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男性の喫煙率は四割弱という現状。禁煙するメリットは?

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2014.09.23

愛煙家の肩身は狭くなる一方……

日本だけではなく世界的に見て、いわゆる「嫌煙」の風潮が高まっているそうです。私はもともと煙草を吸わないし、今後の人生においても煙草に手を出すことはあり得ないと思われますが、愛煙家の方々にとっては気の毒な話です。タバコはストレス解消の手段であり、ストレス解消の手段とは本来的に、一切が個人の自由であるべきなのです。

ところが、煙草は「他人に迷惑を掛けてしまう」という特性があるゆえ、個人の自由が認められない場面があります。飲食店をはじめとする公共の施設では、分煙や禁煙がどんどん推し進められています。それだけではなく、たばこの価格は年々上がる一方で、愛煙家たちの懐事情に直撃。もういっそタバコなんてやめてしまいたいと考える人も多いはず。私の同僚も煙草との付き合いに悩んでいました。少しでも禁煙を考えている方は、この際すっぱりと煙草との縁を切ってはいかがですか?

禁煙するとこんなにも良いことが

今では信じられない話ですが、煙草を吸うことが美徳やステータスの一種であるとみなされた時代がありました。20世紀初めごろのアメリカ社会なんて特にそう。銀幕のスターたちはそろって煙草を吸う渋い役柄を演じて、軒並み好評を博し、あまつさえ煙草を吸うと痩せるという具合にプラスの宣伝がなされたこともありました。詳細については忘れましたが、確か現在の日本社会では、このような虚偽の広告を禁じているはずです。そのため、煙草のTVコマーシャルはとんと見かけなくなりましたし、電車の中吊り広告などにも煙草が健康に与える悪影響について注意書きが添えられています。

煙草を吸うメリットは、ストレス解消を除けば全くありません。そもそも煙草がどうしてストレス解消になるのかと言えば、ニコチンという有害物質が脳みそに依存症を与えてしまうためです。依存という現象は実は煙草だけではなくこの世のありとあらゆる嗜好に見られるのですが、ニコチンやアルコールに関する依存の度合いは特に強いのです。だからお酒と煙草は問題になってしまう。

禁煙をすることのメリットはもちろんあります。まずは重要なことですが、ニコチンによって刹那の快楽が得られる一方、その効用が切れた時にはとてつもなくイライラを感じるのだ、ということを無視してはなりません。依存という状態は、依存のもとになっている物質の効用が切れた際の反動がひどいのです。煙草を首尾よくやめられれば、このイライラからも抜け出せます。ぜひ抜け出しましょう。

ついで、これはなかなか自覚できない問題ですが、煙草を吸うと口臭がひどくなります。ヤニの色素が歯に残るため、たとえ歯磨きしても口臭が消えにくいのだという報告も。さらにこれは男性にとって致命的な問題ですが、煙草を吸うことで髪の毛の寿命が縮まります。一酸化炭素の作用で血管が細くなって、脱毛が促されるからです。禿げたくなければ禁煙しましょう。また、これはあまり気に掛けないという男性もいるでしょうが、肌もひどく荒れます。

煙草の実害はまだまだありますよ。これは若い人にとって特に見過ごされがちな問題ですが、煙草を吸うことで男性機能が衰えます。パートナーと充実した生活を送りたければ、やはり煙草はやめましょう。また、男性機能が低下するだけではなく免疫力が失われますし、寿命も確実に縮みます。愛する人を悲しませないためにも、やっぱり禁煙しましょうよ。くどいかもしれませんが。

いつか禁煙する、ではなく、今日から禁煙しましょう

愛煙家の方には怒られるかもしれませんが、私は個人的に、世界中から煙草というものが滅べばいいと考えています。決して大げさではなく、煙草は麻薬の一種です。単に合法とみなされているだけで、体に害があるという意味では違法ドラッグとなんら違いはありません。どうして大麻はダメなのに煙草は良いのか、いつも不思議に思います。以前、エッセイかなにかで似たようなことを主張している作家さんがいました。作家と言えば愛煙家が多いイメージですが、その方は違うのですね。

煙草には依存症があります。これはもうくどいほど繰り返しました。ではなぜその依存症から抜け出せないのかと言えば、脳の細胞というものがほとんど分裂しないからです。ニコチンを快楽の素として受け止める脳細胞がいつまでも残ってしまうから、依存症が消えない。ものすごく簡単に言えばそういう原理です。

だからこそ、煙草のような「悪しき生活習慣」を改めるには時間がかかるのです。詳しいことはまた別の記事で書くつもりですが、歳を取るごとに依存症を改めることは難しくなりますので、禁煙を考えている方は、いつかは必ず実行するというのではなく、今日からすぐにでも禁煙しましょう。取り組みが早ければ早いほど、心理的なストレスは小さくなりますよ。

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