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マイホームを持とうとする時の心構えと常識~前編~

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2014.01.14

マイホームを買いたいなら、とりあえず準備金として200万円位貯金しましょう。その貯金ができるまで、暇さえあればモデルルームを見に行くことも大切です。人生で最大の買い物をして、これから先30年以上ローンを払い続けなければならないのですから、じっくり検討しなければなりません。

毎日の通勤時間や、ゆったりくつろげるお風呂、同じ広さでも使い勝手が良い間取りがあるかと思えば、デッドスペースがあって狭く感じる間取りもあります。動線も考えましょう。
また、デザインやセキュリティーも重要ですが、その街を歩いてみて暮らしやすさや町の雰囲気も検討しましょう。数あるモデルルームへ足を棒にして見に行くのがコツです。

「頭金0で今の家賃よりも安い!」という言葉には要注意です!

アベノミクスで、来年4月から消費税が5%から8%へと上がります。これに便乗して、駐車場代金や家賃の値上げに踏み切る賃貸マンションも出てきました。

本来家賃には消費税はかからないはずなのに、共用部分の清掃やその他もろもろの管理費の高騰の影響もあるのかもしれませんが、我が家の賃貸マンションでは、家賃・駐車場両方の値上げの決定のお知らせが管理会社からきました。

そこで、これを期に我が家でもマンション購入の検討に踏み切りました。まずは、展示場の見学へ、「緑の多い広い敷地のある低層マンション」で、「周囲の住環境の良いところ」という条件で探しました。

なかなか目ぼしい所を3か所見つけていざ見学に!と、最近は主人と毎週日曜は展示場巡りと、これが結構楽しいものです。そこで、今までマンション購入を軽く見ていた勘違いに気が付きました。

昔と準備金の相場が異なるのです。ここで説明しますが、「頭金0」という言葉は、「マンション価格全額をローンで組むことができますよ」という意味に過ぎず、貯金0で後は住宅ローンでまかなえるという意味ではありません

マンション購入時にはマンション価格とは別に、毎月払いの管理費と修繕積立金の他に、入居前にある程度一括して払う管理費一時金・修繕積立費一時金があります。管理費は一定ですが、修繕積立一時金は、マンションの広さによって異なります。

また、マンションを自分の資産にするための登記手続きに必要な印紙税とその手続きをしてもらう司法書士さんの手数料が必要です。

そして、一番大きいのが、保証料で、銀行によって異なりますが、100万円につき、2万円前後です。銀行によって異なりますが、3千万円前後のマンション購入だと、保証料も60万前後かかるというわけです。この保証料というのは、要するに昔の保証人や担保といったものです。

昔は、保証人と連帯保証人を立てたり、担保をとったりしていましたが、核家族化した現在、数千万もの金額に連帯保証人になってくれる親戚を見つけるのが難しい人が増えたため、保証会社が保証人になってくれる代わりに、その担保として要求する金額です。

賃貸マンション契約の時にもこの保証会社は最近では当たり前になっていますね。その他にも火災保険や固定資産税もかかります。

さて、この保証金のおかげで、昔は百万円位の準備金で良かったのが、今では2百万円ほどの準備金が必要だと言われています。さらに引越費用に、新居のための家具・家電他、とにかく新居購入の準備金はあるにこしたことはないのです。

でも、この保証料は銀行で住宅ローンを組む時に必要なものです。ですから、一括で銀行に支払わなくても、この金額もローンに上乗せしてもらえることもあります。

しかし、住宅ローンにではなく、新たに銀行によって呼び方はさまざまで、諸費用ローン(保証料や登記手続き費用、引越費用やマンション入居に当たって必要となる金額)等と呼ばれていますが、住宅ローンよりも0.2%ほど上乗せされると考えておいた方が良いでしょう。

つまり後々、返済の時に支払額が増えるということです。要するに、マイホームを購入するのに、今までの賃貸と同じ費用でそのままマンション購入が可能なんて甘い話はないのです。

チラシや広告が謳っているのは、あくまでマンション価格です。月々の費用だって、賃貸の管理費の他に、マンションの劣化を維持管理する修繕積立費も必要ですし、自己資産となるのですから固定資産税も必要です。その分、ローン支払い分が今の家賃と同等なら、3万円以上は月々の支払いも多くなることを認識しておかなければなりません。(続く)

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