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結局プロテインって効くの?飲んだらシュワちゃんみたいな筋肉になる?

なんとなくヤバいイメージがあるけど……

結論から言うと、全然ヤバくありません。むしろ「歴史ある優れた健康食品」ぐらいに思ってください。プロテインの原料は製品によって異なりますが、典型的なものは8~9割がタンパク質、1~2割程度が砂糖などの糖質、微量に含まれるのが脂質やほかの食品でも普通に使われる香料などです。

そう、プロテインとは簡単に言うと名前通りタンパク質を多く含むだけの食品なのです。しかもそのタンパク質はたいてい牛乳か大豆のどちらかからとってきたものです。脂質を牛乳や大豆からとってきたものは、それぞれバター、大豆油と呼ばれて全然危険視されていませんよね?プロテインも全く危険ではない「食品」なのです。

飲んだらゴリゴリマッチョになるの?

絶対に「なれません」もしなれたらこの世から筋力トレーニングは消滅します。筋肉痛が起きるほどハードに筋トレして、食事して、筋肉と筋力をつける。このキツく地道な作業を後押しする効果があるだけなのです。

飲んだらボディビルダーみたいな体になると想像する方が意外と多いですが、彼らは一般人が言葉を失うほどのトレーニングを数年、数十年続けてやっとあれほどの体になっているのです。

じゃあ少しでもいいから、筋肉つくの?

ただ飲むだけではつきません。先述した通り、プロテインは努力を回避できる魔法の食品ではなく、いわば「ただの良質なたんぱく質」です。効果的なトレーニングとセットで飲むとトレーニング効果(筋肉量アップ、筋力アップなど)の向上が期待できます。

これはすべてのことに言えるかもしれませんが、プロテインの効果は人それぞれです。「プロテインで効果的に筋肉がついた!」という方もいますし、筆者(ベンチプレス100㎏は軽く持ち上げられる)のように、正直そこまでの効果はなかったような……」という感想を持つ人もいます。どうも、元から食事で多くタンパク質を摂っている方は効果が薄いようです。

ただ一つ言えることは「劇的な」効果があるわけではないということ。筋肉量アップ、筋力アップの効果があることはもはや疑いの余地はありませんが、過剰な期待は禁物です。

実はダイエットにもいいプロテイン

ダイエットで食事量を減らす方は多いです。そうすると健康維持のための基本的な栄養素である三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)の摂取量がどうしても減ります。脂質、炭水化物は比較的どんな食品にも含まれているので不足しにくいですが、タンパク質は割合不足しやすくあります。プロテインはこの不足分を補い、健康的にダイエットを成立させます。

また、タンパク質は圧倒的に腹持ちがいい栄養素です。タンパク質を多く含むプロテインを飲めば、少ないカロリーでなかなかお腹が減らない、という状況を作り出し、ダイエットが楽になります。さらに、タンパク質はアミノ酸という物質でできていますが、このアミノ酸が減量効果を発揮するという報告が多くあります。このように、プロテインはダイエットにもいいのです。

プロテインを飲む際の注意

実はそんなプロテインにも欠点があります。一気に飲み過ぎるとお腹を下す可能性が大きいのです。プロテインは先述の通りタンパク質を非常に多く含みます。このプロテインを短時間で大量に摂ると消化管がビックリして吸収しきれず、下痢になります。

筆者などは「たくさん飲めば飲むほど筋肉がつくんだい!」とか言って飲みまくっていましたが、そうするたびにトイレで悲鳴を上げていました。プロテインを飲むにつれて慣れが生じ、一度に飲める量は増えてきますが、許容量に気をつけてください。

以上、プロテインについてでした!

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