> お金・投資 > メールを書くだけでお金が稼げる?嘘みたいなビジネスの中身とは?

メールを書くだけでお金が稼げる?嘘みたいなビジネスの中身とは?

メール1通で1000万円。こんなタイトルの本が書店でも並ぶようになりました。ですが、信頼している人が少ないためか内容を見ても納得できず酷評の本もあります。では、それは本当でしょうか。結論からいうと、本当です。

ただ、メール1通送るまでに色々な過程を経て、お金を稼ぐところはメールです。これは、いかさまでも怪しいことでもなく真っ当なビジネスで、高度なテクニックともいえるでしょうか。ですが原理は簡単です。その原理とは?

ゲームを見ればよく分かる

ゲーム機が出たときは、1日で一気に売れて、それから入荷するまでしばらくかかります。これはゲーム機に限ったことではなく、人気がある商品やサービスは出た瞬間に即完売になるほどの人気があります。メール1通で大金が稼げるというのは、そこに大方のヒントがあります。

大抵の商品やサービスは毎日販売され、一定感覚である程度の量が売れていくというものですが、先に告知をしておいて、期待感を高め、販売されたと同時に沢山の人が買うのもマーケティングの1つです。

「なんだ、簡単」って思うかもしれませんが、より大きく稼ぐにはより巧妙に人間心理を活用したマーケティングを行っている人もいます。ですが、人気商品で期待値が高く、数量限定販売のものであれば、大抵販売した当初から爆発的に売れていきます。

これは、個人でも可能です。特にインターネットが使える今は、情報販売という形で個人でも情報をパッケージにして販売することも出来ています。

自分で商品が作れない?

といっても、これは自分とは全く関係のないことと思うかもしれませんが、今では個人でもパソコン上から情報を商品として販売している人が沢山います。情報商材という名前で知れ渡るようになりましたが、自分の経験してきたことで周りの人が知りたいことをPDFファイルや音声ファイルにして、欲しい人に提供することでお金になります。

特に情報商材が誕生し始めた当初はどんな商品も売れるほど買い手が多かったのですが、あまりにも詐欺のような商材が多いため、現在では信頼されるものしかほとんど売れません。

それがベストな状態なので、真っ当な業界になってきたともいえるのですが、たとえば自分が釣りで全国的な記録を持っていたとしましょう。すると、そうなるための知識を知りたい人は沢山いて、その方法を商材にして提供することも出来ます。

自分の知識は他の人が求めている

そうなると「自分の経験は人に提供できるほど凄いことじゃない」という人が多いです。ですが、稼いでいる人はそういう風に考える人は少ないです。たとえばコンサルタントと名乗っている人でもビジネス書を4冊程度徹底的に読んで、それを自分の知識として提供することで立派なコンサルタントになっている人もいます。

求めている人に求めている知識や知恵を提供すれば喜ばれるので、少しでも自分の経験を求めている人がいるようであれば、それをお金に換えることも考えられます。

もちろん、自分も成長していくわけなので、最初に提供した情報がそこまで価値がなくても、これからどんどんその分野で知恵をつけていって、より価値のあるコンテンツを提供出来るようになれば良いのです。

必要以上に自己卑下するよりも、自分の提供出来るものを求めている人がいるかもしれないことを考えてみるといいかもしれません。

これは、情報商材に限ったことではなく、どんな商品やサービスでもこの手法が使えます。特に家電製品では最近は顕著ですが、たとえば新しく出来た飲食店やデパートなども出来た当初は行列が出来るでしょう。ブランドが強い商品ではなおさら、新しい商品が出たら予約待ちが出るほど沢山の人がそれを求めています。

自分の知恵が商品になるカテゴリーで人気なのは、お金稼ぎやビジネス、自分の能力を高める知恵、健康に関する知恵、コミュニケーションや恋愛の知恵、各趣味の知恵など、意外と自分が持っている知識が役立つことがあるかもしれません。

特に、小さいころから習い事をしている人や学校生活でスポーツをしていた人、今趣味を持ってやっている人などは、他の人からすると知りたい知恵を持っている可能性があります。

メール1通で1000万円というのは、まず自分で商品やサービスを販売したり、無料で情報を提供してお客さんのリストを集め、それから価値ある情報を提供し続け、期待値を高めた状態で新しい商品やサービスを提供することによって、より価値があると信頼してくれた人が買ってくれるという原理です。

ですが、現在では感情を煽るマーケティングが強すぎて、短期的には爆発的に稼げるけれど、長期的に見ると信頼されないための種をまいている人もいるので、あくまで買ってくれる人が心から喜ぶようなものを提供することがどんなビジネスでも大切なことといえます。

スポンサードリンク
スポンサードリンク