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【DIY】窓に自作の内窓を追加して断熱効果バツグンの二重窓にする方法【その2】


DIY内窓で作る内窓作成の第二回目の今回は“窓部分”の作成を行います。

材料は第一回で加工が終わっているので、今回は組み立てを中心に作成方法を紹介します。

【内窓完成写真】

上の写真の窓枠はガラスの代わりにPP板を貼った内窓です。

PP板は上部で安価ということに加えて断熱効果も高いという特徴があります。

PP板の板厚は厚ければ厚いほど効果も高いのですが、重量と費用などを考えて適切なものを選びましょう。

【今回使用する材料と道具】

・前回加工した1×2材

※前回の加工で565mmと290mmに切断した。1×2です。これを組み合わせて窓部分を作成します。

・PP板

※内窓はガラスの代わりに安全なPP板を入れます。PP板はホームセンターで購入することができます。

・角棒5mm

※PP板の固定に使用する角材です。

・木ネジ

今回は3mmと6cmの木ネジを使用します。

・釘

角棒を固定する1cmの釘です。

・その他DIY用具一式

切る、穴を開けるなどのDIYの基本作業を行える道具を用意しましょう。

【難易度:★★★☆☆】

前回のSPF材の加工と同様の作業で進めることができますが。今回は内窓作成で最も難しい“窓部分の作成”です。

窓の作成は少々面倒な作業が続きますが、頑張って作成しましょう!

【窓の加工】

5mm角の棒を窓枠のサイズに加工します。

最初に角棒を窓の縦に使用する1×2と同じ565mmでカットします。

カットする角帽の数は16本です。これはPP板を挟む材料になるので565mmの1×2材の2倍の数になる為です。

※少々面倒な作業ですが、重要なパーツなので一つ一つ大切に加工しましょう。

カットした角帽は上の写真のように配置します。中央にPP板を挟むので書く棒や端に位置させます。

1×2材と角棒の固定には釘を使用します。

窓際は湿気がある場所なので、今回はサビを防止するためにステンレス釘を用意しました。

角棒はそのまま釘を打つと割れてしまうのでドリルで下穴を開けてから打ち付けます。

※ドリルは釘よりも小さいものであれば、どのようなサイズでも問題ありません。

下穴を目安に釘で角棒を固定します。

下穴を目安に釘で角棒を固定します。

上が一本目の作業が終わった写真です。

同様の作業を8回繰り返します。

1×2材(565mm)に8本全てに角棒を固定させます。

上の写真のように先ずは片側だけ角棒を固定させます。

残りのもう片側の角棒はPP板を入れてから作業を行うので565mmの1×2の作業はこれで終了です。

続いて、290mmの1×2材の加工を行ないます。

先程の作業同様に角棒を固定すれば良いのですが、290mmの1×2材は上の写真のように組み合わさります。

み合わさる部分は角材が不要なので、組み合う部分を除いたサイズを測ります。

サイズは計算ではなく、実際のパーツによる実寸を測るうようにしましょう。

この角棒も16本必要です。

必要なサイズに角材を加工し、必要な部分

これで一端、角材と1×4を組み合わせる作業は終了です。

【窓部分の組み立て】

窓のフレーム部分にあたるパーツが上の写真です。

このパーツを組み合わせて窓部分を作成します。

ドリルで木ネジを固定する場所に下穴を開けます。 穴を開けるのは290mmの1×2材です。

窓の歪みに対しては一箇所につき木ネジ2を本使った方が良いのですが、木材のスペース的に2本で固定すると木割れの可能性もあるので今回は木ネジ1本で固定します。

下穴の場所は木材の中心付近であれば場所に多少のズレがあっても構いません。

木ネジ1本では強度的にも問題があるので、木工用ボンドで補強します。

木ネジは上の写真のように長いものを使用して固定します。。

※木材の固定方法に合わせてネジを選ぶのもDIYのポイントです。

下穴の場所に木ネジを通しパーツを組み合わせたのが上の写真です。

歪まないように注意しながら組み立てるのが、ここでの作業のポイントです。

同様の作業を繰り返し4枚の窓を作成します。

※組み立ての際には窓が歪まないように注意しましょう。

組み立てが終わった窓にニスを塗ります。

ニスを塗っていない角棒の付近を重点的にニスを塗れば窓の組み立ては完了です。

【PP板のはめ込み】

出来上がった窓にPP板をはめ込みます。

窓枠に合わせて用意したPP板は適切なサイズに切り取って使用します。

窓枠に合わせてPP板にサイズを写し取ります。

※PP板のサイズを窓よりも若干小さめにするのがポイントです

PP板のカッティングには“プラスチック用にのハサミ”を使用します。(キッチンバサミで代用可能です)

※通常のハサミではハサミが破損してしまう可能性があるので、丈夫なハサミを使用しましょう。

写し取ったラインに沿ってPP板を切り取ります。

PP板を窓に入れ、PP板が曲がらない程度のサイズでありません。

※サイズが大きい場合には適度なサイズに修正しましょう。

はめ込んだPP板は上の写真のように角棒によって固定します。

反対側の角棒と同じく釘によって固定させます。

同じ要領で上下左右全てに角棒を固定します。

※PP板を挟むように力を加えながら固定することでPP板のがたつきを防ぐことができます。

全ての角棒を取り付けてPP板を固定した写真です。

同様の作業を繰り返し扉全てにPP板を取り付けます。

【窓パーツの完成】

全ての窓パーツにPP板を取り付ければ窓枠の作成は終了です。

【まとめ】

次回は作成した窓枠を窓枠に取り付ける作業を行います。

ここまで作業が終わればあとは簡単な作業を残すだけなので、安心して作業を進めることができます。

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