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運動をする時にどんな脳を使っているのでしょうか?そのメカニズム!

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2014.01.24

人は運動する時に、「運動野」と「運動連合野」を連携させて、うまく動作出来るようになっています。そんなメカニズムについて説明します。

運動野とは

人は運動をする時には、「運動野」という所から、筋肉に対して指令が出ます。例えば、手を動かしたい場合は、手の筋肉に対して指令が出て、動くという訳です。

しかし、残念ながら、この運動野からの指令だけでは、「なめらかに」動く事は出来ません。運動連合野が動きを微調整して、なめらかな動きが出来るのです。

その運動連合野は、受け取った情報を、過去の経験から予測して、それに伴って「どんな動きをすれば良いのか」を検討し、「こういう動きをすれば上手く運動ができる」というような情報を運動野に伝達します。

ただ、実は視覚野から運動連合野への伝達以外にも、様々な領域が関係することで、なめらかな運動が実現します。

運動連合野以外の領域との関わりあい

運動野と運動連合野の関わり以外にも、側頭連合野、頭頂連合野、前頭連合野、運動連合野、筋肉との関わりがあります

例えば、テニスの試合をしていたとします。先ず相手がサーブを打ってきた時にボールを察知するのが視覚野です。そして、そのサーブがコートの中に入っているのか、それともアウトになるのかを判別してから行動に移しますよね?

サーブが入っているのか、アウトなのかは、側頭連合野で判断します。

そして、そのサーブが速いスピードなのか、遅いスピードなのかも判断しなければ打ち返せません。その時のスピードを判断するのが頭頂連合野です。

ここまでの段階で、サーブのスピードと、入るかアウトかを認識し、もしも「入っている」との判断であれば、「打ち返す」と判断をします。その打ち返す判断は、前頭連合野で行います。

しかし、まだこれだけで打ち返せる訳ではありません。どういう動きをして打ち返すのかを指示しなければなりません。

その、どのようにして打ち返すかは、運動連合野が決めます。そして、運動連合野によって決められた打ち返し方を、運動野が全身の筋肉に伝えて、伝えられた全身の筋肉が動いて、相手のサーブを打ち返すという行動に出るのです。

このように、視覚情報を視覚野が認識した所に始まり、様々な領域が関わって、最後に全身の筋肉に伝わって行動に移すまでの動作を、相手のサーブが届くまでのほんの一瞬で行っているのです。

ちなみに、運動野は脳のてっぺんあたりにあり、隣には体性感覚野という同じく身体部分と対応した領域があります。

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