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免許取った!車を購入する!自動車に毎月かかる費用は!?

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自動車は多くの人が乗る生活の便利な乗り物です。免許を取ってまずマイカーを購入したいのはわかりますが、ちょっと待ってください。本当に快適にマイカーライフを送れますか?自動車は持つだけで莫大な出費にお金が飛んでいきます。自動車を所有するのにかかるコストについて考えていきましょう。

自動車の購入ちょっと待った!!

免許を取って、まず欲しくなるのが車です。車があれば色々なところに便利に行けますし、わざわざぎゅうぎゅう詰めの満員電車に乗って通勤しなくても済むわけです。

遠くに行ったりドライブに出掛けたりと、今まで足では不便で面倒だったような交通の便の悪いところにも簡単に出掛けられるようになりますし、車があるのであれば、少々交通の便が悪い郊外に住むのも閑静で悪くはないでしょう。

自動車は現在もっとも主流な交通手段となっており、多くの人が自動車を利用していますし、中古車市場の拡大に伴って、中古車を経済的に乗り回す人も増えてきました。

そして、まず免許を取ってはじめに購入する車といえば、中古車でしょう。はじめですのでどんな危険が待ち受けているかわかりません。教習所と実際の道路は交通事情も暗黙の了解も違いますし、運転ミスや焦りから事故を起こしてしまう人も少なくはないです。

単純に、新車を購入するお金がない場合もほとんどですから、中古車を経済的に購入するというのが、まずビギナーのお決まりでしょう。しかし、ちょっと待ってください!中古車の代金やガソリン代だけで考えていませんか?車を購入すると、その維持費だけで思った以上にかなりの負担になるのです。

自賠責保険と任意保険!

自動車を購入して自分もドライバーの仲間入りだ!と思ったのもつかの間、自動車を所有するだけで様々な費用がかかってきます。それこそ毎月少しずつ貯金をしていた人は、その貯金が全て自動車の維持費に回ってしまうかもしれません。

貯金をするくらいの毎月の余裕がない人は、自動車を持つと今よりももっと生活が苦しくなります。自動車の維持費として有名なものはいくつもありますが、まずは自動車の保険から見ていきましょう。保険には「強制保険」と「任意保険」があります。

自賠責保険と呼ばれる強制保険は、必ず自動車を運転するもの全員が加入しなくてはいけないものです。自賠責保険は、保険の対象が対人保障のみのまさに最低限度の保険になります。

これは、自動車を運転する人間から歩行者を守るための最低限の保障なのですが、残念ながらモノを壊した場合などの保障はされませんから、もし物を破損してしまったら、その損害賠償はすべて自腹になります。数十万円から数百万円が簡単に飛んでいってしまいます。ですから、これとは別に任意保険に必ず入るというのが定説になっており、自賠責とあわせて年間20万円近くにもなります。

自動車の税金

つづいて、自動車の税金もかならずかかってくるものになり、年間で支払うものですから1年単位でしっかりと計画的にお金を貯めていかなければ、破産してしまいます。

自動車の税金はいくつかの種類があり、継続してかかってくるコストは、自動車の重量税と自動車税になります。その他に、購入時には新規取得税がかかったりします。自動車の税金は、車種や排気量によってぜんぜん変わってきます。一番安いのが軽自動車で、軽自動車は重量やサイズ、排気量に制限があるため一律の値段となっています。

その他の一般自動車は、排気量やサイズ、重量によって税金が変わってきます。一般的に重量税は車の重さで変わってくる税金で、自動車税は排気量によって変わってくる税金です。どちらとも、軽自動車が安いのは言うまでもありません。とはいえ、軽自動車よりも一般自動車の方が長持ちするのも定説ですから、もし安い中古車を購入していくつもりであるなら、軽自動車よりも一般車の方が長持ちすることは間違いないでしょう。

車検代

車検もまた、避けられないランニングコストになります。自動車は高度な精密機械です。機械である以上はいずれ壊れたり不具合がでてきます。そして、歩行者やドライバーの安全を確保するためには、この精密機械を定期的に点検して安全性を確保していかなければいけません。

所有者がそれをおこなえるのであればいいのですが、残念ながら先進の技術が詰め込まれている高度な精密機械である自動車を全て一般人が管理するのは不可能に近いことです。車検は必要最低限の点検になります。車検が通れば乗れますが、車検を通してもずっと安全に不具合なく乗っていけるという保障にはならないのです。

そして、この車検も自動車によって大きく値段が変わってきます。やはり税金と同じく安く車検を通せるのは軽自動車です。車検は車種にもよりますが、一般的に2年単位でおこなわれます。そのため、車検代がかかる月とかからない月がありますが、軽自動車でも10万円近くはかかりますし、それ以上の車種もありますからしっかりと計画的に貯金していかなければいけません。

タイヤその他沢山の諸費用が!

最後になりますが、日本は四季のある国ですから、寒冷地に住んでいる人も少なくはないでしょう。年中夏タイヤで問題がない地域であればいいですが、東北や北海道など、寒さと積雪、さらには路面がスケートリンクになる地方では、スタッドレスタイアが必需品になります。夏タイヤと冬タイヤの履き替えや、所持にもお金がかかってきます。雪の降らない地域では年中同じタイヤで済むものを、季節ごとにタイヤを変えなければいけません。

寒冷地に住んでいて自動車を購入する場合は、冬に備えてスペアタイヤを購入しておかなければいけませんし、そもそも2WDでもっと安く購入できる車も、寒冷地仕様の4WDを選ばなければ、まず滑って乗れませんから、購入費用も高くなるでしょう。

その他にも沢山の諸費用がかかってきます。自動車を購入してナンバーがないと乗れません。前の車のナンバーが使えれば良いのですが、そういうわけにもいきませんから、ナンバーを取得しなければならず、それを業者に代行してもらうのにもお金がかかります。自動車を直接取りにいけない場合、輸送してもらうのにも費用がかかりますし、不具合があれば修理をしたりメンテナンスをしたりというのにもお金がかかってきます。

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