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アスリートは動体視力をどのように鍛え、手に入れるのか?

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2013.06.12

人間の眼の構造は一人一人違うわけではなく、つくり自体はみんな一緒なのです。それは言い変えれば、特別な人がいるわけではないので、アスリートの動体視力というのは後天的に作られるものなのです。

しかし、これから上達したいという子供たちに、親御さんもどうやってトレーニングをしていけばいいのかわからないのも動体視力の難しいところなのです。

大抵はお父さん達も、自分の子供の頃に習った練習を思い出しながら子供達に指導をしますが、動体視力に関して当時はそのような教えを受けた人は殆んどいないのが現状です。少しだけでも動体視力が分かるようになると、スポーツの色々な可能性が見えてきます。

いまの世の中にはパソコンやテレビなど、街中の光景にしてもカラフルな看板や電光掲示板のライトなどの模様が色とりどりなので、知らないうちに視力が低下をする材料だらけなのです。

野球の選手ならば、一流のピッチャーが投げたボールは、瞬間的におおよその予測をつけて、バットスイングをしなければ、とうていボールに対して追い付くことが出来ないのです。これは目で見た情報を脳が判断して指令を出し筋肉を動かすという流れになります。

これは一流のバッターは時速150キロの世界をしっかりと目で見てボールをとらえているのです。しかもボールに色や文字などが入っていても、それを見極める事が出来るのが、一流選手の動体視力と言えます。

動体視力と言うのは、筋肉と同じように鍛える事が可能な器官の一つですから、早い球を見極める事が出来るようになれば、身体の反応を利用してボールを打つ事が出来るようになります。

ではどうやって反応しているのかというと、人間は目で見た情報を基に考えて、筋肉を動かすという作業を始めます。身近にある反応では信号を渡るときに例えるとわかると思いますが、信号待ちをしていて、青になるのを目で判断して、脳が安全に渡れるという認識をします。その後に筋肉を動かして歩き出すと言う行動になっています。

最初の目で見るという情報が、もし間違ってしまっては、情報を認識する脳も、次につながる筋肉すら間違ってしまうという事になるので、目で見た情報が正確であればある程、早く行動を起こすことが可能になり、運動のパフォーマンスアップにつながって行くのです。

メジャーリーグのイチロー選手や引退した松井選手などは新人の頃から、「センスが素晴らしい」「球が見えている」などと言われていたのですが、瞬間的にものを見る能力が正確なので、脳に判断させて、筋肉に伝達していたので正確で素早いバットスイングが出来たのです。

忘れてはいけないのが、動体視力だけではなく、そのスピードや反応に耐えうるだけの筋力もあるので、身体が出来上がる年齢になれば筋力トレーニングは必要になるのです。では動体視力などの運動パフォーマンスを上げるにはどうしたらいいのか、それは『見る力』をつけるということになります。

視覚能力は生まれつきではないのであれば、どのようにして動体視力をものにしていくのでしょうか?その一つには繰り返し訓練をすること経験を積むことで向上すると言えます。

視力の中では鍛えられる能力と鍛えられない能力がありますが、目の眼球運動はトレーニング可能なので、目の発達には5歳から12歳くらいまでが非常に大事な時期になると言われているのです。

子供のための動体視力トレーニングとしては、遠くを見て色々な眼球運動を起こすようなことをするのが一番の方法です。例えば外で鬼ごっこや、かくれんぼ、公園での缶ケリなどの遊びはとても目が鍛えられて有効なのです。

キャンプやハイキングなどに行って自然の中で虫捕りをすると、自然と目の動きを鍛える事が出来るのです。あの清原選手も幼少の頃は虫捕りが上手かったと言います。そのように楽しみながら目を鍛えていくことは、運動パフォーマンスを上げるには最高の方法ですから、子供は外で遊んだ方がいいと言えます。

反対にテレビゲームなどは視力の低下につながるので、時間を決めて管理するのがいいでしょう。

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