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お互い夫婦関係の「普通」レベルを認識して結婚することは重要です~後編~

夫婦関係の「普通」の違いを確かめる基準

結婚する前、特に恋人時代は、相手に好かれようと思いっきり優しくするでしょう。男性が「釣った魚に餌をやらない」という言葉があるくらいです。だから、結婚前に優しい男性だったから、結婚後も優しいとは限りません。

でも、人生は長いのです。結婚して何十年も一緒に人生を共にするのですから、猫を被っているわけにはいきません。相手の素の状態の優しさを知る必要があります。お見合い等で数カ月お付き合いしてそれはわかるものではありません。その場合でも見定めないと結婚後の不幸が待っているのですから。

では、その方法をご紹介しましょう。女性の家での態度を見ていたらわかるものです。女の子の家に遊びに行って、家族ぐるみでお付き合いすれば一発でわかります。でも、それが難しい場合は、親のことを聞きましょう。どのような育ち方をしたか、親との関係がどんな感じか、親のことをどのように話すかで家庭環境はある程度わかるものです。

女性の私は、夫の母親に対する普段の態度や言葉遣いをよく見るようにと父に言われました。男性の場合は、あまりにも箱入り娘に育てられたお嬢さんを貰う時は、妻側の親が何もかも仕切ってしまう場合もあります。

「マザコンには気を付けるように」と女性は皆、親から言われますが、男性も親離れできていないお嫁さんを貰うととんでもない事になります。父親が家の中で存在が小さい家で育った女性を妻にすると、夫もぞんざいに扱います。たとえ表向きはかかあ天下でも、大切な事は父親を立てる母親に育てられた女性は、やはり夫を立てるでしょう。

結婚前、どんなに良妻賢母にふるまっている女性でも、結婚して慣れてくると育った環境の「普通」が出てきます。だから、結婚する前には親に会い、親子関係・家庭環境を見定めて「普通」のレベルが許容出来る範疇であるかどうか確かめましょう。

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