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つまらないを面白いに変えるための思考法

最近良い事ないなぁ、とお嘆きの方。一方、良い事ばかり起きて困っちゃう!という方。世の中いろいろな人がいますが、その違いは何なのでしょうか?もちろん、一人の人生の中でも良いときと悪いときというのはあるものです。しかし、皆さんの周りでも、大抵いつも楽しそうな人と、大抵いつも落ち込んでいる人、というのは決まっていませんか?今回はその違いを検証して、少しでも幸せに近づく方法をご紹介します。

決定的な違い、それはものの捉え方にある

筆者の職場に、典型的なサンプルが2人いますので、その2人を例にとって話を進めたいと思います。彼らは、高校時代の同級生で、現在も縁あって、同じ職場で働いています。部署も同じです。なので、横から見ていて2人がとても対照的に見えるのです。

仮に2人をA君、B君としましょう。彼らの決定的な違いは、ものの捉え方にあります。同じ事象に対して、反応がまったく違うのです。例えば、会社にかかってくる電話の対応です。

電話対応:A君の場合

電話が鳴るとすかさず自分が!と、手を伸ばします。声のトーンも明るく、口調も丁寧です。それがクレームの電話であっても、冷静に聞き入れ、上司への報告も忘れません。

電話対応:B君の場合

電話が鳴ると、まず苦い顔をします。彼は電話が嫌いなのです。「めんどくせぇ」などと言いながら、周りの誰もが電話を取ることができないとわかると、仕方なく電話を取ります。さすがに言葉は丁寧語ですが、声のトーンがどうしてもダウンします。隣で聞いていても、電話口の相手への印象を気にしてしまうほどです。

飲み会にて:A君の場合

ある日、あまり気乗りしない飲み会がありました。A君はそんな飲み会の中でも笑顔でいます。愚痴を言うようなムードになっても、おおっぴらに人のことを悪く言いません。愚痴に口を合わせたとしてもやはり笑顔で、愚痴を言っている人に反論はしないのです。気持ちは共有している、という感じです。

飲み会にて:B君の場合

B君はそんな飲み会を必死で拒否しますが、会社の決まりでもあるので、結局は参加します。飲み会の最中はムスッとしていて、とても楽しそうではありません。別に愚痴を先頭切って言うわけでもなしに、とにかく早くこの場が終わらないか、という感じです。

どちらが良い悪いとは一口に言えない

筆者も彼らの同級生であり、A君ともB君とも仲が良く、どちらが好き嫌いというのはそこまで感じないのが実際のところです。職場の上司にしてみても、同じような印象だと思います。しかし、どちらが幸せそうかと考えると、圧倒的にA君なのです。実際に本人たちがそれを口にしています。つまりA君は自分が幸せだと言い、B君は自分は不幸だと言うのです。

B君を悪いとは思いません。ましてや、嫌なものは嫌だとちゃんと表現する。つまり負の感情を隠さないのがB君の良さとも言えるのです。しかし、そうすることで一番損をしているのはB君自身のような気がするのです。

幸せと感じるのは自分の判断

人は世の中を自分の視点で見ています。自分の心で判断します。良い悪い。幸不幸。それを決めるのは自分自身なのです。仮にA君が鈍感な馬鹿者だとしましょう。B君は敏感な頭の良い人だとしましょう。しかし、中身の差こそどうあれ、どちらが幸せを感じているかといえば、A君なのです。実際、A君は敏感で頭のいい人ですが、何より幸せを自分で感じようとしているのです。それが2人の決定的な違いなのです。

何としてでも自分の幸せを見つける

つまらないを面白いに変える方法。それはすなわち、何としてでも自分の幸せを見つける、という態度を取ることです。一般的にいう悪い状況に遭遇したとしても、人は自分の心の持ち方次第で幸せを見つけることが出来るのです。馬鹿と言われようが、鈍感と言われようが、幸せを感じた者勝ちです。周りの価値基準に流されず、自分の感覚を信じる。幸せを追求することにびびらない!妥協しなければ、人は誰しも幸せを掴むことができるはずなのです。自分の心を一度点検して、あらゆる「つまらない」を「面白い」に変えてみませんか?

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