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ストレスを溜め込みぶち切れやすい人へ!ストレスの流し方!

ひと昔前に切れるって表現が流行しました。子供の頃は、切れるって言うとカッコいいなという空気がありましたが、年齢を重ねた今、冷静になって見てみると、ただ自分の怒りの感情をコントロール出来ない、稚拙な心理状態の人だなぁと思うわけです。

わたしも、20代後半頃まで感情のコントロールが出来るというのは思いませんでした。自然と湧いてくる感情なので、仕方ないのだろうと思っていました。しかし、そうではない事をある書籍から学び、訓練してきた結果、今は半分くらいは出来るようになったかなといった感じですかね。

若い頃は感情のままに相手を傷つけるような事を言ったり喧嘩になったりしたものでしたが、今はこれを言ったあとにどういう結果が自分に起こるのだろう。また同じ事を繰り返しているなという意識が先に立つようになり、感情を抑えるというよりはメリットとデメリットで物事を判断する合理的な人間になってきたように思えます。

わたしはこれは望んではいません。本当のところで言えば、マザーテレサのように大きな愛を持って他人を、自分を傷つける人でさえも包み込めるような人になりたいのですが、やはり分相応と言いましょうか(笑)、現時点では、まだまったく出来る気はしませんよね(笑)

しかしながら、わたしたち凡人でもこの切れるという感情を緩和させたり、いなしたりする事はある程度可能だとわたしは思います。そして、そのある程度のレベルでわたしは良いと考えています。

本当に聖母のようになってしまったら人間らしくないというか、偉大過ぎてわたしじゃなくなるような、同じ人間じゃなくなるような気もしているからです。

わたしたちには(ここでは大多数の人間とします)問題を受け止めプラスの力に変えるなんて事を成し遂げるには、莫大な労力と時間が必要となります。そんな事ばかりしていては、強くなる前に人生が終わってしまいます。そういった大きな器が必要になるような事は最初から偉人達にまかせ、わたしたちは自分の出来る事をすれば良いと思います。

さてさて・・・わたしたちには一体何が出来るのでしょうか?わたしのケースで言うと、わたしは、起こった事実をそのまま紙に書き出しじっくりそれを見つめ、どうすれば自分が幸せな状態になるかというところまでは考えられるようになりました。子供の頃は、環境や誰かのせいだと思い、自分を正当化していただけでした。

しかし、何度も何度も同じような問題に直面すると、あれれ?もしかして自分に問題があるんじゃないの?それとも自分のせいで問題が起こっているんじゃないの・・・そう思うようになってくるわけですね。そしてそこで自分を責めていた時期もあったのですが、自分を責める事や他人を責める事はただの時間の無駄遣いだという事に気づいたんですね。

なので、もう自責も他責も手放すようにしました。これが第2段階になります。ここまで来ると、問題点だけを見つめるようになります。自分が悪いとかというよりは、複合的な要素で出来事や問題が起こっているため、その複合的な要素をひとつひとつを紙に書き出し、どうすればその問題が起こらないか、どうすれば回避出来るのかを考えるようになりました。

わかりやすいように実例を挙げましょうか。たとえば、わたしは30代になってから、不安を強く感じる性格になりました。若い頃は世界一高いバンジージャンプでもなんでも恐いものなしだったわたしがです(笑)。そして立ち止まって考える事ばかりするようになったので、まずはやってみる事にしたんですね。

たとえば、わたしは自転車が好きで、大人になってからはじめて買った自転車で毎日20kmの通勤をしようと思いました。そして、いざはじめようとすると、雨が降ったらどうしよう・・・パンクしてしまったら、駐車中にライトを盗まれて夜間走行が出来なくなったらどうやって家に帰ろう。坂道がずっと続いたらのぼるのだるいな・・・などなど。

こんなどうでもいいような不安ばかりが出てくるようになったんですね。つまりこの不安が何かというと、ぶっちゃけた話「自転車で通勤するのだるい」って事だったんですよ(笑)。出来るかわからないという事や、しんどいなどいろいろな理由をつけて、車で通勤する楽な方向に持って行こうとしている自分がいたんですねぇ。

なので、まず一回休みの時間のある日に片道20km、往復40kmの道を自転車で行ってみたんです。初日は確かに足がパンパンになり、しんどかったです。しかし、思っていた程辛くはありませんでしたし、道中、キレイな公園を見つけたり、美しい花畑を発見したりと、いろいろな楽しい発見があったんです。

そして、そんな感じで楽しみながら運転していたらいつの間にか目的地に到着していましたね。なのでまずはやってみて楽しみを見つけながら生きる。これがわたしの出した結論になります。

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