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お風呂で健康に!温冷効果で健康効果を高めるポイント!

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2014.03.14

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毎日入るお風呂ですが、お風呂に入ることで身体を綺麗にするだけでなく、様々な健康効果を狙えます。温泉に入ることが健康にいいと言われているのはそれが理由で、お風呂の温冷効果をうまく使った健康法について考えていこうと思います。

温冷効果とは?

温冷効果という言葉をご存知でしょうか?その名のとおり暖かいものと冷たいものによる効果のことですが、これが健康的にもとても良いものなのです。お風呂や温泉でいう温冷効果とは、冷たい水と温かいお湯を交互に浴びることで身体の自律神経を整えて健康を目指すというものなのです。

自律神経は私たちの生命維持に欠かせない様々な機能を担っていますが、自律神経が狂うと万病の元になるように、全ての健康は身体の基礎的な機能で成り立っています。そして、温冷効果によって自律神経を効果的に整えることができ、しかも湯冷めにも強くなるため、温泉や入浴の効果を最大限に活かした健康法が実践できるというわけなのです。

基本的に温泉ではサウナや熱いお湯と水風呂などを交互に浴びることで、温冷効果を得ることができます。この温冷効果はあくまでも健康的な心身の人を対象として解説していきますので、もともと心臓が弱い人や高齢な人にはあまりお勧めできない方法でもあまります。

交感神経と副交感神経

自律神経には交感神経と副交感神経というものがあります。これは私たちの健康的な活動やそのサイクルを支える上でとても欠かせない神経系になります。

まず、交感神経とは、私たちが起きて活発に活動している時に活性化されるもので、血流を良くし血圧を上げて活発な心身の活動を助ける役割があります。つづいて、副交感神経は私たちがリラックスしている時や寝る前などに活発になる神経系で、血圧を下げて血管を拡げ、緩やかな活動と心地よいまどろみを生みます。

そして、これらの神経系がうまく連携してバランス良く機能している時は問題ないのですが、これらがうまく機能しなくなるとどうなるかというと、日中の活発に活動する時間帯なのに副交感神経が刺激されて眠くなったり、注意力が散漫になる、また、逆に本来寝なければいけない時間帯に交感神経が活発になってしまって目が冴えてまったく眠れないなどの状態を引き起こしてしまいます。それぞれの交感神経や副交感神経、また自律神経系がしっかりとバランス良く機能しなければ、私たちは健康で活発に活動するのに多くの支障が出てしまうのです。

現代人の習慣病として低血圧を抱える人が多くなっていますが、これも自律神経の乱れによって活発に活動しなければいけない時間帯に副交感神経が活発になってしまって血圧が下がっている状態を示します。その他にも様々な原因はあるのですが、おおむねこの自律神経系が整ってさえいれば、健康的に活動できるのです。

熱いお風呂とぬるいお風呂

入浴の健康法として、よく2種類の対照的なものが紹介されます。そのひとつは熱いお湯に浸かって健康的になるというもので、もうひとつは温いお湯に半身欲をして健康的になるというものです。

これらはそれぞれ別々の方法で健康を目指すもので、それぞれ用途や役割が違います。そのため、どちらが身体に良くてどちらが体に悪いということはないのです。ただ、先にも説明した通り、心臓の弱い人や高齢の方は、あまり熱いお湯には浸からない方がいいかもしれません

熱いお湯に浸かると交感神経が刺激されて血管が収縮し、心拍数が上がりますから血圧が高まります。それによって活発な心身の機能が目覚めます。朝に素早く入浴したい場合や、目を覚ましたい場合にはとてもいい方法ですが、あまり長く浸かっていると身体に負担がかかるため、素早く入るのが基本です。逆にぬるめのお湯は、副交感神経を高めてリラックスするのに効果的で、半身欲などで長めに浸かることで、高いリラックス効果と身体を芯から暖めることができます。

サウナと水風呂

温泉で利用できる温冷効果の健康法としては、サウナと水風呂が代表的です。まずはサウナに入って身体を温め、次に水風呂に入ります。水風呂に入る前は、最低限のマナーとしてまず身体を流して汗などを落としてから入りましょう。

水風呂に入る時間はあまり長くなくて大丈夫です。そして、そのあとまたサウナに入り、水風呂に入ってを繰り返します。この場合、サウナに入ると身体が温まり血管が広がって血流量が多くなります。結果的に副交感神経が刺激されます。

つづいて、水風呂に入ると一気に身体が冷やされて血管が収縮し、血圧が上がりますから交感神経が刺激されてなんだか頭がスッキリしたような感覚になります。これを繰り返すことで交互に副交感神経と交感神経の機能を高めることができるため、それぞれの神経系のバランスを整えることにも繋がります。

一般家庭での温冷効果

最後になりましたが、より一般的な家庭のお風呂でこの温冷効果を高めたいと思ったら、少し熱めのお湯に浸かって、そのあとで冷たい水を浴びてを交互に繰り返すといいでしょう。あまり熱めのお湯に浸かると、結局交感神経が活発になってしまうため、そこまで熱めのお湯にする必要はありませんが、あまりぬるいお湯であれば水を浴びることで湯冷めしてしまいますし、身体が温まらなくて風邪をひいてしまうかもしれません。

もしくは、ぬるめの水とぬるめのお湯を交互に浴びると、効果は若干落ちますが、それでもより低刺激に温冷健康法を実践できるでしょう。これらを3~5回程度繰り返して上がるのがベストです。

また、当然のことながら湯冷めをしないためには最後に暖まって上がるのがいいと思われがちですが、逆に冷水を浴びてから上がるのが実は一番湯冷めをしない方法です。もちろん、そのためには事前にしっかりと暖まっておく必要がありますが、温泉などでは上がる前に冷水を浴びてから上がってみてください。

冷水を浴びている間は寒く感じるかもしれませんが、温泉はもともと高温多湿ですから水から離れればすぐに身体がまたポカポカしてくるでしょう。暖かいお湯に浸かってから上がってしまうと、体温を下げようとして放熱を始めます。もちろん汗もかいていますから体温が急激に下がりすぎてしまい、湯冷めの原因となります。しかし、冷水を浴びてから上がると汗もさほど多くかきませんし、体温を下げようと働く身体の機能も緩やかなので、風呂から出てからの身体の冷え具合が変わってきます。

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