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なぜ目標は紙に書くと実現されやすいのか?脳のメカニズムとは?

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2013.08.05

「今年、年収1000万円になる!」そんな目標を立てている人はいませんか?それはお金や仕事だけじゃなく、恋愛や人間関係、趣味などどんなことでも言えることだと思います。実際、こうやって紙に書いて定期的に見返している人の中にはどんどん書かれたことを実現している人もいるようですが、それにはどんな理由があるのでしょうか。

新しいことを認識し始める

脳にはユニークな機能があり、自分にとって大切なもの、それに関わることが見えるようになったり情報として集まるようになったり、逆に大切じゃないものは見えないようになるという機能です。

もし、全てが大切なものとして見えていたら、それは自分の家族とそこらへんに落ちているゴミが同じくらい大切だということになり、それもまたあまり考えたくないことかもしれません。逆に、そうした大切と思える気持ちがあるからこそ人間らしい一面が出来て、それは家族や恋人だけじゃなく自分の目標にも言えることです。

目標は人それぞれ違い、それだけオリジナリティがあるということですが、この機能が自分の大切なことを実現出来る可能性を高めてくれるようです。というより、逆にそれがないとすでに実現していることにも気付かないことがあり、たとえばお金持ちになりたいと思ったら家族は意外にもすでにお金持ちだったということです。

そのように、自分の目標を紙に書き出すこと、そうやって意識し始めることで新しいこと、自分にとって大切なこと、それに必要なことを認識し始めるということです。それは意識的にかもしれませんし、無意識的にだんだんと情報を集めていき、忘れていた目標を見返してみると達成していたと気付く人もいるほど、脳は情報を24時間集め続けてくれるようです。

自分らしさが分かる

キチキチに目標を立てていると苦しい人でも、全く目標もなくフラフラしていたら退屈や空虚感といった気持ちがやってくると思います。そうした気持ちよりも見返すだけで良い気持ちになれる目標があると、それを見ただけでワクワクすることが出来るでしょう。

自分らしさとは全く目標もなく自由に過ごすことでも、家族や友人との関係を捨ててビジネスに没頭することでもなく、自分らしさがにじみ出る幸せを感じることが自分らしさではないでしょうか。

中には1時間置きのスケジュールをキチキチに設定して、友達や家族との付き合いはほったらかしにしてビジネスに没頭している人もいますが、苦しく窮屈で幸せ感を感じないような人生の人もいます。また、自尊心や無価値感を満たすための目標ではなく、あくまで夢中になれる目標、目標は副産物でそれをしているだけで自分らしくて喜びや幸せを感じられることが大切です。

そして、自分に正直になればなるほど無理やりモチベーションをあげて無価値感や自尊心を満たす行動を捨てて、周りの判断よりも自分の幸せ感などをベースに行動出来るようになるでしょう。そうなると、その分野で誰よりも一流になることが出来て、さらに自分だけのオリジナリティを加えれば嫌でも周りの人が喜ぶブランドが出来てしまうでしょう。

なので、他の人に勝つために数字設定やモチベーションをあげないと出来ないようなことを紙に書いても、頑張らないと実現しないかもしれません。それなら、そもそも無理やり頑張るより自分の気持ちに沿ったことを紙に書いた方が、どんな気持ちの自分でもまたワクワク感を高めてくれるでしょう。

何個書いても大丈夫

紙に目標を書くのは自分の状態に関係しているので、むやみに書くのは後々自分を振り回すことになりかねないのは、それをやらないといけないと思ってしまうことです。紙に書いたことを実現出来ない自分は無価値だと感じてしまう目標設定はいつまでも自分や周りを苦しめることになります。

そして、その目標が高すぎて無価値感を感じるなら、ちょっとした喜ばしいことでも喜べず、周りが無能に見え、出来ない自分を責めたりと痛々しい人生になることもあります。なので、あくまでそれを「やりたい」という気持ちから出てきているのかというのが大切で、それなら何個書いても大丈夫でしょう。

なぜなら、それがたとえ達成出来なくても自分の無価値感や自尊心が傷つくことはないからで、見るだけでワクワク出来るサプリメントみたいなものだからです。自分の目標が自分を痛めつける鬼監督のようなものになっていたら、もちろんそうした動機はたまに必要かもしれませんが、毎日そんな切羽詰まった人生は楽しいでしょうか?

人生を生きる意味自体明確になっていない、それでいて幸せや喜びといった感情を感じることが出来る人間にとって、感情が人生のコンパスといえます。いつも嫌な気持ちを感じるのも人生ですし、いつもいい気持ちを感じるのも人生で、そこに自尊心や無価値感といった元々備わっているような感情に振り回されないことも大切です。

そうしたことを踏まえて、自分の感情が中立に近い状態の時に目標を設定すると、目標に振り回されることも少なくなると思います。

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