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最低限!消費税を語る時、知っておきたい基礎知識と消費税の歴史

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2014.03.22

2014年4月、消費税が1997年以来14年振りの値上げとなります。ご存知の通り、これは単なる布石、2015年10月には消費税が10%になることも決まっており、これが一つの着地地点でしょう。

皆さんいろいろと今回の消費税アップについて思うことはあると思います。しかし私達は消費税について、きちんとした知識があるのでしょうか?

会社などの場所で、消費税の話題になった時に恥をかかないようにここでは消費税の基本知識を紹介します。是非、今回の消費税アップについての議論について役立てていただければと思います。

消費税の歴史1989年から始まった


そもそも消費税は1989年に始まりました。消費税のスタートは3%です。

当時の空気を覚えている方も多いと思いますが、日本国内が「消費税」という言葉に染まりました。今回同様「消費税アップは嫌だな~」という風潮はもちろんありましたが、しかしこの時は、同時に「物品税廃止」という大きな出来事もあったのです。

今の若い人達は、もう知らない人も多いと思いますが、消費税が出来る前には物品税というものがあったのです。課税対象は、簡単にいうと贅沢品ですね。

贅沢品といっても車や電化製品などかなり身近なものです。物品税廃止により、これらが一気に安くなったので、喜んだ人も多かったと思います。ただし、金持ちの方に有利であり、一般人には不利な税制が始まったのはここからです。

消費税アップで確実に利益が上がる企業とは?

間違いなく潤うのは飲料品メーカーです。今回の増税に合わせてまた10円単位で値上がりするでしょう。現在、120円の缶コーヒーは130円になるはずです。

細かいことですが、飲料品メーカーは増税の度に10円ずつ価格を上げていますよね。これって、よく考えると変な話なんですよ。缶コーヒーは元々は100円の商品だったはずです。

それが1989年の消費税に合わせて103円という値段は、自動販売機では扱いにくい。ならば、110円にしてしまおう!というところから始まった話だからです。

それが消費税が5%になった時に、さも最初から110円で売っていたかのように振る舞い消費税が上がったから120円にします、という話にしてしまったのです。

この流れで行けば来年4月には130円、再来年10月には140円になるでしょう。

さて、ここで疑問なのですが…元々商品の値段は100円だったのですから、消費税が8%加わったとして、108円。キリの良い値段にしたとしても、本当はせいぜい110円ですよね。

飲料品に関しては、消費税のおかげで必要以上の値上げが行われているのです。企業にしてみれば間違いなく「消費税バンザイ!」でしょう。それも細かく何度も上げてくれた方が望ましいのでしょう。全くふざけた話です。

もし、1989年にいきなり消費税が10%となり、それが今後も続いていくのであれば、再来年140円になる缶コーヒーの値段は110円だったはずです。

わかりやすいように飲料品に例えましたが、他の業種でも、しれっとした顔で、税率アップ以上の値上げが、ここかしこで行われています。

私達消費者は、「消費税がアップしたから仕方ないよね」と何も疑いもなく受け入れるのではなく、少し考える習慣を付けた方がよいかもしれません。

そうでないと、「何十年も同じ値段でやっています!」なんていう、街のコロッケ屋さんなどが浮かばれないじゃないですか。

海外の消費税について

続いて、海外の消費税についてご紹介したいと思います。消費税の話になると必ず出てくるのが、「それでも日本の消費税は、海外に比べるとまだまだ安い」という言葉です。

確かにそうなんですよ。細かくは言及しませんが、イギリスやフランスをはじめとするヨーロッパ各国では、おおむね消費税は20%前後です。

アジアの大国、中国やお隣、韓国も似たような数字です。海外と比べると、日本の消費税は極端に低いんですよね。

ただし、日本が大好きなアメリカ、日本が散々真似をしているアメリカの消費税は、ゼロなんですよ。何故か、この点だけは真似をしないんですよ。そこを疑問に思う人は大勢いるはずです。

消費税がアップすることによって何が変わる?

消費税にまつわる、多くの議論はこのテーマになることかと思います。もちろん、個人的に思うことはいくつかありますが、あえてここでは書かないこととします。

是非、ここでご紹介した消費税に対する知識を武器に、会社の仲間と、ご近所さんと、気の合う友人と、思う存分、議論していただければと思います。ここまで多くの人が興味を持つ議論テーマは、なかなかありません。他人との議論は、必ずあなたを成長させてくれるとはずです。

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