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その始まりは町おこしにあった!?日本生まれのクオーツ時計の歴史!

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2013.06.26

腕時計は、以前は進学祝いとか、就職祝いとか、特別の時期に贈られるモノと決まっていた。友人宅に遊びに行くと、ピアノの上にレースが掛かっていて、その上に、退職祝い・ナントカ株式会社、というエラソウなデスク時計が飾ってあった。後ろのねじ巻き時計なので、だいたい止まっているんだけどね。

祝い用の腕時計だけど、今は、90%以上はクオーツ時計だ。クオーツという振動子をもった時計で、毎日正確な時を刻んでいる。

他に正確なのは、基準信号が送信される標準電波で、時刻を刻む電波時計もある。クオーツは正確だが、手作業で時刻を設定する必要がある。一方、電波時計は、日時情報があって 時刻や曜日を表示できる機能がある。時計は、スケジュール的に電波を受信して、時刻を標準時に矯正する機能がある。

最近は、掛け時計でも電波受信できるようになってる製品が増えている。時刻あわせの必要がなく、それで正確なら、電波の方が手間なしではある。

最近では、GPS機能があったりします。スポーツ用の腕時計は、例えばSUUNTOなどは、高度や温度、標高に方角だって分かる。走ったコースをGPSでトレースして、地図で確認することができ、それで消費エネルギーを計算できたりする。

さて、これほどバリエーションのある腕時計だけど、クオーツ機能を腕時計に初めて搭載したのは、日本の諏訪精工舎だ。繊維で育った諏訪は、戦後斜陽になり、そこでスイスのバーセルを手本に、時計作りの町にしよう、そういう「町おこし」の一案からスタートした。生糸を紡ぐ、繊細な作業だったから、時計の組み立てはそれほど苦にならない作業だったらしい。

しばらくして製品を出したその辺りから、アメリカで電子時計が売り出され、電池一つで長い時間駆動できるとして世界中で爆発的に売れ始めていた。

腕時計のねじ巻きが不要になった、そんな革命的な商品だった。そこでめげるどころか、より正確な時計ということで、アメリカの研究所で試験的に作成した、ある時計の記事を発見。さっそく取り寄せてみると、なんとタンスよりデカイ真っ黒な物体だった。それこそがクオーツ時計だった。

クオーツとは石英のことで、純度の高いモノを通じて水晶と言っていて、クリスタルと言いますね。ある電圧を掛けると、何ヘルツという一定の振動数で発振します。それをモーターにつなげて、針の運針をする、そんな仕組みだ。タンス時計も、10センチほどの水晶を使っているらしいことが分かった。

これを腕に載せようという試みです。まず微少なクリスタルをどうやって作るかが、今回の成功のカギですね。あなたの考え事中の脚の貧乏揺すりも、振動数?まあ揺れていることには違わないけど、一定数じゃないよね。

無駄話ですが、実はカギでもあるんですね、貧乏揺すり。結果の話ですが、省エネで振動させるのは、両足の貧乏揺すり、そう音叉の形なんです。小さな小さなクリスタルに切れ目を入れ、音叉の形にして試作すると、なんと見事に微少な省電力で動くことが判明。

これからそれを腕時計に入れて、初めてのクオーツ腕時計が完成した。

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