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冬は憂鬱になりやすいのはなぜ?脳の機能と自律神経を高める習慣

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2014.03.07

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冬になるとなぜだか体調が悪くなったり憂鬱になりやすい季節です。単純に日照時間が短いので自律神経が狂いやすいというのも原因ですが、それ以外にも自律神経を中心に様々な理由があります。今回はそんな冬の健康的な心身の保ちかたについて考えていきましょう。

秋は季節の変わり目!

春や秋などの季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われていますが、これはなぜなのでしょうか?その理由に関係しているのは自律神経です。自律神経は私たちの意識とは別に、食べたものを消化したり、体温を調節したりと生命維持に欠かせない活動を担っているわけなのですが、この自律神経が乱れることによって私たちの心身にも大きな影響が出るのです。

そして、私たちには環境適応能力という便利な機能が備わっており、住む環境が多少変わってもそれに順応して生きていけるようにできているのですが、この環境適応能力や自律神経も急激な温度変化にはとても弱いのです。そのため、朝夕で一日の中で温度変化が激しかったり、室内と外の温度差などによって、乱れやすくなってしまうのです。環境適応能力は緩やかな自然の温度変化や環境変化には強いですが、室内と室外などの急激な温度変化にはめっぽう弱いのです。

冬は自律神経にとって苦手な季節!

以上のことから、季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われており、その原因は自律神経の乱れと温度変化にあることがわかりました。これらのことからもわかるように、夏や冬であっても決して例外ではないのです。

夏バテの原因もこの自律神経の乱れによるもので、外の暑さと室内の冷房などが効いた涼しさが急激な温度変化となって襲うため、あっという間に自律神経が悲鳴を上げてしまうのです。そして、自律神経はどちらかというと熱さよりも寒さに弱いですから、冬場は自律神経にとっては大変な季節になります。

特に寒冷地方では、真冬の寒さが氷点下にも達します。北海道であれば毎年マイナス10℃くらいの気候はザラでしょう。外がこれほどまでに寒いのに、室内では過保護すぎるほどに暖房が効いていて25℃近くあるのですから、その差は単純計算でも30℃以上ということになってしまいます。これでは自律神経も悲鳴を上げて無理もありません。そこまで寒い地方でなかったとしても、やはり室内と室外の温度変化は避けられませんから、自律神経にとって大きな負担となるのです。また、室内であっても朝方と日中では温度差がありますから、1日中温度変化をくらっていることになります。

規則正しい生活習慣をまず第一に!

以上の点からもわかるように、冬はとても体調を崩しやすい季節なのです。それでいて寒くて乾燥しているためウイルスさんがたもとても元気でいらっしゃいます。風邪をひきやすいことこの上ありません。ですから、しっかりとした生活習慣がより重要になってくるというわけなのです。

年中通して規則的な生活習慣は全ての基本となるのですが、特にこうした冬のようなただでさえ体調を崩しやすいような環境が整ってしまっている時期には、生活の基盤から強化していくことがとても重要になります。

規則的な生活習慣とは、すなわち毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることや、栄養のバランスがとれた食事を規則的にしっかりととる、適度な運動をするなどがそれにあたります。休みの日であれば、寒くて布団から出たくありませんし、ついつい夜更かしをしてしまいがちですが、そこはなるべく我慢をして平日となるべく同じ生活を送る必要があります。油断をするとそこから徐々にではなく一気に生活リズムが狂ってしまうことも、冬であれば考えられるのです。

脳内伝達物質とセロトニン

また、健康的な心身を維持していくには自律神経の他にも脳内伝達物質というものがあります。脳内の細胞間を行き来して伝達する役割を果たす物質ですが、ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなどが有名で、それぞれ役割が違います。どれも生命の維持には欠かせないもので、たとえばドーパミンが脳内で満たされると気分が高揚し充実感が得られます。ノルアドレナリンは緊張と闘争心を司るため、困難なことに立ち向かわなければいけないときなどに欠かせない物質です。

しかし、これらの脳内伝達物質は単体で制御がききません。現代人のストレスの多くは、このノルアドレナリンの歯止めがきかなくなってしまっていることも大きな原因となっています。そして、これら脳内伝達物質や脳内の働きを正常化するためにセロトニンという脳内伝達物質があるのですが、これが現代人はとても不足しがちです。セロトニンは各脳内伝達物質のバランスを整え、ホッと一息ついたときのような安息感と満足感を与えてくれる生命に欠かせない物質です。

日光浴と適度な運動を習慣に!

これらのことからも、セロトニンを増やしていかなければ、ノルアドレナリンがどんどん増えていってしまって、ストレスやイライラに歯止めがきかなくなってしまいます。そこで、日光浴という最も原始的な生活習慣がとても大切なのです。

特に午前中や朝日は自律神経を整えるのに強い作用を持っており、日中の日光を浴びることでセロトニンの量も増えます。これは太陽光の強い光だからこそ可能なことで、一般の蛍光灯や白熱電球くらいの光量では、とうてい自律神経もセロトニンも整えることができません。

また、現代的なセロトニンを増やす方法としてはサプリメントでセントジョーンズワートという天然ハーブ由来の栄養素を毎日摂取するという方法があります。セロトニンを増やすことがまず第一ですが、セロトニンも極端に増えるわけではありませんし、これが増えたからといってノルアドレナリンがあまりに増えすぎていては太刀打ちできません。

ノルアドレナリンは現代においてはストレスを増大させるとても厄介な物質でもあるのですが、肉体労働によって消費できますので、適度な運動はとても大切です。そして、それと併せて日光を浴びれればなお良いです。

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