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理想の自分の状態を一瞬で手に入れる方法。スイッシュ技法とは?

一瞬でなりたい自分にチェンジ出来る方法が心理学にはあります。それはスイッシュ技法というもので、望ましく無い自分と一瞬で入れ替わる方法です。

スイッシュとは?

自分の中で何らかの嫌な状況などがあった時、出来ればさっさと忘れて望ましい自分の状態になりたいですよね。そんな時に一瞬で望ましく無い自分から望ましい自分に気持ちを切り替える方法に、スイッシュという心理学の面白いテクニックがあります。これは、イメージの中で望ましく無い状況から、望まし状況に一瞬で切り替えるという方法です。

例えば、ニュース番組などを見ていて、キャスターが「○○さーん」と呼んだ時、画面が中継先に変わりますよね。中継先が大きな画面に現れ、元々画面にあったスタジオの画面は隅っこの小さな枠に出て、二画面になる事があると思います。

中継先の大きな画面と、スタジオの小さな画面とで番組が進んでいたかと思いきや、今度は画面がビューンと入れ替わり、スタジオが大きく、中継先が小さくなるという事もあると思います。

要するに、イメージの中でこの様な画面操作をすれば良いのです。元々は最近あった嫌な出来事などが大きな画面サイズ、そしてあなたが未来にイメージする望ましい自分の姿を小さな画面サイズとして想像し、それをビューンと入れ替えてしまうのです。

そうすると、嫌な感情は小さく、望ましい感情は大きく出てきます。なるべくイメージの中にリアリティーを持ってやってみましょう。では、中身を理解した所で実践です。様々なシーンに置き換えて何度も練習をし、本当に嫌な出来事があった時にスッと出来る様に訓練しておきましょう。

様々な仕事のシーン

・期待していた注文を失注してしまった時

とても期待していた大口の注文が失注になってしまいました。そんな時にそれをいつまでも引きずっていたら、次の受注には繋がりません。さっさと忘れて、次の物件を探しましょう。

失注した自分の姿を大きな画面に描き、沢山の物件の受注を決めている誇らし自分を小さな画面に描きます。そして、ビューンという音を想像しながら入れ替えてみて下さい。誇らしい自分が画面の前面に出ている事を想像して、次の物件を探しに行きましょう。

・上司に叱責された直後

上司に叱責されてショックを受けている時、いちいち狼狽えていてはその後の仕事に悪影響です。そんな時もスイッシュを上手く使いましょう。

怒られた状況を大きな画面にイメージし、今度は上司に褒められている姿を嬉しい感情とともに小さな画面にイメージします。そして、ビューンという音をイメージしながら、一瞬で入れ替えて下さい。上司に対しても、仕事に対しても前向きになれるはずです。

・プレゼンなどで緊張して恥をかいた時

人前でのプレゼンテーションなどで、あまりにも緊張してしまって恥をかいてしまった時、あがり症というのは失敗事例によって余計にあがりやすくなってしまいますから、恥ずかしい過去はさっさと忘れてしまいましょう。

その時の状況を大画面に描いて、人前で堂々とプレゼンをしている自分の姿を想像しましょう。堂々とプレゼンをしている時の充実した感情もしっかり加えておきます。そして、ビューンという効果音とともに画面の大小を一瞬で入れ替えてしまって下さい。

きっと次回以降のプレゼンで効果が出るはずです。それでも出ないと感じる場合はプレゼンの練習とともに、何度も繰り返して下さいね。

失恋のタイミングで

失恋してショックの渦中にある時、その失恋したシーンを大きな画面に設定し、立ち直った後の自分の姿や、失恋を経験して強くなった自分の姿を想像しましょう。

立ち直った後の姿をどれ位リアルにイメージ出来るかが重要なポイントです。なるべくリアルにイメージをして下さい。そして、同じく大きな画面と小さな画面を入れ替えて下さい。それでもショックから立ち直れない場合は、何度もこれを繰り返しましょう。

人間関係において

友達関係や親との関係が上手く行かない時にももちろん実践出来ます。関係がどの様に上手く行っていないのか、具体的に望ましく無い状況を大画面で思い描き、良好な関係になった状態を小さな画面にリアルに思描きます。そして、またスイッシュをして下さい。望ましい関係になって行くでしょう。

この様に、どんな事にも応用が出来ます。そして、コツは望ましい状態をリアルに思い描く事。細部までリアルに思い描き、スイッシュした後は、その状態に浸って下さいね。

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