> 趣味・ライフスタイル > 心理状態と性格を区別する事で、前向きな生き方を手に入れる方法

心理状態と性格を区別する事で、前向きな生き方を手に入れる方法

「わたしはこんな人だから、次もだめに決まってる」と思っている人がほとんどだと思います。わたしもそうだったんです。心理状態=性格だと思っていました。すぐ落ち込んだり傷ついたりするのは、弱いせいなんだと思っていたんです。そしてそんな自分を責めたりもしていました。

しかし、年齢を重ねる度に、なにか腑に落ちないというか、ある一定の条件で自分の気持ちが沈むという状態に陥るようなので、それを回避出来れば落ち込まないという事に気づいたわけです。それを回避出来れば落ち込まないし、回避出来なければ落ち込む。

コレで強い弱いというのが決まるのであれば、強さとはいかに自分をコントロール出来るかという問題になってきます。つまり、強い人というのは存在しないという事になります。元々強い人というのはいないのです。

試しに見てみると分かるのですが、みんなイヤな事を言われたら傷つきます。ただ、その反応は様々です。ものすごく落ち込みうつ病にまでなってしまう人もいれば、適当に流して回避する人もいます。むきになって反論する人もいますし、誰かに愚痴る事でストレス発散し、やり過ごそうとする人もいます。本当に人というのは様々です。

どちらが正しいというはありませんが、人間の心を持っているのなら、誹謗中傷して他人を陥れるなんて事はしないで欲しいです。どれだけ悔しくても。どのように見えようが、やはりみんな傷ついているわけです。笑顔で笑っていても、家に帰って泣いている人もいるでしょう。

みんな、誰でも、傷つけられたら傷つくんです。刃物で手を切ったら血が出ます。コレは世界最強の格闘家でも同じです。そして傷みも同じです。ただ、強い人というのは、何度も傷みに耐えて来ているので、傷みに対して抗体を持っています。慣れているわけですね。

一度包丁で手を切った事がある人は、それがどれくらいの傷みか分かるはずです。そして次に同じように手を切っても、最初程の衝撃はなく、それが2度3度となっていくにつれ、気にしないレベルにまで慣れてくるはずです。

傷みに慣れましょう

傷みに慣れていない人は、抵抗力がありません。それは他人の中傷などでも同じ事です。みんな同じように、他人にイヤな事を言われたりはします。しかし、それをいちいち気にしていたら、生きて行く事は出来ません。

一度ものすごい傷をつけられると、あとは結構なにを言われても平気だったりするので、傷つけてくれた人に逆に感謝出来るくらいになるかもしれません。

自分に不愉快な事を言ってくる人間に対して、恨んだり、攻撃してはいけません。攻撃してしまうと、あなたもその人と同じ事をしている事になりますし、終わりがありません。なので、すべて学習させてもらっているんだという姿勢で客観視すると良いでしょう。自分を成長させるツールとして利用すれば良いのです。

不幸と幸せは心の状態を指していると気づく

幸せだと言う人もいれば、不幸だと言う人もいます。どちらも実際は大差ないのですが、気分の状態には天と地程の差があります。つまり感じ方次第で、幸せにも不幸にもなれるという事になります。不幸に感じるか、幸せに感じるかは、思考の問題です。

つまり、ポジティブか、それともネガティブかという事ですね。前向きに考える事が出来る人間というのは、幸せを自分から求めている状態なので、当然幸せになる可能性は高いです。逆にネガティブ思考の人間というのは、不幸を自分から求めているため、不幸になっていくわけです。

誰も不幸なんて望むわけがないだろう?・・・という人がいるでしょうが、そんな事はありません。楽観視するより悲観視する方が人生はずっと楽ですし、信じるよりも疑った方が楽です。なぜなら、信じるという事は騙されるというリスクを背負う事になります。

しかしながら、その反面、信じて、相手が本当の事を言っていたときのリターンは大きいわけです。信じた人間と信じなかった人間。結果は火を見るよりも明らかであり、これで人生は決まると言っても過言ではありません。

つまり、訓練次第で心理状態というのは改善する事ができ、常に前向きだったり、強くいたりする事も出来るのです。もちろん人間なので、どうしても耐えられないときもあるでしょうが、そんな例外くらいは許してあげましょう。

最強の格闘家でも、リングを降りれば普通の人です。奥さんの前では甘えているかもしれませんし、他人からイヤな事を言われたと泣いているかもしれません(笑)。いえ、冗談ではなく、どれだけ強くても所詮は人間だという事です。

心理状態と性格は異なります。コレは生きていれば自然に分かって来ます。若い頃はこれを弱さや欠点と感じる人が多いようですが、それは誤解ですので、安心して進みましょう。

スポンサードリンク
スポンサードリンク