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【DIY】窓に自作の内窓を追加して断熱効果バツグンの二重窓にする方法【その3】


冷暖房の効率化に効果のある内窓をDIYで作って省エネ対策を行ないましょう。今回は内窓作成の仕上げとして作成した窓パーツを窓枠に固定するという作業を中心に行います。

これまでの作業に比べ今回は出来上がったパーツを固定するだけなので簡単に作業を行うことができます。

【今回使用する材料と道具】

・兆番×8枚

※ドアを固定する為の兆番です。一つの扉に2枚取り付けるので合計8枚の兆番を使用します。

・角棒(14mm角)

※戸当たりに使用する角材です。10mm~15mm程度の角材であれば代用可能です。

【難易度:★★★☆☆(簡単なDIY作業)】

ここまで作業をおこなっていれば残りの作業は簡単です。

残る作業は兆番の固定だけなので気楽に作業を進めましょう。

【窓の取り付け】

兆番は1×2材の厚さ(19mm)よりも若干小さいものを用意しましょう。

※兆番一枚では強度に問題があるので、各窓に2枚つづの計8箇所の取り付けを行ないます。

上の写真のように兆番は板の厚さにあったものを選ぶようにしましょう。

最初に作成した窓2枚を繋ぐように兆番で繋ぎ合わせます。

兆番を当て上の写真のように取り付け位置に目印を付けておきましょう。

兆番を留める前に軽く下穴を開けることでズレを防ぐことができます。

兆番は上の写真のように取り付けます。

2枚の兆番を取り付けで窓の開閉具合が決まるので、開け閉めした際に歪みが無いように調整しながら兆番を留めます。

同様の作業をもう片側も窓を兆番を留めます。

これで左右の窓の完成です。

続いて窓枠にも兆番を取り付けます。

ここでも2箇所に兆番を使用します。

位置を決め兆番を取り付けます。

※兆番はあまり近づけ過ぎずに配置するのがポイントです。

2箇所の兆番を取り付けたのが上の写真です。

※扉の開閉を行うので、兆番の位置は外に配置しましょう。

窓枠に兆番で留めた扉を取り付けます。

※窓を半分または4分の1だけ開くなどが行なえるように配置させます。窓の取り付け位置には注意しましょう。

窓は上の写真のように取り付けます。折り畳むように扉を開く事で開く窓を調整することができます。

上の写真が固定した窓を閉じたものです。

窓が閉まらないという場合には、兆番を留める位置を調整してスムーズに開閉ができるように修正しましょう。

もう片側にも窓を付ければ扉の取り付け作業は終了です。

【戸当たりの取り付け】

窓を取り付ければ見た目では完成なのですが、“窓が内側に入ってしまう”という状況を防ぐための“戸当たり”を作成します。

戸当たりは10mm~15mm程度の角材で作成します。

窓枠の内側のサイズで切り取った角材を窓が当たる場所に設置します。

※窓と戸当たりが一直線になるように調整するのがポイントです。

戸当たりは上下に取り付けます。

※状況に合わせて左右にもとあたりを付けることで内窓の断熱効果を上げることができます。

【完成写真】

これで内窓の作成・取り付け作業は完成です。

兆番の隙間に“隙間テープ”などを使用することで更に断熱効果を高めることができます。

また窓が緩いきついという場合には“マグネットキャッチャー”や“取っ手”などを追加しましょう。

今回使用した薄いブルーの一定の光を通すので、夏場は光を遮り冷房効率を上る作用、冬場は冷気を遮断し暖房効率を上げることができます。

【窓の開閉】

今回の内窓は上の写真のように一部だけ開くことが可能です。

前回に開くと上の写真のように通常と同じように窓を開くことができます。

【内窓の外観】

内窓の外観は上の写真のような感じになります。

木調が浮くのが気になる場合には外側だけ塗料を塗るなどアイデア次第で自分の好みに作成することができます。

【まとめ】

今回作成した内窓で最も難しいのが“採寸”と“木材の適切な切断”です。逆に言えば確りと採寸を行い、ホームセンターのカッティングサービスを利用すれば簡単に作成できるということです。

DIY作業としては非常に簡単な部類の作業なので冷暖房対策を少ない出費で行ないたいという場合には、自分で内窓を作成してみましょう。

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