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優しい人は損をする!?優しいだけだと好かれない理由とは?

あなたの周りに、優しい人はいませんか?もしくはあなたが優しい人かもしれません。優しい人は接する人を和ませ、安心させ、ずっと一緒にいたいと思わせる素敵な温かいパワーを持っています。そして、そういう人は「みんな自分のように優しくなったらいいのに」とさえ思う人もいます。

ですが、世の中をみると、そうした人ばかりではなくイライラする人、無理にテンションを上げてる人、疲れている人など色々なタイプの人がいます。こうした人がいる中で、優しい人というのはときに、イライラした人のイジメのターゲットになったりします。

当たり前を当たり前と思わない

もし、優しい人の優しいところを上手く利用して痛い目に合わせる人やいじめる人などがいたとしたら、あなたはどんな感情が湧いてくるでしょうか。怒りでしょうか、悲しみでしょうか。どちらにしてもあまり良いことには思えないかもしれません。

ですが、世の中にはそうした状況を見るとわくわくしたり、興奮したりする人もいます。こうした人は普通の人からすればとても憎らしい相手に見えるかもしれませんが、このどちらが真実なのでしょうか。

わくわくや興奮を覚える人からすれば、怒りや悲しみを感じている人を理解出来ませんし、怒りや悲しみを感じている人からすればわくわくや興奮を表現している人をやっつけてやりたい気持ちになるかもしれません。

このどちらかに正しい間違っているというレッテルを張るため、戦争などの戦いが起こります。ですが、このどちらも正しいと考えることが出来れば、いちいち出来事によって自分の気持ちが影響されることも少なくなるのではないでしょうか。

こう考えると、優しい人が正しくて怒っている人が間違っているということはないかもしれません。なぜなら、優しい人が優しくなくなれば、怒りを誘うことはないからです。優しすぎる人は、怒っている人の気持ちを理解出来ないことがあります。それが、さらに怒りに火をつける原因であったりもします。

いじめの原因とは?

人を怖がらせることが出来る人がいじめに会うことはあるでしょうか?そんなことはないと思いますが、逆に優しくてほんわかした人がいじめに会うことはあるでしょうか?それはあると思います。

そういう人でもしっかりと自分の立場を主張できる強さを持っているなら素晴らしいですが、自分の立場も相手に任せっぱなしの人は、特にいじめに会いやすいといえます。

なぜなら、いじめにあっても「いじめられてる自分も相手に任せる」と言っているようなものなので、相手の言いなりになってしまいます。ここで大切なのは、自分の尊厳を取り戻すために相手にそんな扱いをすることは望んでいないということを主張しないといけないのですが、その力すらないときがあります。

これが、優しすぎる人のデメリットといえます。この人は、周りの人を和ませ明るくし、リラックスさせる能力がある素晴らしい人で、逆に周りが切羽詰まっている状況のときに自分が全てそのイライラを吸収する役目になるという器の大きい存在でもあります。

ですが、それはやりすぎの場合があります。そこまで周りのネガティブな感情を吸い取ることをしなくても、自分がより自主的に活動することに力を入れれば、周りとのバランスも上手く取れるようになるでしょう。

いじめは、いじめる側にも原因はありますが、いじめられる側にも原因があるといえます。いじめという行動を見るとひどいという感情が出てくるかもしれませんが、もっと視野を広くして見てみると、それはポジティブとネガティブのバランスがしっかり保たれていることと見ることもできます。

ポジティブすぎるところには遅かれ早かれネガティブなエネルギーが向かい、バランスを取る現実が現れることになるでしょう。こう考えると、感情的に見てしまう出来事全てはこうしたバランスが取れていることも分かってくるでしょう。

ネガティブは怖いこと?

なぜ、ポジティブすぎる人がいるかというと、ネガティブが怖いと感じるからです。感情を感じるのが怖いと思っているので、とにかく行動して感情を感じずに走り続けようとします。

ポジティブでほんわかしている人は、自分の感情に正直に向き合わず、とりあえず幸せと感じることでごまかそうとしますが、それによってネガティブな空虚感などが後から押し寄せてくることもあります。

まず意識したいのは、自分の中のポジティブな自分とネガティブな自分に正直に向き合うということです。優しすぎる人は、生まれてからどこかの時点で「そういう自分が一番楽」と思ったはずです。イライラした自分は考えられないと思っているはずです。

ですが、そうしたイライラした自分ともしっかり向き合うことが出来れば、周りの人ともバランスが取れることになります。なぜなら、封印した自分は周りの人から現れることになるからです。

たとえば、イライラした自分はもう見たくないと感情にフタをすれば、イライラした相手を見ると自分はそんな人は認めないと決めたので、相手を理解することが出来ません。

相手を理解出来ればいじめやケンカ、その他のネガティブな行為は生まれませんが、相手を理解出来ないとそうした摩擦が起こります。ポジティブとネガティブの両方を受け入れられるようになれば、本当の意味で自由が手に入るようになるでしょう。

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