> 恋愛 > 男性のプレゼントと女性のプレゼントにはどんな違いがある?~前編~

男性のプレゼントと女性のプレゼントにはどんな違いがある?~前編~

プレゼントには思いが詰まっています。ところが男性のプレゼントと女性のプレゼントは、力を入れる箇所が異なっています。男性は中身で勝負です。女性も中身を重視しますが、ともすればラッピングやリボンに中身より力を入れる事があります。その理由は、男女の人との付き合い方・感じ方の違いにあります。

女性がするプレゼントにはラッピングが必需品?

女性のプレゼントには、たとえ同性へ向けてのプレゼントでもメッセージカードやラッピング・リボンの色まで工夫して可愛く心を込めて贈ります。紙袋だってお洒落な物を使いますので、日頃からアクセサリーや小物・洋服の紙袋も可愛い物はストックしています。

なんたってプレゼントはラッピングを開ける時から始まるのです。まずメッセージカードを読んで相手の気持ちを受け取り、ラッピングでどれだけ心がこもっているかを知り、中味でどれだけ好みを把握してくれているか、全てで贈ってくれた相手の気持ちを受け取るんですよ。

また、ラッピングでセンスも見られるのです。女性は、付き合いの長い恋人よりも女子会や同窓会の方がお洒落に力が入る事もあるほどです。髪や服の変化に気付かない男性よりも女子の目はそれだけ厳しいのです。「お洒落~!」と言われるために頑張るんですよ。

だから、同性にここまで気を遣う女性にとって、愛する恋人に対する贈り物はもっと力が入ります。プレゼントの中味はもちろん、そのラッピングやリボンまで男性の好みの色やタイプを考えて選択します。つまり、ラッピングは中味を想像させる雰囲気を盛り上げる前座といえるのではないでしょうか。

だからといって安い中味に対し豪華なラッピングはタブーなんですよ。豪華な贈り物は一層豪華に、安物にはそれに似合うラッピングでそれ相応に見えるようにするのがラッピングです。メッセージカードは面と向かって言いにくい普段の感謝の気持ち等を書く事でより一層雰囲気を盛り上げます。

目の前で開けてもらえない時のことを考えて、目の前で言いたい事を書く事もあります。だから女性のプレゼントのラッピングやメッセージカードは女性の気持ちの表れなのです。「これは心がこもってますよ」というメッセージでもあります。

男性のプレゼントは中味で勝負!

一方、男性はプレゼントにラッピングやメッセージカードを入れたりしないそうです。そういえば私も男性からの贈り物にラッピングはしてあってもメッセージカードが入っていた事はありません。

それに、お土産でも普通のスーパーのビニール袋みたいな袋に入っていたりします。女性の場合何か別のお洒落な袋に入れ替えて渡しますよね。そのために普段からストックしてあるのですから。どうしてなんだろうと思って男性代表という事で、私の父・義父・主人・兄弟・従兄弟達に聞いてみました。

皆揃って、「女性なら多少気を遣うけどラッピングなんて面倒臭い」「お店の人に『プレゼントですか?』と聞かれたら『プレゼントです』と答えるだろ。そしたらお店の人が勝手にやってくれる。女性なら言われるままにお願いするけど、相手が男ならリボンは止めてもらうな」といった意見でした。

男性へのプレゼントの場合、「メッセージカードなんか入れたら気持ち悪いだろう?」「言いたい事があるなら直接言う」なんて感じでした。ムード・雰囲気というものを男性は気にしないようですね。「もし照れくさくて言えない事があってもメモ書きに書く」そうです。

男性は、男同士でわかり合っているようです。「気持ち悪い」とか「面倒臭い」とか女性には理解できません。また、「女性は物を介しないと付き合えなのか」なんて言う人もいますが、ちょっとお土産をおすそ分けするにもお洒落に渡したいだけなんですよ。

では、そんな男性に聞きたいです。だったら女性からメッセージカード入りのきれいなラッピングのプレゼントを貰っても同じように思うのか聞いてみると、それは「女の子らしくてかわいいと思うけど、ラッピングやリボンやメッセージカードが捨てられなくて困る」という事でした。

女性は、ラッピングは折り目が付いたら使えないから、よほど可愛くて何か他に使えそうなら取っておきますが、多くの場合サッサと捨てます。リボンは何かと使い道があるから取っておきます。メッセージカードもお手紙と同じなので取っておきますよ。

だから男同士は余分なパッケージは相手の迷惑と考えるのでしょうか?そこまで気を遣っているようには思えませんが、そのような習慣が無いのだけは確かなようですね。全て捨てられないなんて男性の方がもしかしたら女性よりデリケートなのかもしれません。

スポンサードリンク
スポンサードリンク