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熟年夫婦なるための秘訣が、適切な距離を置くことにある理由

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2013.07.07

夫婦もお互い熟年になれば、あばたも笑窪、の関係が薄れて「シラケ」が漂い始めます。口やかましい女房と、うっとおしい亭主が、ひとつ屋根の下でにらめっこしてる。日に何度か、ムッとしたり冷たい空気に支配されて、うんざりしているご夫婦に解決策をご提案しましょう。

夫婦間にも、適切な距離を置くことが必要

大半が、若気の至りで恋の炎に身を焼かれたお2人ですから、ほぼ盲目状態で結婚したと捉えておきましょうか。一緒になってから、熱が冷め目が覚めたら、見知らぬ人が隣に寝ていた、といった状態。でも、その人があなたの選んだ連れ合いなんです。逃げようがありません。

人は、毎日、毎月、毎年、今の連れ合いを選んで生きています。そして2人は、もともと他人でしたし、夫婦になってからも生物的には他人なのです。お互いが他人同士であることをしっかりと自覚した上で、夫婦であることを演じなさい。「演じる」などと言えば、偽りのイメージがありますが、一段深い意味で「自分を演じる」ことでしか、人生という芝居は完結しません。

夫婦は一心同体、というのは理想ですが、そうでなくてもちゃんと「いい夫婦」でいられます。それにはまず、お互いの間に適切な距離を置くことです。

別々の趣味、信仰、信条を持とう

夫婦一緒に旅行を楽しむ――これは最高にいいことです。趣味の合った映画や芝居を観る。ベリーグッドです。でも一年中、いつでも一緒にいる夫婦は、これはよろしくありませんね。いつかきっと破局というか、気まずい状態に落ち込んでいく可能性があります。

むしろ比較的若いうちから、夫婦別々の趣味を持ちたいものです。一歩突っ込めば、思想信条は別でいいし、所属グループも全て同じでは息が詰まってきます。少なくとも、連れ合いが留守だったら、その日は1人でゆっくり楽しめる自分だけの趣味をお互いに持ちましょう。

そうしないと、どっちかがどっちかにべったりでは、夫婦関係がそこから腐っていきます。互いに自立した夫婦でないと、足の引っ張り合いになります。濡れ落ち葉は、枯れた葉なのです。

秘密を大切にしよう

夫婦だって、お互いのスケジュールを全公開にはしない方が賢明です。恋人同士の時もそうだったように、お互いに秘密を持ち、謎を保持していた方が魅力的です。

例えば、旦那が社用等で留守なら、その間に奥さんは一人旅をしましょう。これは意外と女心を磨くことになります。旦那にとっても、妻が生き生きとしていることは嬉しいことですよ。家庭が明るくなります。逆に見ても同じです。奥さんが出かけていたら、旦那は一人旅でも楽しんでください。

読書もいいことです。お互いに違うジャンルの物を読み、別々の世界に生きるのです。得意分野を持ち、互いに教え合ったり自慢し合ったりすれば、楽しいものです。

状況が許すなら、趣味サークルの教室に通うのなんかもお勧めですよ。するとそこで色々な人との出会いが得られます。人間は出会いの中でしか、成長していけない動物だと知ってください。

夫婦がお互いに「自由」を認め合うことが、全てのスタートになります。拘束し合う関係からは、よいものは何も生まれてこないことを知りましょう。もし、互いに得意分野を持ち、教え合い尊敬し合う関係になれたら、最高です。

日記で自分だけの世界を創り上げてみる

ひとつコツを伝授しましょう。夫と妻、別々の「心の日記」をつけるのです。アナログの日記帳でもよし、もちろんパソコン日記でもグーです。日常行動の備忘記録としても役立つし、自分の魂の軌跡としてアイデンティティーを文字で構築していくことです。

夫婦でも決して日記を見せ合ったり、盗み見したりしてはいけません。奥さんが一人旅をして、どんな人に出会ったのか、何に感動したのか、人生観に変化が見られたのかどうか…。近隣住民とのいろいろな出来事や、親族とのもめごとなども、隠さずに書き付けていくことで、そこに自己存在を確認する場所ができ上がっていきます。

実は、自分だけの心の居場所を作っておくことが、夫婦の愛を維持していくためには、必要不可欠なことなのです。相手の中に融けこんでしまえばいい、なんて思っていたら、年輩になってからエライことになると思ってください。夫婦はあくまでも他人なのです。いいえ、たとえ親子でも兄弟でも、ギリギリのところでは他人です。

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