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【大人の理科教室】眼球、臓器の司令塔「小脳」の働きとは?

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2013.12.30

「大脳」は聞いたことがあるけれど、「小脳」は聞いたことがないという人は多いでしょう。小脳は大脳の後下の方にあり、大脳をサポートしています。そして、大脳に右脳と左脳があるように、小脳も右と左に分かれています。

小脳とは?

小脳は、脳全体の後方やや下にあります。大脳が脳全体の80%の重さであるのに対して、小脳は10%程です。成人の男性では、120gから140g程の重さと言われています。

大脳には感情を司る右脳と、言語を司る左脳がありますが、小脳も右と左に分かれています。

真ん中にある「虫部(ちゅうぶ)」という場所を境界にして、「前葉(ぜんよう)」「小脳脚(しょうのうきゃく)」「片葉(へんよう)」「後葉(こうよう)」などから構成されています。

そして、これらは「大脳新皮質」という思考を司るところや、「脊髄」と、それぞれ情報のやり取りをしています。

前葉と虫部は、視覚や聴覚の情報や、皮膚からの感覚や運動に関する感覚を受信して、筋肉を上手くコントロールして、姿勢や運動を調整します。

後葉は大脳と情報を調整して、運動をスムーズに行うような働きを行います。

片葉は眼球をコントロールします。小脳脚は小脳からの情報を、それぞれの臓器に伝えています。

大脳よりも多い神経細胞の数

小脳は1000億個以上の神経細胞が集まっています。この1000億個という数、実は大脳新皮質にある神経細胞の数ですら約140億個なのです。

しかも、脳だけでなく、全身の神経細胞の数から見ても、過半数を占めています。

こういう圧倒的な数の神経細胞によって、大脳や脊髄との情報のやり取りの中、身体運動を調整したり、体で覚える様な学習に関わっているのです。

小脳は複雑な動きを実現させる器官

動きが複雑であればあるほど、小脳の役割が重要になります。例えば、他の動物でも単純な動きしかしない動物の場合ですと、小脳は小さく、それでも事足りますが、複雑な動きをする動物は小脳が大きく発達しています。

人間の様に複雑な動きをする場合、やはり小脳が大きくないとスムーズな動きは出来ません。

人間の小脳は、脳全体の10パーセント程と言いましたが、実は表面積だと75パーセントになります。
こういった事や、神経細胞の圧倒的な数から考えても、いかに重要な器官であるかが分かります。

この様に、小脳は、大脳をサポートしながらも、とても重要な役割を担っていて、人間の日常生活に支障がないように働いています。

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