。そんな種を見つけることが出来るのは「普通の人」でいる必要があると糸井さんは広告賞のスピーチでも発言しているくらいです。

アイデアは身近な身近な所から見つける

変に奇抜なアイデアを出すよりも、身近にちょっとした不便なことを改善するようなことや「10年後の当たり前」を想像することで、今まで誰も思いつかなかったようなアイデアが生まれるかもしれません。

もちろん、プロの目線になって物事を考えるのは重要な事ですが、普通の人として物事を考えたり、「10年後はどうなっているか」を想像することでアイデア出しをするのも、1つの手段です。

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