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真冬に至福の「コタツにみかん」最高の組合せはどうして生まれた?

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2015.01.16

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寒い冬になると、コタツから断固として出たくなくなります。休みの日はコタツの中で過ごす生活にチャレンジしてみたり。そしてコタツの上に「みかん」があるとなると、これはもう最強タッグです。

しかしどうして「コタツにみかん」なのでしょうか?最高の組み合わせだということに異論は無いのですが、このコンビを考えた人はいったい誰なのでしょうか?

温州みかんは明治から普及

みかん(温州みかん)は正確な記録はありませんが、日本で400〜500年前頃から栽培されていると考えられています。温州という中国の地名が付いていますが、実際は鹿児島が原産地です。欧米では「satsuma(薩摩)」という名前で売られています。

江戸時代には縁起が悪い(温州みかんは種をつけないため)とされ、それほどメジャーな果物にはならなかったのですが、明治になってから一気に庶民に普及したようです。

電気コタツの誕生とともにコタツみかんが発生?

一方、コタツが一般的に普及したのは1960年代頃です。室町時代から炭を使ったコタツはありましたが、高度経済成長期に電熱式のコタツが開発・販売され、一般家庭に普及していきました。というわけで「コタツにみかん」が現れたのは1960年代以降ではないかと考えられます。

具体的に誰が始めたということはなく、テレビの普及も同時期だということもふまえると「コタツでテレビを見ながらみかんを食べる」という状況が自然発生的に定着したと想像されます。

他の果物ではやっぱりダメ!

コタツはともかく、なぜみかんなのでしょう。他の果物ではダメなのでしょうか。みかんは常温で長期間保存可能な果物です。これはコタツの上に常備するには必須の条件です。また、冬が旬なので甘みが強く価格も安いのも一因です。箱買いしたり、親戚から箱で送られてくるなんて方も多いでしょう。

食べる時のお手軽さも必須です。コタツから出られない(出たくない)ので、ナイフなどの道具は使えません。手で皮をむくことができ、それでいて手が汚れて洗いにいく必要も無いみかんは、この観点からもお手軽なわけです。

甘みよりも水分と酸味が大切

さらに味や成分も冬に合っています。空気が乾燥しているので、みかんの水気と適度な酸味は口を心地よく潤すことができます。さらにみかんに多く含まれるビタミンCは風邪の予防にも有効です。とはいえ、コタツにゴロゴロしている時点で不健康なので、本当に効果があるかは疑問です。実際は気休めでしょうね。

世界に広がるコタツみかん!

みかんはアメリカやカナダでもsatsumaの固有名とは別に「TVオレンジ」や「テーブルオレンジ」とも呼ばれ人気が出てきているそうです。テレビを見ながら気軽に食べるという、日本とまったく同じノリなんですね。世界に通用するコタツみかん!流石です。

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