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中国・韓国の思わず笑っちゃうパクリ事情~日本がかつて辿ってきた道

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2013.06.20

すべては模倣から始まる

『すべての芸術は模倣から始まる』(出典不明)と言われています。このことは芸術の分野にとどまらず、あらゆる物作り・産業でも言えることです。創造的な模倣は、進歩や前進へとつながっていき、ついにはブレイクスル―を起こして革新的な製品が生まれ、新たな価値を作り出します。だから真似やコピーを一概に否定することはできません。

今でこそ日本が世界に誇るカメラやオートバイ・自動車の技術も、最初は欧米製品のコピーから始まったことは周知のことです。模倣から出発し、やがて模倣を超える自分のオリジナルを作り出す。真の一流品は、そうして生み出されてきました。

巷にあふれる『なんちゃってブランド』

一方で、これはいかがなものか?と感じる、『パクリ』と呼ばれてもしかたがないようなものも数多くあるようです。韓国や中国国内での思わず笑ってしまう商標の模倣は、もはや芸術的レベルです。

DAISO ⇒ DASASO
SONY ⇒ SQNY
吉野家 ⇒ 牛野屋
UNIQLO ⇒ UNIPRO
STARBUCKS ⇒ STARFUCKS
など数えあげればキリがありません。

次々にこんなものが生み出されている背景には、韓国や中国国内でのオリジナルブランドへの根強い人気や憧れがあるからでしょう。オリジナルを手に入れることはできないけれど、それらしい気分は味わいたいという人たちが多数いて、これらの『なんちゃってブランド』を支えているのです。

日本でも20~30年前には、『なんちゃってロレックス』や『なんちゃってシャネル』、『なんちゃってルイヴィトン』などの明らかな模倣品を身につけている人はたくさんいました。今の韓国や中国は、かつて日本が20~30年前に歩んできた【いつか来た道】を同じように辿っているだけです。

リスクはMinimumに、国益はMaxに

しかしこういった問題で、現在の中国や韓国を取り巻く状況は、かつての日本がおかれていた状況とはまったく違います。日本がコピー品や模倣品をたくさん作っていた頃は、『知的財産権』なる概念はまだ未成熟で、オリジナルの生産者の権利は現在ほど十分に守られているとは言えませんでした。

その後長い年月を経て、話し合いや訴訟などの苦い経験を積んだことで、『知的財産権』の先進国として成熟することができたのです。

一方、遅れてきた大国の中国や韓国の国内では『知的財産権』に対する理解はまだ十分ではありません。でも現実にはそれをはるかに超えたレベルで、『知的財産権』を守ろうとする世界の最先端の潮流に否応なく巻き込まれてしまっています。

これはCO2の排出などの環境汚染と、構造的には同じ問題です。かつて好き放題にCO2を垂れ流してきた欧米や日本が、中国、インドやアフリカの国々に、同じ権利の制限を要求することには、常に不公平感が付きまといます。

遅れてきた国々に、直ちに最先端の『知的財産の保護』を一方的に押し付ければ、必ず反撃にあうでしょう。特に中国との問題はやっかいです。13億以上の人口を誇る中国は、日本の輸出先(マーケット)として世界で最も重要な相手国です。だからこそ中国国内での、日本ブランドの権利を守っていかなければなりません。

でも一方的にそればかり主張すると中国が報復に出る可能性は高いのです。レアメタルの輸入とか、生鮮食品の輸入を止められると、直ちに日本の企業や国民の生活に影響が出てしまうでしょう。民主主義国家の日本では、中国との貿易を政府レベルで規制することは不可能です。

一方、中国の共産党一党体制では自国民に耐乏を強いても、日本との貿易を規制して日本にダメージを与えることは政治的に可能なことなのです。

中国や韓国とは他にも歴史認識や領土問題など難しい課題をかかえています。今後これらの国とどう付き合っていくかは、とても微妙でデリケートな問題です。しかしこれらの国々と上手に付き合っていけなければ、日本の未来を切り開いていくことはできません。

相手の立場や状況に十分配慮しながら、みずからの国益を最大限に確保していくために、成熟した国家として世界をリードしていく気概を持って取り組まなくてはならないのです。

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