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連絡はあっという間に完了!?すぐやってみたい今どきの同窓会開催術

同窓会って楽しみなんですが、実際開催するとなるとかなり大変です。代行業が繁盛しているのもわかります。とはいえ、会場の予約くらいならまあ開催日が差し迫っているわけでないならどうにかなるでしょう。何といっても開催と出欠確認の連絡を回すのが圧倒的な難易度です。

連絡先がわからない・・・

学校を卒業から10年以上経過し、仕事や結婚等で生活する場所もバラバラ。ずっと付き合いのある身近な友人以外は住所や電話番号はわかりません。

さらに追い打ちとして、比較的若い世代だと個人情報保護の観点から卒業アルバムには住所は載せなくなっています。実家経由で連絡してもらうというのも難しくなってしまいました。

SNSを使って実証実験!

しかし、現在はインターネットがあります。こんなときこそSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が役に立つはずです。先日某情報番組で同窓会開催の連絡をSNSも駆使して行うという検証実験を行いました。22歳の女性が中学の同窓会を開くために同窓生たちに連絡を回すという実験です。対象は4クラス135人。開催日は3日後です。

まずは直接連絡から

やはりこの世代だと卒業アルバムには住所や連絡先は書いていませんでした。そこでとりあえずは直接連絡できる人20名にメール。さらにfacebookで出身地を検索し、片っ端から見つけて連絡したのが20名でした。幹事役の女性が直接連絡できたのは40名、全体の約30%に留まりました。

友達の友達に連絡を回せるかがポイント

しかしここからがSNSの本領発揮です。自分とは友達じゃなくても友達の友達がまたいるはずです。そこで、直接連絡付いた人に対して「友達に同窓会開催のお知らせをして、それをまた別の友達にも周知するようお願いする」ということを頼みました。

そして3日後、結果はどうなったかと言うと、実際に同窓会に参加したのは14名でした。しかし、それは3日後というタイトな時間設定のためであり、その参加者の情報から実際に連絡がついた人をまとめてみると、何と118名に上ることがわかりました。

SNSの有効性を実証!

これは対象者全体の約87%です。実質的な連絡時間は2日間のみだったので、これは驚異的な結果ではないでしょうか。同窓生の多くが直接連絡先を知っている友人の他、自分が使っているSNS(mixi, facebook, twitter, LINEなど)を駆使して他の同窓生に連絡を取ったとのことです。

SNSは東日本大震災の頃にも話題になっていますが、デマが拡散しやすいという問題があります。しかし、動員に関してはこうして有効に機能することも立証されています。まったく同じ性質を両面から見ているだけです。要は使い方ですね。

幹事が楽する同窓会開催を目指そう

今回の実験は短期間でしたが、もっと余裕を持った時間設定で周知方法を検討すれば、100%近くの同窓生に連絡をつけられた可能性があります。みなさんももし同窓会の開催を検討しているなら、そんな人のつながりを信じて試してみると意外と簡単に実現できるかもしれません。

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