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プロ野球をより楽しく観る為に!今年話題の野球ボールの違いとは?

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2013.09.08

皆さん!2013年のプロ野球もいよいよ後半戦となりました!セ・リーグは巨人・阪神の2強が譲らずか!?パ・リーグはこのまま今年も混戦模様なのか!?そんな今年のプロ野球、前半戦は「統一球」が問題になりました。

今回はわずか2年の間に、いわゆる「飛ぶボール」から「飛ばないボール」、そして今年の疑惑となったボールへ様変わりして、コミッショナーが知らなかったという事も相まって注目を集めましたが、ボールの問題は今に始まった訳ではありません。これからも、より面白く野球観戦をする為に「ボール」についての知識をお教えします。

日本では大きく分けて「軟式」「硬式」「準硬式」の3つから構成されます(細かく分けると更にあるのですが…)。「軟式球」は日本の野球選手であれば殆どの方が関わってきたであろう、「一番身近なボール」と言えます。そんな軟式球も2006年に55年間の時を経て大きな変革がありました。

ディンプルというゴルフボールの様な丸い大きめのボツボツが無くなって新しい表面になりました。これにより、今までより「打球速度が早い」「変化球がキレる」等、体感としては少し硬式球に近づいた感じがします。

「準硬式球」は、なかなか触れる機会の少ないボールだと思います。筆者は北海道に住んでいるのですが、スポーツショップの店頭で見かけた事は一度もありません…。

見た目は軟式球で、中身は硬式球と表現するのが一番ピンとくるかもしれません。競技人口も、軟式・硬式に比べてかなり少ない現状にあります。大学で取り入れられている事が多いです。体感としては軟式とも硬式とも言えない、非常に「不思議な」感じです。軟式よりもスリルがあって硬式よりは手軽という事が利点です。

いよいよ本題の「硬式球」ですが、コルクやゴムの芯に糸を巻き、最後に牛革で覆って縫い合わせます。縫い目は108個とされています。重量については、141.7g~148.8g、円周が22.9cm~23.5cmとされています。

実は、この「ボール問題」は100年以上前から争われていたのです!1910年のメジャーリーグワールドシリーズにてコルクを使用したボールが使われました。それから翌年は3割打者が倍近くに増え物議に。そこから何度も改良と批判を重ね、今のボールに近づいていきました。

今注目されている反発力の規定が作られたのは1950年頃になります。その後、1978年~1980年に他社のボールと比べ、10数メートルも飛距離の出るミズノ社の高反発球が使われました。

これを当時のパ・リーグ3球団が使用し問題となりました。その後、2000年以降も2~3年に一度のペースで問題が起きてはいたのですが、私達庶民はそれをほとんど知らないままプロ野球が行われていたのです。

今回、何故ここまで問題になったかと言うと、国際基準に対応させる為に大きく反発力を減らした「飛ばないボール」とコミッショナーが真実を伝えないままに「飛ぶボール」を再び導入した事が反感を買ったと思います。

今年はスポーツ界の不祥事が続いておりますが、やはり、選手もファンもより楽しめる様に組織の見直しと透明化、そして大事な事は選手とファンにしっかり伝える事がよりスポーツ界発展の為になるのではないでしょうか。

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