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〇〇って実際なに?おいしそうに見える謎単語の実態に迫る!

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2014.03.20

聞こえはいいけど結局なんなの!?

たとえばカレーのCM。たとえばレトルト食品。例えばチェーン店の広告。食品を販売するときは「いかに消費者に美味しそうと思ってもらえるか」ということがキモです。実際食べれば美味しいものでも、宣伝が下手だったら誰も食べる気にはなりませんからね。

ですから、「人はイメージで食事をする」といっても言い過ぎではないのです。冷凍食品などを食べるときに、そのパッケージに書かれた売り文句を見ながら食べるとより美味しく感じられる、なんて経験はありませんか?それも同じことなんですね。

とはいえ、ここでひとつ疑問が生じます。美味しそうな宣伝文句が嘘を言ってはいないとはいえ、「この言葉があるだけでなんだかおいしそうに思える」という、いわば売り文句の核のような言葉があるのです。

しかも、その言葉の説明もないことがほとんどです。なのに美味しそうに思えてしまうから不思議ですよね。というわけで、実際なんであるのかわからないのに、なぜか美味しそうに思えてしまう魔法の言葉の実態に迫ってみたいと思います!

中華料理と言えばこれ!「XO醤」

冷凍チャーハンをはじめ、その他諸々の中華系のレトルト食品やカップ麺などのパッケージにこれ見よがしに書いてあるもの。それが「XO醤」です。この言葉自体はほとんどの方が知っているでしょう。XOという謎めいた響きと醤(ジャン)という語呂の良さから圧倒的に美味そうなオーラが立ち上っていますよね。

ではその実態はというと……なんと、一時期在庫切れが続出、社会現象にまでなったあの「食べるラー油」の元祖のようなものなんですね。金華ハムや干しエビなどの高級食材を細かく刻んだ味噌ベースの調味料で、これを使うと料理にコクと旨味がグっとプラスされるんです。

ちなみにXOとは「エクストラ・オールド」のことで、ブランデーのランクを示す単語です。そこからXO醤はブランデーで煮込んで……なんて説もあるようですが、実際は最高の調味料であることを示すためにあやかっただけというのが本当のところのようです。

ミートソースなどでよく見る「フォンド・ボー」とは

パスタソースや固形ルーなどのパッケージによく書いてある「フォンド・ボー」ですが、普段何気なく見て「なんかうまそう」と思っていて冷静に考えるとなんなのかわりません。響きからして高級感はあるもののちょっとモヤモヤしてしまいますよね。

さて、そんなフォンド・ボーの正体はフランス由来のペーストです。子牛の骨などを焼いてから煮込み、そこに香味野菜とトマトを入れてグツグツと煮込んだものです。これをソースなどの土台にすると非常にコクが出るものなんですが、確かに製造方法からして美味しそうなものですよね。

ちなみにミートソースなどに書いてあるのでてっきりイタリア由来のものと思っていた方はけっこう多いのではないでしょうか。ちなみにかなり昔にカレーのCMでやっていたグラスドビヤンドはこのフォンド・ボーを更に濃厚に煮詰めたもので、同CMでやっていたフュメ・ド・ポワソンはベースが肉ではなく魚のものだそうですよ。

カレー系にこれみよがしに書いてある「チャツネ」って?

固形のカレールーやレトルトカレーには美味しいカレーにはこれが入ってなければいけない、という不文律でもあるかのように「チャツネ」という文字がありますよね。語感がちょっとキツネっぽいせいか色合い的にはキツネ色かこげ茶色を連想しがちですが、実際はどうなのでしょう。

実はこれ、アジア圏で当たり前に使われているペースト状の調味料なんです。果物や野菜、ハーブ類を使いその場ですりつぶす、いわば合わせ調味料のようなものと、これを煮込んだものの二種類があるんだそうです。

カレーに使われているのはマンゴーのチャツネが多いみたいですね。チャツネ、というとちょっと特殊な調味料のイメージだと思いますが、日本的に言えば醤油や味噌のような当たり前に使われるものなんだですね。蓋を開けてみたらちょっと高級感が薄れてしまったかもしれませんね……

まだまだある謎単語!

街中を歩けば他にもこういった謎の単語は数多く見かけることができます。人は五感だけではなく、イメージや知識、そして記憶なども使って全身で食事をするもの。普段の食事をもっと美味しく感じるためにも、「なんとなく美味しそう」を「だから美味しい!」に変化させることはとても楽しいものです。

料理は使っているものの素材や由来が分かれば更に美味しく思えること間違いなしです。そのためにはこういった謎単語の実態をどんどん吸収していくことはとても重要です。また機会があれば他の謎グルメ単語をご紹介させていただきたいと思っています!

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