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無くなったら大変!戦車の主砲装弾数っていくつあるんだろ?

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2013.11.14

戦争は嫌いだが、兵器には興味がある。という方多いですよね。何といっても兵器の主役は、戦車や戦闘機ですよね。

「ガールズ&パンツァー」という美少女アニメが話題になりました。女子の手習いとして、華道や茶道と並び、戦車を女子武道として戦車道の試合を物語にした作品で、第二次世界大戦の戦車が多く使われていましたが、戦車の内部の構造や操作などが実に詳細に表現されていて驚きました。

っで、実際のところ戦車って砲弾をいくつくらい持っているものなんでしょうか?戦争をする以上、弾って数がたくさんあればあるほど多く戦えるし、安心ですよね。

第二次世界大戦の戦車

第二次世界大戦初期に活躍した戦車のほとんどは75mm砲を装備しており、100発前後の弾を積んでいたようです。後期になって戦車は大型化し、砲も大きくなり、ドイツの有名なティガーⅠは88mm砲を装備、92発の弾を持っていたと言われます。

当時のアメリカの主力戦車M4シャーマンは75mm砲装備で90発を持っていたと言いますが、威力の点ではドイツに負けています。でも工業力に任せ、数で圧倒しました。ソビエトのT-34は85mm砲で弾を56発持っていたそうです。

戦後の戦車

戦後、冷戦のおかげで、戦車は楯と矛の関係を繰り返す事になります。戦車自体の大きさに大幅な変化はありませんでしたが、砲は大口径になり、それに伴って装甲も厚く、重くなってきます。そしてエンジンも大出力が求められ、中のスペースは狭くなるのに、砲弾はより大きく重くなって、たくさん積めなくなってしまいます。

第一次世代とされる、戦後間もないころの戦車は90mm砲が主力で60~70発くらいの弾を持っていたようです。第二次世代の105mm砲を装備した戦車では50~60発。自衛隊の74式戦車は105mm砲で50発と言われています。

第三世代以降の世界の主流は120mm滑空砲で砲弾も種類が増え、40~60発くらいの間で各種持っているようです。さすがに120mmともなると一発20数キロの重さがあり、装てんも大変。自衛隊を含め世界では自動装てん装置を持った戦車も増えています。

公開されていませんが、自衛隊の90式戦車で40発程度、最新の10式では30発前後と言われています。(詳細は公開されていません)

実際、日本の戦車の弾の搭載数というのは、諸外国の同じクラスの戦車と比べると少ないんですね、敵戦車と撃ち合いになったら大丈夫か?と思われるでしょうが・・・電子機器が発達して、撃てば当たると言われるほど命中率が高い。

砲はジャイロで安定し、各種センサーを搭載して、距離、風、温度等々を計算、走行中でも90式戦車の初弾命中率は驚異的に高い!と海外からも大きな評価をもらっています。

120mm滑空砲の安定翼付徹甲弾(APFSDS)は一発当てれば相手を無力化する事が可能です。つまり戦車同士では最初に当てた方が勝ちで、激しい撃ち合いというのはあまり考えなくてもよい。狭い空間で、大きくて重い弾を減らしたいのか、一発100万円近くとも言われる弾のコストを考えてのことなのか・・・。

日本本土運用が前提なので補給は容易で不足の心配は少ない事と、多少弾数が少なくても初弾で当たるから大丈夫、という考えなんでしょうね。ちなみに、戦車に装備している12.7mm機関銃の弾は1000発程度持っているそうです。

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