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忘年会シーズン大丈夫!?お酒に飲まれない最適な飲み方を考える

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皆さんはお酒に強いですか?お酒と聞いて一抹の不安を抱く人も少なくはないでしょう。自分なりの飲み方とお酒とのうまい付き合いかたを考えていきませんか?無理して飲むより楽しく長くお酒を飲むことを目指しましょう。

飲めない人にお酒を強要するのはダメ!

新入社員を上司が飲みに連れて行くのは、日本ではごく当たり前に古くから続く伝統行事のようなものです。そして、社会人になって早々ミスをしないように、上司がお酒の飲み方と吐きかた、さらには自分の限界を教えてあげることで、これから社会に出てお酒の付き合いで失敗したり、最悪の場合、急性アルコール中毒になって死んでしまわないように飲み方を教える行事でもあるのです。

しかし、これが間違ったことに「俺の酒が飲めないのか」といわんばかりに酒を強要する人もいます。一昔前まではそれもまた愛嬌だったのかもしれませんが、最近ではお酒がまったく飲めない人というのが現れてきています。

昔は、お酒が飲めないのは飲んだことがないからだとして飲んで強くなれというような習慣がありましたが、近年では体質的にもまったくお酒の飲めない人もいるので、強要するのはいけません。

飲める飲めないは体質と遺伝で決まる!?

では、なぜ飲めない人と飲める人がいるのでしょうか?お酒は本来身体にとってあまり良くないものですが、人間にはアルコールを分解する酵素が備わっているため、お酒を飲んでも気分が良くなるだけで、アルコールが分解されればまたもとの通り生活できるのです。

しかし、お酒が飲めない体質の人は、体内にそのアルコールを分解する酵素が生まれつきまったくない人です。そういう人からしてみれば、アルコールはただの毒にしかなりません。摂取したアルコールが分解できずに辛い思いをするだけです。

一昔前までは、日本人でお酒をまったく飲めないという人はいませんでしたが、最近になっていろいろな文化の血が入るようになってからは、まったくアルコールを分解する酵素が備わっていない人が日本人の中に生まれてきてしまったのです。

そして、いわゆる「昔の人」は、お酒を飲めることをやたら自慢げに話す人が多いです。お酒が飲めないというだけで、その気はないのでしょうが嫌みをたらたらという人も少なくはありません。これは、人種差別のようなものです。

気の許せる友人と飲みに行く習慣を

以上のように、まったくお酒の飲めない人もいるということがわかりましたが、ここで説明するのは多少なりとも少しでもお酒を飲むことのできる人を前提に説明していきますが、まずはやはり先人に見習ってお酒を飲んで慣れるというところから始めていくべきです。

実際のところ、お酒を飲んで強くなるというのが本当に意味のあることなのかどうかについては賛否両論ありますが、強くなることはできなくても、慣れることはできるのではないかと思います。お酒に酔った時の感覚や飲み方、さらにはペースなども慣れてくれば色々とわかってくるでしょう。

土壇場で無理にお酒を飲んで吐いてしまったり、倒れて運ばれては周りに大きな迷惑をかけてしまいます。自分の飲める限界くらいは知っておく必要がありますし、自分なりの吞みかたも掴んでいく必要があるでしょう。そのためには、まずは気の許せる友人とプライベートで飲みに行く習慣をつけていくといいです。

気の許せる仲間同士なので、多少無理をして飲んでみても問題はないでしょう。それでもし吐いたとしても恥をかかずに済みますし、自分のペースや限界を知る上で、いいチャンスです。

吐いて強くなる!?

よく、吐いて強くなれというのが古くからの社会の常識となっていますが、これは本当なのでしょうか?実際、吐いてしまうと体内のアルコールを全て洗いざらいぶちまけることになりますから、体内でアルコールを分解するはずの酵素は意味をなさなくなりますし、この酵素のパワーが鍛えられるわけでもありません。

吐いたらお酒に強くなるというのはあまり真実ではありません。しかし、吐いているうちに不思議と飲めるようになっていくのも事実です。吐くことによってお酒に対する度胸がついたり、自分の限界を知れることになります。それらが結果的にお酒に強くなったように感じさせてしまうのです。

また、吐いて強くなるというのは一理あります。それは、吐いたら強くなれるということではなく、最適な吐きかたやそのペースを自分なりに掴んでいくことで、長時間の飲みや付き合いにも対応できるようになるというものです。

お酒を飲んでも飲んでも、所詮もとから強い人には敵いません。しかし、自分なりに吐くタイミングとペースを掴むことで、最適なタイミングでアルコールを抜くことができるようになるのです。

自分のペースと最適な量を知る

あとは、より自分なりにお酒を飲んでいって最適なペース配分と量を知ることが大切です。大酒飲みの人にあわせて同じ量を飲む必要はないのです。自分がもっとも気分よく飲めるペースを見つけていって、最適なペースで最適な量を飲んでいくととてもいいのではないかと思います。

また、最適なタイミングで一度吐いてアルコールを抜いてあげることでさらに長く飲めるようになりますし、自分なりの吐きかたを覚えてタイミングを覚えられれば、本当にヤバくなってからトイレに駆け込んで、トイレが空いていなくて思わずその場で吐いてしまったというような悲惨な事態を事前に回避することができます

あとは、お酒を飲む量よりも、お酒をさも一杯飲めるように見せるのは、アピールによってなんとでもなります。逆に人目につかず黙々とお酒を飲んでいたとしても、グラスを交換してしまえば何杯飲んだかなんて周りの人には結局わかりません。

それよりも、お酒を飲みながら周りの人と楽しくお話ししたり、常に飲んでますアピールをした方が周りの人から見ればよほど強い人に見えるのです。こうした、些細な工夫もあれば、より長く様々な人とお酒を飲んでいくことができるのではないかと思います。

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