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みんな大好き!洋食の雑学~ハンバーグ・ドリア・ナポリタン~

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2013.10.15

日本人ならば、誰でも食べたことがある洋食。そんな洋食について、ちょっと知っていると話のタネになる、洋食の雑学を今日はご紹介いたします。

1.洋食の代表!!ハンバーグ

洋食と聞いて、まず思い浮かぶものの1つが、鉄板にのった、じゅわーっと音を立てて出てくるハンバーグでしょう。子供も大人も、大大大好きだと思います!!!

そんなハンバーグですが、実はこの名称、お国によって違うのです。アメリカではハンバーグのことを「Hamburger steak」つまり、「ハンバーガー・ステーキ」、または「Salisbury steak」すなわち「ソールズベリー・ステーキ」と呼びます。

また、ハンバーグの起源となったドイツでは、「Deutsches beefsteak」、「ドイッチェス・ビーフステーキ」と呼ばれているそうです。

なぜアメリカでは「ハンバーグ」とは言わないのか。どうやらアメリカで「ハンバーグ」というと、「ハンブルグ」というドイツの都市になってしまい、食べ物だとは思われないそうです。また、「ソールズベリー・ステーキ」と呼ぶのは、イギリス出身の医師、ソールズベリー博士が、南北戦争時に考案したレシピである、という由来があるそうです。

では、なぜアメリカでは、2通りも呼び方があるのか。一説によると、第一次世界大戦時に、敵国の名前の付いた料理の排斥をするために「ソールズベリー・ステーキ」と呼ぶようになったそうです。なお、現在のアメリカでは、「ハンバーガー・ステーキ」はソースなし、「ソールズベリー・ステーキ」はソースあり、というのが一応の分類のようです。

このように、身近にあるものでも、外国での呼ばれ方は様々だったりするのですから、世界は広い。

2.ドリア

ライスにベシャメルソース、チーズをかけてオーブンで熱々!!ドリアも洋食の代表選手と言っていいでしょう。最近では、安くておいしいドリアが日本中で食べられていると思います。

このアツアツのドリアは、実は、イタリア料理ではありません。なんと、日本発祥の料理なのです。ドリアは、フランス料理人であるスイス人、サリー・ワイルが日本の「横浜ホテルニューグランド」で開発した、イタリアンっぽい洋食なのです。

なぜこのような料理を考案したのか、諸説ありますが、一説によると、ワイルは客からのど越しが良い料理を注文され、手近にあった材料でとっさの思い付きから作ったという話があります。

しかしこのドリア、4つの国が関係している、なんだか複雑な料理だったのですねぇ。

3.ナポリタン

ナポリタンの発祥については、「横浜ホテルニューグランド」で開発されたメニューであるというのが、一般的に知られた説だといわれています。

第二次世界大戦後、横浜ホテルニューグランドはGHQに接収され、7年間、米軍に使用されていました。このことから、横浜ホテルニューグランドには大量の米軍のレーション(戦争時に使われる携帯食)が残っていました。当時、米軍のレーションにはスパゲッティをケチャップで和えたものが採用されており、これを基にナポリタンを売り出したという説です。

しかし、実は戦前から「ナポリタン」の原型がすでにあったのではないか、という説はご存知でしょうか?そもそも洋食は、明治から昭和にかけて外国人との社交をするために輸入されたものです。そして、当時の社交界でのルールはフランス流であり、食事も当然フランス料理が提供されていたのです。

そして、1920年に発行されたフランス料理の解説書「仏蘭西料理献立書・調理法解説」には、すでに「Spaghetti a la Napolitaine」(スパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ)という料理が存在したそうです。このナポリテーヌの作り方は、パスタとトマトソースをからめ、パルメザンチーズをかける、というものです。

もちろん、ナポリタンの、もちもちパスタにトマトソース、玉ねぎ、ウインナー、ピーマンという定番のものが当時からあったというわけではないでしょう。しかし、実はナポリタンの原型は、すでに戦前からあったということが言えそうです。

4.洋食の奥深さ

今日は、「ハンバーグ」「ドリア」「ナポリタン」のちょっとした雑学について記述いたしました。しかし洋食にはまだまだ知られざる雑学があるので、機会があれば、更に書いてみたいと思います。

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