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子持ちの彼女との付き合い方。”母親の彼氏”を悩ませる問題とその解決法とは

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2013.06.13

いつの頃からか、飲みに行った先の女の子が「子供いるのよ」と言うのがタブーでなくなった。それも三段回くらいに「都落ち」したホステスが場末のバーのカウンター、咥えタバコの細い煙を吐きながら呟くのではなく、どうみても20代前半、最前線で活躍する「ギャル(死語)」が明け透けとしている。そこに後ろ暗さなど皆無だ。

妻には内緒だが、そんな娘くらいの年齢のキャバ嬢から「子供のためにがんばってるねん」とか言われたら、私としては指名する他なかったりもする。もちろん、他意はない。

実際、周囲の知人男性にしても「彼女が子持ち」はいる。最近、晴れて結婚したのもいた。それでも日本の離婚率の増加を知っていれば、とくにこちらも驚いたりしない。若くして離婚し、子供を連れた「彼女」は巷にたくさんいる。彼女らは普通に恋愛もする。それに日本も他の先進国に負けず劣らず、慢性的な男余りでもある。だから当然「彼女が母親」は増える傾向にある。

実はよく相談される。というのも、私自身が「母親の彼氏」だったからだ。いまは入籍しているが、交際当時の妻は「連れ子」がいた。あれから18年と少し過ぎる。そして現在の我が家、あるいは我ら夫婦、子供らの現状をして、どうやったの?と問われるわけだ。

また、その相談者は「家庭の形というものが多様化している。対応が難し過ぎる」とか、難し過ぎることをいう。離婚率が増えても結婚率は上がってない。だから、一緒に住んでいるだけという、いわゆる「内縁関係」にある家庭も増えた。

合わせて結婚式も「多様化」したらしく、やらなかったり、やったとしても「友人ら」だけで集まって小さい宴会をしたり、さらっと盛り上がってお仕舞い、も多い。結婚式をやらず、その資金を旅行に回すとか、もっとアレなのは「子供の学費が」で貯蓄するという、とても現実的な新婚夫婦も珍しくなくなった。ちゃっかりしてるから安心だ。

それでも、やはり最大の悩みは「子供」になる。とくに男のほうだ。「どうやって接していいかわからない」と頭を抱える。あとは「懐かない」とか「父親になれる気がしない」とか、言ってしまえば「当たり前」のことで悩んでいるらしい。もっと深刻なのは「前の男の子供を育てるなんて」というのがいる。彼女が隠していたならともかく、問うと「最初から知っていた」と言う。阿呆か、と思う。

話をひと通り聞いてから私の意見を言うと、悩みの海に彷徨う「母親の彼氏」らは例外なく、目を丸くして仰天する。中には「ふざけるなよ」と呆れた素振りを隠さない無礼者もいる。

しかしながら、他のことについてはともかく、この件についてならば私は成功者であり、自信満々であり、確実に問題解決のためのアドバイスができる、希少な事柄ですらある。だから決してふざけてなどいない。とことん真面目に聞いてもらいたいのであるが、相手は一笑に付すことが多い。そんなんだから悩むのである。

中身は実に簡単だ。

私は「父親になれる気がしない」という「母親の彼氏」には「ならなくていい」と言う。それで相手が絶句でもすれば「なれるのか?」と問い詰める。なれるわけない。なってはいけない。その子はもう、あんたの与り知らぬことから現実にこの世にいる。無茶を言ってはいけない。

「どう接してよいのか・・」には「接しなくていい」と答える。挨拶程度でよろしい、と言う。間違っても安モンのドラマみたいに「学校のほうはどうだ?」とかは止めた方がいい、と付け加える。これも例外なく、黙ってしまう。怒ってしまう場合もあるが、私はそのまま「子供のほうは?」と問う。あんたと接したいと思うのか?と質す。

明確に「そう思ってる」と言うなら、その子はあんたの子だ。ならば相談する先が違う。「血がつながっている我が子」の悩みなら余所に聞け、と言いたい。我が家はつながってない。

そうじゃないなら、その男は独善的過ぎて危ない。虐待する前に別れたほうがいいかもしれない。その「彼氏」は現実を認識せず、妄想で悩む癖がある。そういうタイプは「自分大好き」だから、すぐに浮気するとか、仕事が続かないとか、家の中で威張るとか、重大な欠陥がある可能性も否定できない。最悪なのはDVにまで発展する恐れがある。

子供にも意思がある。「母親の彼氏」を受け入れていると思しき理由とは、先ず、出ていけない。自立して生きていけない年齢だからだ。それからまだ理解できない。ある日、お母さんが見知らぬ男性を連れてきた、それだけのことだからだ。それなら子供が「母親の彼氏」に下す許認可条件はたったひとつになる。

つまり「お母さんが幸せかどうか」だ。

「母親の彼氏」は子供や家庭に対する不安を「彼女」に対する愛情に転嫁すればいい。子供は絶対的に「母親の味方」である。あり続ける。お母さんが大好きなのだ。その大切な対象を、その子供に負けず大切にする。それを何年も変わらず続けると、子供はあなたを「母親の大切な人」と認識する。

それから「信用のおける大人」になり「信頼してもよい大人」だと評価してもらえる。もちろん、一緒に暮らせばいろいろとある。それらに対しても「責任ある大人の男」として真摯に対応する。すると「父親みたい」になる。便宜上、お父さんとか呼ばれる可能性もある。父親っぽくなる。傍から見れば親子っぽくみえる。

経済的な役割は無論のこと、一緒に暮らす男はその生活全般において「父親代わり」を果たす。もちろん、最優先にあるのは惚れた女、つまり「子供の母親」になる。また、あなたの彼女は「子供のことがいちばん」と言わなかっただろうか。交際が始まったとき「子供のためなら何でもする」と言ったはずだ。それが普通の母親だ。

つまり、あなたはあなたの彼女を最優先にする。しかし、彼女の最優先は子供である。ならば、あなたは「その子供の信頼」を得ねばならない。可愛いとかはそのあと、勝手についてくる話だ。先ずは「惚れた女が産んだ子」に対し、しょうもない感情は捨て去ることだ。

子供がいる女に惚れた、それだけのことを貫く。不器用でもなんでも、懸命に責任を果たす。心配は無用、その子供はちゃんとみている。それはとても純粋、且つ、想像を絶するシビアな目だ。だからこそ、勝ち得た信頼は「実の親子」と比して遜色ない「本物」になる。

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