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自分を正当化することで、本当の問題から目をそらす心のメカニズムとは?

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2013.07.07

「自分が正しいんだ!」親子の間ではそんな正しい間違っているという判断による言い合いは多いと思います。それが友達との関係でも起こり、周りから見るとどうでもいいようなことでも自分が正しいという、自分を正当化しないと気が済まない人もいますが、それはなぜでしょうか。

本当の問題を見たくない?

自分を正当化する人を見ると、なぜそこまでして間違いたくないんだろう?と思うことはありませんか?

もちろん人から批判されたり自分の負けを認めることはどんな人にとっても無価値感をくすぐられる嫌なことだと思います。自分には価値がない、そんなことを認めたい人はいないでしょう。

ですが、負けから学べることは大きいということからも、今の自分に対しての意見は聴く価値があることだとしても、それが自分を否定するようなところから話しかけてくる人に対しては良い思いをしないかもしれません。

ですが、そうやって自分を正当化する人にセットになるのはもう1つの考え方です。自分を正当化するということは、正当化しないという考えもあります。そして、その2つを生みだしている限り、それは外の問題というより自分の心の中の問題といえます。

いつまでも自分を正当化しているといつまでも問題が出てくるでしょう。それは、自分の中にある本当の問題を見たくないのかもしれません。ですが、それが問題を作り出し続けるなら、本当の問題はなぜ自分はそれを正当化するのかということではないでしょうか。

それは、正当化しないと今の自分を変えることになるからです。人には自分が正しいと思う気持ちがあります。ですが、それが強いとたとえそれが嫌な自分でも、自分を変えるより周りに対しての不満がいつまでも出てくるのではないでしょうか。

今の自分を守りたい?

また、別の角度から見てみると、自分を正当化するということは自分を守りたい気持ちが強いともいえます。正当化することで今までの自分を変える必要はないので、心が揺さぶられることもありません。もちろんそうした人生もいいでしょうが、不平不満をいう人生か自分らしい幸せな人生かでは、どちらの人生がいいでしょうか。

人の不満をいって自分が正しいと思うことで優越感を感じることも出来ますが、その人生には気持ちの安心感はあるとしても、いつも不満をいわないと満たされない、中毒のような効果もあります。じゃないと退屈感も感じることになるでしょう。

そんな自分にとってポジティブに自分の人生を変えよう!というメッセージが来たら、今の自分を変えることは不安定になることなので、批判するかもしれません。

実際、ビジネスでも批判を多くされている人は、そういった自分の商品サービスを求めていない人たちまで大衆向けに広告や宣伝などで広げることで、売り上げが上がることもそうですが、メッセージのバランスによっては批判を増やすことにもなるようです。

今の自分を変えるようなメッセージが来たら、それはどんな状態の人でもそれは自分を否定されているような気持ちになるかもしれません。

見たくないものを見る勇気

そうした安心感の中で生きるのも1つの人生なので良い悪いはありませんが、もし自分らしい幸せな人生を生きたいなら、安心しているところから抜け出すことも必要になるでしょう。その時には、自分を正当化することを客観的に見られると、新しい気付きがあると思います。

自分を正当化するということは自分の中に守りたい自分がいると思います。そして、それを見ないようにすればいつまでも安心感の中に入れますが、新しい自分に変わる時に必要なのは、その守りたい自分はどんな自分か?そしてなぜそれを守りたいのか?という見たくないものを見る勇気が必要になってきます。

それは、どれだけ成功しているといわれる人でも、逆に自分の中にある無価値感を見たくないから頑張り続けて結果を出し続けている人もいたり、結果が出ているから自分の中にあるものを全て見ているというわけではないようです。

それよりも、ネガティブな感情も人間の中にあることを考えると、変にポジティブに成功している人は、逆に不自然かもしれません。事実、素晴らしい人といわれている偉人も、一緒にいると普通の人といわれていました。

自然で自分らしい状態、いつも自己正当化したり不平不満をいう自分から、自分らしいことをして幸せな人生を生きる自分に変わるのは確かに苦しいと感じるかもしれません。ですが、長い人生の中で色々な自分を経験することで、良かったと感じることもあるのではないでしょうか。

また、今の自分を守ろうとする自分も愛することが出来れば、自分をもっと好きになれると思います。

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