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全ての人に気に入られないとビジネスが成功しないという思い込みを変えるには?

「全ての人に気に入られたい」、人間関係でそう思っている人もいるかもしれません。人間関係でいえばどれだけ自分と違うと思う人も、理解して共感することが出来れば心が通じ合うことも出来るかもしれませんが、ビジネスでもその気持ちが出てくることがあります。

全ての人に気に入られたい気持ちの裏付け

全ての人に気に入られたいということは、気に入られなかったらどういう気持ちが出てくるでしょうか。また、なぜ気に入られたいのか、そうした気持ちが例えば起業してビジネスをしたい人がお客さんと付き合っていく時に行動のベースになる気持ちになることもあります。

全ての人に気に入られたいということは、一人でも気に入ってくれなかったら落ち込んだりその人のことばかりずっと考えているかもしれません。

その人のことを考えて気持ちを通じ合わせようとすることは、より深い関係を築ける一歩になっても、それで落ち込んでいればどうでしょうか。

その人一人だけじゃなく次々と会う沢山の人の中には気に入ってくれる人もいれば気に入らない人もいるかもしれません。それは人の好き嫌い、興味があるないといったことでも気になっていれば、自分のやりたいことに集中出来ないかもしれません。

ここでは起業、ビジネスというテーマで見ていきますが、友達や仕事の付き合いの人間関係でも、人から嫌われたくない、全ての人から気に入られたいという気持ちがあって頑張ってどんな人とも仲良くやれていると感じられるかもしれません。

ですが、自分はどんな人と付き合いたいのかを知ったら、今付き合っている人ではなく違う人と付き合うことが大切と感じることもあるかもしれません。

なので、どんな人とも気持ちを理解して共感出来たとしても、依存的に気に入られたいと思っていると、本来自分が進みたい方向よりも人との付き合いを気にしてしまうかもしれません。

もちろんどんな人生を生きるのも人それぞれですが、自分の進みたい道を選ぶのなら、見る方向を変えることも大切かもしれません。

ビジネスは全ての人に気に入られないと成功しない?

そうして見ていった時に、起業やビジネスでも全ての人に気に入られないと成功出来ないか?という1つの見方があります。

これはビジネスをしている人でも気になるところで、やはり自分の扱っている商品サービスにケチをつけたりあまり興味を持ってもらえないと嫌な気持ちがするかもしれません。

それは自分が好きなものをばかにされたような気持ちになるかもしれませんし、それによって怖れや悲しみが出てきて、また同じような状況になると同じ気持ちを感じるかもしれません。

これはそのことに対する見方が変わるだけでよく、全てのお客さんにそもそも気に入られるものではないという見方になれば、そうした気持ちのアップダウンに巻き込まれることも減ると思います。

ビジネスを始める最初のころは、どんな人にも好かれたり興味がなくても笑ってくれる人がいるなどポジティブな見方だけをしていた人がそうじゃない状況になって気持ちがダウンしても、最初から見方を変える、興味のある人は買ってくれるのがビジネスなんだという見方になれば、ビジネスをしていても楽になると思います。

批判も受け入れることが出来るか

そうして自分のやりたいことをビジネスにして、それが欲しい、一緒に体験したいという人が集まってくると、だんだんとお金がついてくるでしょう。

ですが、成功といわれる見方が強くなってくると、それが強いほど批判や妬みが増えるのは光と影のようなものです。

そもそも成功という概念自体人間が作り出したもので、別にお金持ちじゃなくてもホームレスをしたいという人からすればホームレスになればその人の人生は成功といえます。

ですが、お金持ちが成功者、一流になることが成功者という成功者=それというものが出来たら、それ以外は成功者じゃないという見方が強くなると、自分は成功者じゃないと考える人が増えたら成功者と呼ばれる人を批判したくなるかもしれません。

なので、最初からそうした光を作り出さないことも大切なことですが、成功という概念の光を作り出さなくても何かを主張していれば、自分と違う感じ方、考え方の人は現れます。

例えば、本を書いている人でも「この内容は難しい」とか「この内容は簡単」といったことを話す人は、成功という光に影という批判ではありませんが、本そのものに対して自分と違う見方があるということを話しています。

それを批判と捉えるかは人それぞれですが、周りの人の意見が自分にとって気に入らないものでも、1つの角度から教えてくれていると捉えて受け入れることが出来るかは、ビジネスだけじゃなく人間関係でも大切なことではないでしょうか。

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