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仲の良過ぎは考え物!?親子の関係について

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2014.04.13

親子の関係とは非常に難しいものです。一番近しい関係でありますが以外とお互いのことを知らなかったりするものです。中には仲睦まじく、なんでも気軽に話ができる親子関係の方もいらっしゃるでしょう。仲が良いことはとても良いことです。しかし仲が良いからこそ起こる弊害もあります。その弊害が致命的になりかねない恐れがあるのです。

子供に「親も人間である」と理解させる

親も人間です。失敗してしまうこともあるでしょう。しかし子供はいい意味でも悪い意味でも親を人間としてみてはいないのです。子供にとって親は絶対的な存在。自分が悪いことをした時、間違ったことをしたとき、一番初めに一番真剣に叱ってくれるのは親でしょう。またその尻拭いをしてくれるのも親でしょう。自分の道を正してくれる親を見て子供は「親は完璧な存在である」と無意識のうちに思ってしまいます。ここが問題なのです。

繰り返しますが親も人間なのです。子供が「完璧な存在」と思っている親の人間的な汚い部分を感じてしまった場合、子供は「裏切られた!」と感じてしまいます。親は欲もなく嘘もつかずただただ子供のために存在しているものだと思い込んでしまっているのです。

親の人間的な部分を見た時に子供がどう感じるかによって、一生の親子関係が決まります。上記のように「裏切られた!」と感じてしまった場合、子供は深く傷つきそのトラウマから親子関係に亀裂が生じます。逆に「親も人間」ということを本当の意味で気づき理解をしてくれたのであればその後の親子関係も素晴らしいものとなるでしょう。

では、どいうった場合子供は「裏切られた!」と感じてしまうのでしょうか?それは親の人間的な部分を唐突に見せられた場合です。普段の生活の中で少しずつでも人間的な部分を見せていたのであれば子供も自然と「親も人間」ということを理解していきます。しかし親が「子供に弱いところは見せられない」「常にお手本を見せなければならない」という考えでずっと子供と接しており、急に人間的な汚い部分を見せてしまった場合には注意が必要です。子供に対し厳格で厳しい親であればあるほど注意が必要になります。親として尊敬され仲が良ければ良いほど子供の期待を裏切ってしまった時の反動が大きくなるのです。

親は「子も人間である」と理解する

「親も人間」ということを本当に理解ができたときに子供は大人になるのではないでしょうか?そのように理解をさせてあげることが親の務めのような気がしてなりません。そのためにはまず親が「子も人間」ということをしっかりと理解しなければなりません。親は「自分の子供」「家族」「血縁」という意識が強いです。それはもちろんでしょう。赤ちゃんの頃からその子供を見ているのですから。

しかし「子も人間」なのです。そういった意味であれば他人と変わりは全くありません。「親だから」「家族だから」という言葉は自分にとっての覚悟や戒めです。「親だから許される」「家族だから許される」のように言い訳の言葉ではないのです。「親だから○○をしてあげられる」「家族だから○○を許せる」と自分にとって使う言葉ですので、相手に使ってしまった瞬間その言葉はとてもチープな言葉になってしまいます。

親は子を「人間」の前に「自分の子供」や「家族」として見てしまいがちです。子は「自分の子供」や「家族」の前に人間です。それをしっかりと認識した上で接すると自然と子供も「親も人間」と気づいてくれるでしょう。

友人や仕事関係は円滑にできても家族関係だけはうまくいかない・・・・という人が多いような気がします。それには様々な起因があるでしょう。距離が近すぎるためいろんなことが見えてしまったり、関係が密なために弊害が起こったりもするでしょう。しかし、この「親は人間」「子も人間」ということをしっかりと理解すれば解決する関係もあるかもしれません。

親は子を裏切ってはなりません。正確に言うと「裏切られた」と思わせてはならないのです。「親」という大役を果たすために少なからず変わらなければならないでしょう。しかし完璧な存在であり続けることは非常に難しいです。それであれば少しずつでも子供に「親は人間」ということを教えてあげるようにすればショックは少なくできるかもしれません。

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