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Wikipediaに頼るべからず!Web情報をすぐ信じるあなたは間違いです!

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2013.12.11

誰かとの雑談中、「そういえばあのドラマの主人公誰だっけ?」「ええと・・・ど忘れしたな」というような状況が度々発生します。もともとわからないことならともかく、知っているはずなのに思い出せないのは気持ち悪いものです。

しかし現在は画期的な道具があります。スマートフォンですね。関連する検索単語を打ち込むとインターネットからすぐさま答えを見つけ出してきます。これでスッキリです。

調べ物に便利なWikipedia

ところでみなさんはスマホやパソコンなどで調べ物をするときに、Wikipediaというサイトをよく使っていませんか?

Wikipedia(ウィキペディア)は、たくさんの有志の執筆によって、世の中のことが何でも載っているオンライン百科事典(を目指している)サイトです。

最近では実用に耐えうる膨大な情報が掲載されているということで、ネットのハードユーザーだけではなく、一般の方も「ウィキで調べよう」なんて言っていたりします。そもそも検索サイトで何かを検索すると、Wikipediaのページが上位に出てくることも多いでしょう。

しかし、Wikipediaはネットに関する知識が浅い一般の方が使うことにより、社会的にはある意味問題になっています。

こんなレポート作っていませんか?

Wikipediaは電子文字による情報ですので、簡単に「コピー&ペースト」ができてしまいます。しかもそれなりに理路整然と文章が書かれています。すると、仕事でレポート提出を求められたときに次のような作業をする人が増えています。

1.ネット検索
2.Wikipediaのページを発見
3.コピー
4.Wordを開く
5.貼り付け
6.体裁を整える
7.完成!

WordをPowerPointに変えればレポートだけではなくプレゼン作成でも使える手順です。なんという仕事の効率化!Wikipediaサマサマ!・・・と言いたいところですが、こういう使い方は間違いなのです。

Wikipediaの内容には問題がある!

コピペが悪いわけではありません。正式に引用元としてWikipediaのURLをレポートに記載すればその問題は回避することができます。問題なのは「Wikipediaの記載内容は間違っている」という可能性を無視していることです。

Wikipediaは、不特定多数の人々の手によってその内容が追記・更新されています。その人たち全員が責任をもってページを記述しているのならいいのですが、インターネットの世界ではそれはどうやっても担保できません。

悪意で嘘を書き込む人もいますし、単純にミス(誤記)をしてしまうこともあります。会社や商品に関する項目であれば、関係者が意図的に偏った記述をすることもあります。これらは実際にWikipediaで起こっていることなのです。

もちろん記載内容は複数人でチェックをする体制にはなっていますが、あまりに項目数が膨大なので、すべてがチェック済みという状況とは言えません。使う側の立場としては内容が間違っている(正確でない)ことを前提としなくてはいけないのです。

信頼度が低い情報を使うには

これはWikipediaだけの問題ではありません。Webの情報はすべて、もっと言えば新聞や雑誌、本、そして面と向かって話をしている相手だって嘘をついている可能性はあります。

それでも私たちはその情報を使う状況・環境を考えて、ある程度の信頼度があればOKと判断しています。友人と話すときは基本的にその内容を信頼しますし、商売敵であれば嘘の情報じゃないか疑うわけですよね。

Webの情報だって同じことです。そのサイトの信頼性が高い(例えば気象庁のページの天気予報)ならそのまま信用することができますし、信用度が低いサイト(例えば個人のブログ)の情報だと、別のサイトでも同じことを言っていないかをチェックして信頼度を高めていきます。

残念なお知らせですが、Wikipediaはどちらかといえば後者の方に近いのです。冒頭に出てきた単に雑談に使う情報なら問題ないのでしょうが、仕事に使うレポートの内容としてコピペするのは適切ではありません。Wikipediaは本調査のための仮調査ぐらいの気持ちで使うようにしましょう。

Wikiって略すな!

ちなみにですがWikipediaを「ウィキ」と略する人はインターネットのハードユーザーからは「こいつ素人だ」と見なされることがあります。「Wiki」とはWebページ作成システムの種類の一つのことを指すからです。

Wikiシステムを使ったencyclopedia(百科事典)という意味でWikipediaです。Wikiと呼ぶと意味が違って捉えられるかも・・・とうんちくを言いたいところもありますが、専門用語とは違った用語が広まっているのも、それだけ一般に普及している証拠なわけですよね。

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