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現役大学生の無料塾サイトが人気を呼ぶ現代における塾のあり方~前編~

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2013.08.19

現役大学生がボランティアで授業風景を録画し、動画として流し、質問もオンライン上で回答され、講師の大学生だけでなく、一緒に勉強している他の生徒からの回答が返ってくる事もあるそうです。

全国の学生と繋がっている気もしてはり合いも出るし、塾のように時間も決まっていないので、自宅で好きな時間に勉強できるメリットがあります。おかげで食事も自宅でできますので偏った食生活の心配もありません。メリットだらけのようですが、塾は今後どうなるのでしょうか?

塾とは?

塾に通っていると周りの仲間に刺激されて勉強がはかどるといわれています。しかし、学力がついていかない子、優秀ではあってもゆっくりしてマイペースなために塾のペースについていけない子も世の中にいます。また、部活で塾に通う時間が無い子等々、さまざまな理由で塾に向かない子もいるのです。

競争社会で塾についていけずに成績が上がらず、塾のための家庭教師をつける子供も多いと聞きます。このような子供達は一般的に「塾についていけない=能力が劣っている」と思いがちです。でも決してそうではないのです。

今の塾は、ゲームを攻略するように、こういう問題はこんなふうに解くという攻略方法を記憶し問題を解いて行く方法を教えます。公式を覚えて解く数学や物理・化学でも、現象には理由があるのです。その理由をしっかりとマスターすればただの記憶ではなく興味深い体験として頭に残るのです。

国語や漢文・古文や英語だって、答えを解くカギを塾では教えてくれます。「こういう問題の答えはこの辺にある」や消去法といった方法で。社会や地理や公民は記憶です。でも、学問の面白さは解く事だけではないはずです。

国語や漢文・古文は、読んで想像し、感じ、考え、登場人物の思いに浸る学問だと思います。英語はコミュニケーションの楽しさを、地理や歴史は知る事によって視野を広げるのです。地理はそこの地形や農作物を知り、歴史は過去の出来事やその当時の人々の生活や考え方や思いを知る事ができます。

このように、学問は視野を広げ興味の対象を引き出すものなのです。でも、塾では問題を機械的に解く事を最終目的としているので、視野や興味の対象などは関係なく、ゲーム攻略のように、ただそこの問題を解くだけです。自分の考えや想像力を働かせる事はなく、ただただ知識を詰め込んでいくだけなのです。

しかし、本来塾は、学んだ事を整理し、その学んだ知識をどう使って問題を解くかというコツを学習するものなのです。この基礎がしっかりできていれば塾の学習方法から理解し解いて行く過程で興味の対象を一層広げ、理解し体験していけるのです。

ただ現在は、偏差値を上げる事だけに終始しているので、何の基礎もなく詰め込んでいくだけの学習となってしまっています。これでは本末転倒です。それでも記憶力が良く分析・応用力があれば、何も考えず薄っぺらい知識を雑多に詰め込んでいき、ゲーム攻略するように問題をクリアしていけるのが問題です。

家庭教師とは?

この詰め込み式では、記憶力だけで理解し応用する事ができない子もいます。このような子供の場合、本来の「学ぶ」という学習方法を取らなければ理解できないのです。自分で物事を感じ体験し、実験して、考え予想して知識を広げていく過程を経た上で問題を解けば理解できるという事です。

しかし、これでは塾のペースについていけません。そこで、家庭教師をつけその子のペースで勉強し、その子の理解できる方法で教えてあげなければなりません。その子の理解できる方法とは、その子の質問に独自に回答してあげる必要があります。そこで活躍するのが家庭教師です。

ですから家庭教師は、その子の特徴や性格をつかみ、その子の質問に個別にわかりやすく答え、その子のペースに合わせて勉強を進める事で、次の塾までに塾の授業内容の理解の補足をしてあげるのです。

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