なぜアファメーションをしても効果がある時とない時があるのか?
アファメーションとは、なりたい自分やしたい現実、自分の夢や目標をすでにそうなっていると肯定形でいうものといわれています。他にも
- 現在起こっているという形で書いたり
- バランスよく書けといわれたり
- 人に見せてはいけないなど
色々なことが言われています。
ですが、その方法で実現する人もいれば実現するのが遅い人、もしくは実現しない人もいるようですが、なぜそうしたバラつきが起こるのでしょうか。
表面的なポジティブシンキングでは実現しない!目標までのプロセスも考えよう
「もっとポジティブに考えた方がいい」そんなことを言われても無理やりポジティブにするなんて気持ち的に難しいと感じる人もいると思います。
これはアファメーションにもいえることですが、理想の自分の姿になりたい!と思うと、現在の自分は理想の自分ではないということにもなります。
また、自分が心から自分らしいと思うことではなく、ただお金儲けがしたい、ただ健康になりたいなど漠然としたモチベーションが必要なものは、言葉に出さないと意識出来ないかもしれません。
ですが、自分が心からワクワクして意識しなくても普段からどこか意識したり、これやってみたいと感じることは言葉に出さなくても実現しやすいようです。
目標達成出来る人と、できにくい人の違いを簡単にグラフにしてみました
目標までのプロセスも多くても3つ程度までにしよう
よくあるのが、目標は何個でも達成出来るから後悔しないようにやりたいことを全部紙に書こうとセミナーなどでいわれて、それを自分の無価値感を満たすために出た目標などを書くことです。
しかしあまりに多くの少目標を作ってしまうと、これだけ大きな目標を立てたのに自分はまだこれだけのことしか出来ていないと、かえって自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。
自分がどの状態にいるのか、そしてその行動は自分のどんな感情から生まれているのかということが分からないと、自分で自分を苦しめることにもなりかねません。
目標に対するプレッシャーを感じすぎると生活面も精神面も悪化します
これは成功という光が強くなれば影も強くなるという人もいますが、必ずしも成功した人全てがそうなっているとは限りません。それは、成功という曖昧な基準から見ても分かることで、感情のバランスが関係しています。
これはアファメーションにもいえることで、「こうなりたい」と強く願えば願うほどそうなっていない自分も強く出てきて、それ自体がダークサイドといえるのではないでしょうか。
運がいい人と悪い人の違い
- 運のいい人は自分は運が良くて当たり前だと感じ
- 運が悪い人はもっと運が良くなりたいと思っている
という違いがあるようです。
それが当たり前と思うことには必要以上にエネルギーがかからないので、その分余計な力を入れずにスーッとそれが実現するようです。ビジネスや恋愛、人間関係など人それぞれ気にしなくても上手くいく人の話を聞くと、やはりそれが上手くいって当たり前と感じているようです。
逆にビジネスや成功のノウハウに沢山の自己投資をしても成功しない人は、それだけ成功したいという気持ちが強いのと同時に、成功出来ない自分もより強くイメージされているかもしれません。
余計なエネルギーをかけない
ですが、それをやっているうちに最初は難しいと考えていたものが「出来て当たり前」という状態になります。するとそこには余計な感情的なエネルギーがかからず、出来ない自分のイメージも弱まるのでだんだんと上達していくでしょう。
これは、自分のやりたいこと、ライフワークにもいえることで、ライフワークは成功するためにやるものというより、それをやっているだけで夢中になれる、充実出来ると思うからやると思います。
そこには成功したいという強い思いがないので必要以上に今の自分は成功していないという思いを強めることもありません。
もっと上手くなりたいと思うより、ただそれに夢中になっている方が上手くなる、そうした心の動きがアファメーションに大切といえるようです。