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ストーカーと男性が好きな人を思う気持ちは実は紙一重です

同じことをしてもセクハラ・パワハラが女性によってとり方が異なるように、男性のストーカー行為と好きな人を思う気持ちは、女性にとっては紙一重なのです。

女性は告白を男性に求めてる!?

女性は、好きな男性から告白をしてもらいたいと思っています。でも、男性が女性に告白するには、女性のことを知ることから始めなければなりません。告白にもタイミングは必要ですし、彼女の好みを全く知らなければ、外してしまう可能性が高いと思いませんか!?

そこで多くの男性は、彼女のことを知ろうとします。サプライズを狙って彼女に内緒で調査を始める男性もいます。

さて、最近の男性は気弱な草食男子が多いのです。昔のように、「当たって砕けろ」精神でめげずに何度も告白したり、逞しく一緒にいようと努力したりしなくなったように思います。

男性が「オレに黙ってついて来い!」と女性に積極的であった時代はバブルの時代で、その頃はなんと、男女雇用均等法も、セクハラ防止法もなかったわけです。女性は25歳になったら寿退社が当たり前で20代後半では、何の悪気もなく男性から「結婚しないの?」なんて平気で言われていました。

また、女性は「お茶くみ」として、掃除やお茶の準備は女性の仕事のような、今では考えられないことがまかり通っていたのです。「女らしい」という固定観念があって、「女のくせに」なんて言葉も平気で使われていました。今そんなことを言ったら、「男女雇用均等法」「セクハラ防止法」にも引っかかり訴えられますよね。こうして世の中の女性は法律を武器に強くなり、会社でも女性の地位を確立してきたわけです。

そんな現在の社会で、バブル時代のように押せ押せ精神でアタックしていると下手したらセクハラやストーカーにされてしまいます。男性が弱くならずにはいられない時代になったわけです。どこからが法に引っ掛かるのかが微妙なので、女性に弱気な男性が多くなったのです。

それでも、女性は好きな男性には告白してもらいたいという気持ちは昔のままです。女性は昔に比べてどんどん強くなっているのに、どうやって告白すればいいのか迷っている男性も多いはずです。つまり、昔の男女が逆になったようにも思います。そこで、昔の女性が男性にしていた精神が参考になるのではないでしょうか!?

昔の女性は男性に告白させていた!?

知ってます!?昔は女性が好きな男性に近づいて、友達から恋人へとステップアップするために、あの手この手で男性に告白してもらうようにがんばっていたのです。何たって、女性からの告白なんてはしたないと思っていた時代でしたから。

学生の間は、ラブレターを帰りがけに待ち伏せして渡したり、好きな人の家に友人について来てもらってチョコを渡したりする女性もいました。個人情報保護法もなかったので、今そのような事を男性がやったらストーカーで思いっきり引かれてしまうでしょう。

でも、昔の女性がそのような事をしても引かれたりしなかったのは、そこで断られたらそれであっさり引き下がって泣いて終わりだったからです。引き際が潔かったのかもしれません。しつこくしたらよけい嫌われることをしっかり知っていました。付き合ってもらえなくても、嫌いになられることは避けたかったからでしょう。

しかし、社会人になってからは気まずくなったり噂になったりしたら会社を辞めなくてはいけなくなりますから、ラブレターなんてことはしなくなります。そこで、友達になれるように好きな男性にはお近づきになることから始めます。そして友人から特別な女性へと上手にステップアップしていくのです。

見つめたり、好きな男性を他の男性よりちょっとだけ親切にしたりするのです。例えばコーヒーの好みを把握していたり、挨拶を余計にしたり、彼の仕事(例えばコピー)を優先してあげたり、さりげなく好きな人だけにわかる特別扱いをしていました。いつも彼女の最高の笑顔で彼を特別扱いです。

こうすれば、彼からいつかお礼があるでしょう。2人での食事のチャンスを狙っているのです。「いつも悪いね」という言葉に、「今度食事に誘って下さってもいいですよ~♪」と笑いながら冗談っぽく言ったりするのです。返事は期待せず笑ってさっさと帰っていきます。そして男性にその気があるなら本当に食事に誘ってくれるでしょう。

このように、男性にチャンスを与えるのです。好きな男性には、自分がしてもらいたいことのチャンスをたくさん与えて、もてる女性は、しっかり好みまで伝えちゃいます。冗談なのか本気なのかわからないのがコツです。彼女達は相手の気持ちを上手に察していたのです。その気の無い相手にはアプローチは続けません。けっこう露骨だったりします。

引き際がまるで潮が引くようにスーッと引いてしまうので、男性もその波に乗るようにチャンスを逃すまいと必死になります。その駆け引きの勝負が上手くいっていたのです。

好きな女性と仲良くなるには!?

今の草食男子と呼ばれる気弱な男性達に、このような駆け引きができるかは疑問です。この駆け引きは、引き際を間違えたら、ただのストーカーです。いつもいつも見つめていたらセクハラで気持ち悪いと思われるかもしれません。

好きな女性を知りたいなら、相手の気持ちに敏感にならなければなりません。相手に執着することは止めて、彼女の幸せを願いましょう。彼女の幸せだけを願っていたら、彼女が嫌がることはしないでしょう。自分の思いが届かなくても、「彼女の幸せが自分の幸せ!」位の決心ができたら上等です。「彼女が幸せになるなら喜んで自分は泣いて酒を飲むぞ!」なんて感じで!

そのくらいの覚悟ができていたら、ストーカーやセクハラに間違えられる心配はないでしょう。

例えば、男性が女性に、肩に手を置いたり、偶然とはいえ胸に手が当たったとしましょう。それが好きな男性なら、女性は大喜びで頬を赤らめますが、嫌いな男性からだと、セクハラや痴漢として訴えるのです。また、家の近くでの偶然の出会いも、好きな男性なら運命を感じますが、嫌いな男性ならストーカーを疑います。このような女性の心理に敏感にならなければなりません。

ちょっとだけ近寄ってみて、少しでも眉をひそめられたらサッサと身を引きましょう。にこやかな対応をされたら、もう少し厚かましくなって接近してみましょう。危ない方法ですが、自分の行為を女性に無言で伝えることができますよ。

最近の女性は強いので、上手くいけば相手から誘ってくれることもあるかもしれません。但し、この女性の表情に敏感でなければ痴漢やセクハラで訴えられますので、くれぐれもご用心を!「思い込みの激しい」或いは「何でも良い方に勘違いする幸せな人」なんて1度でも他人から言われたことがある男性は、この方法は絶対やめておきましょうね。必ず訴えられます。